作品情報
蒼ざめた馬を見よは、ソ連を舞台にした表題作を含む初期作品集。
蒼ざめた馬を見よは五木寛之による短編集。ソ連を舞台にした表題作を含む初期作品集。政治と芸術、亡命と自由をめぐる緊張を、国際的な視野と乾いた抒情で描く。 受賞対象としての中心は、題材を支える表現の確かさと、同時代の文学・芸術のなかで示した独自性にある。
レビュー要約
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作品の評価は、受賞歴と後年の言及を通じて、題材の強さと表現の持続力に向けられている。読み手には時代背景を踏まえて味わう作品として受け止められている。
書籍情報
- 出版社
- 文藝春秋
- 発売日
- 1974-07-25
- ページ数
- 268ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784167100025
- ISBN-10
- 4167100029
- 価格
- 109 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
近来まれに見る精神宇宙のサスペンスドラマと評された表題作のほか、赤い広場の女、バルカンの星の下に、弔のバラード、天使の墓場を収録して、著者の"初心"を鮮かに示す短篇集。解説・佃実夫
レビュー
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とても良い商品です。
大変良い商品です。ありがとうございます。
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50年経って、どうだ。
作品の背景となった時代より50年以上が経過している。人類の歴史とくらべると一人の人間が生きる期間はとても短い。ソ連という国は今はないが、はたして人間は変わったのか。人類の歴史は個人個人の人の歴史の連なり。小説から学ぶことは多い。 誰しもが自由に簡単に表現できるようになった今、我々は何を考えないといけないのだろうか。
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小説好き、文学好きにおすすめ
高校時代に「青春の門」をむさぼるように読んでいた著者の作品も、最近はエッセイや人生論のようなものばかりを読むようになっている。ロシアを改めて感じたり考えたりするために久々に著者の小説を読んだ。いやあ、面白かった。この作品が出版されていた当時の文学賞はレベルが高く面白い。その後の文学賞は出版社のビジネス的都合が優先されていてハズレも多い。その反省からできた?「本屋大賞」も初期のころは良質で面白い作品だったが、最近はジュニア小説のようで物足りなくつまらない。そんなふうに感じている読者に、ぜひおすすめしたい作品である。
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40年前からのタイムカプセル
1967年から1970年にかけて発表され、第56回直木賞を受賞した「蒼ざめた馬を見よ」を始めとした作品を集めた短編集。それぞれの話で描かれているのは、東西の静かな戦争、大戦後20年を経て始まった平和な新しい生活と過去から伸びてくる逃れられない戦争の手の間でもがく人々の姿だ。 かなり昔の作品であるが、今でも面白く読む事ができる。この作品の良いところは、風化しがちな「時代の空気」がタイムレスに届けられているところだ。スパイや反社会主義者による策略、この時代に作者自身が持っていた反骨精神と言ったものは、大抵は安っぽくなってしまう。しかし本作については例外的に、そうした事がリアリティを持っていた時代の空気が真空パックでもされたかのように風化をしていない。 40年前の五木寛之が地中に埋めたタイムカプセルを開けたような気分になる短編集である。
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若い人にもすすめたい
表紙はロシア人美女、そして蒼ざめた馬。聖書の文章からの題名です。五木寛之のストーリー作りの上手さはずば抜けていると思う。昔読んだ仏教のエッセイのイメージが強かったが、この本から読んで、この方の小説にはまっています。他の小説では長編「朱鷺の墓」もすごくいいが、本屋にはないので図書館へどうぞ。
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表題作よりその他が面白い。
・だいぶ前に『蒼ざめた馬を見よ』を読んでいました。今回で2回目ですが、最初に読んだ時と同じ印象で、へたな作り話のように感じました。 ・表題作よりも『天使の墓場』や『夜の斧』のほうが、先を読みたいという気持ちにさせてくれました。
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色あせない作品
ソ連時代を知らない人でも世界観は分かると思う。
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楽しめた
昔読んだのですが、今回再読でも満足しました。