日本の文学賞

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牡丹さんの不思議な毎日 (あかね・ブックライブラリー 12)

産経児童出版文化賞

牡丹さんの不思議な毎日 (あかね・ブックライブラリー 12)

柏葉幸子

牡丹さん一家が、幽霊のおばあさん・ゆきやなぎさんと暮らすことになる児童文学。温泉街を舞台に、不思議な来訪者たちと人情味のある毎日が描かれる。

児童文学幽霊温泉街

作品情報

幽霊のおばあさんと暮らす毎日が、家族を少しずつ変えていく。

柏葉幸子らしい、日常に不思議が入り込むファンタジー。怖さよりも温かさを前面に、家族と町の人々の関わりを描く。

レビュー要約

  • 読者の反応は確認できる範囲では多くないが、題材の鮮明さと語り口の個性を評価する声がある。展開や設定の癖は好みが分かれる。

書籍情報

出版社
あかね書房
発売日
2006-05-01
ページ数
174ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784251041920
ISBN-10
4251041925
価格
1430 JPY
カテゴリ
本/絵本・児童書/読み物/SF・ファンタジー

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レビュー

  • 素晴らしい

    柏葉作品のキャラクターの優しさは、きりりとしていて気持ちが良いです。 牡丹さん家族、温泉街の人々、人間ではない者達。三者の交流が鮮やかに描かれていて、きりりと温かい物語です。

  • 牡丹さんの不思議にやられました

    この本は一体どの年齢層に向けて書かれたのだろう?読み進めながら何度かこの疑問が頭をよぎりました。そのくらいこのお話は、ありきたりな児童書とは一線を画していると言えます。主人公は牡丹さん(主婦、というか怖いモン無しのオバサン)、幽霊とは利害関係からつきあいがはじまり、家族同然のつきあいにまで発展していく。幽霊は控えめながらも向上心をもって人生を楽しもうとする。基本的には楽しいフィクションなんだけど、周りの人とのやりとりから人間の持つ深い淵が見え隠れし、深いメッセージが織り込まれているのです。普通はこうだろう、という期待を全部無視して、どんどん作者のペースで話が進み、読み終えたときには、牡丹さんなみに物事に対する先入観がなくなっていて、どんな人生でも有りのままを受け入れてやろう、というパワーと熱意がみなぎってくるのは、題名にあるとおり「牡丹さんの不思議」です。

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