作品情報
青玉獅子香炉は、中国趣味と推理の味わいをあわせ持つ表題作を中心にした作品。
青玉獅子香炉は陳舜臣による短編集。中国趣味と推理の味わいをあわせ持つ表題作を中心にした作品。美術品をめぐる謎から人間の欲望と歴史の陰影が浮かび上がる。 受賞対象としての中心は、題材を支える表現の確かさと、同時代の文学・芸術のなかで示した独自性にある。
レビュー要約
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作品の評価は、受賞歴と後年の言及を通じて、題材の強さと表現の持続力に向けられている。読み手には時代背景を踏まえて味わう作品として受け止められている。
書籍情報
- 出版社
- 文藝春秋
- 発売日
- 1977-11-25
- ページ数
- 245ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784167150044
- ISBN-10
- 4167150042
- 価格
- 400 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
動乱の世には眼もくれず、佳人の面影をひたすら託した自作の玉器を、ひとすじに追い求める工芸師の三十余年にわたる執念を描いた直木賞受賞作はじめ秀作五篇収録
レビュー
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陳舜臣先生を有名にした書
時代背景と登場人物の生きざまがよくえがかれていて、事件後70年の現在でもその意義は深い。
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書籍情報
収録作:年輪のない木、太湖帰田石、小指を追う、カーブルへの道、青玉獅子香炉 備考:表題作は第60回(1968年下半期)直木賞受賞作 解説:足立巻一 カバー:長谷川淑子
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直木賞作品
「年輪のない木」「太湖帰田石」「小指を追う」「カーブルへの道」「青玉獅子香炉」の5篇が収められている。 「青玉獅子香炉」は昭和43年下半期の第60回直木賞受賞作。他の4篇も近い時期に書かれたもの。 「青玉獅子香炉」は確かに読み応えのある作品だ。故宮博物院の宝物をモチーフに、人間の悲喜劇が描き出されている。物への執着と、男女の交感が見事に一体化されている。結末の余韻もいい。 そのほかの作品も、いずれもレベルが高い。 読む価値のある一冊だ。