三色パンダは今日も不機嫌
ぐうたらな羽村の部屋に、おでこに茶色い毛を生やした三色パンダが突然やって来る。居候のパンダは不機嫌に命令を重ね、やがて心の闇を抱えていることをのぞかせる。
作品情報
不機嫌な三色パンダが、日常に奇妙な波紋を起こす。
ユーモラスな珍客譚として始まりながら、心の不調や孤独をにじませる作品。軽い会話と奇妙な設定で、現実から少しずれた共同生活を描く。
レビュー要約
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ユーモラスな設定の奥に孤独や心の不調を置いた点が印象に残る。軽妙さを楽しむ声がある一方、展開の荒さを気にする読者もいる。
書籍情報
- 出版社
- 武田ランダムハウスジャパン
- 発売日
- 2008-03-20
- ページ数
- 240ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784270003206
- ISBN-10
- 4270003200
- 価格
- 100 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
第1回ランダムハウス鵜講談社新人賞 優秀賞受賞作 だまされた、と思って、最後まで読んでください。 きっと気づくはずです。これが「ちょっとしたファンタジー」ではなく 「とんでもないファンタジー」だってことに! ――高橋源一郎氏(作家) おかしくって、少しワル。大人のための「パンタコパンダ」 ――大森望氏(評論家・翻訳者) ふてぶてしい奴が、やってきた! 三色パンダの特徴 1.いつも不機嫌 2.主食は雑草(笹はNG) 3.ドレッシング(雑草用)にはこだわりがある 4.詩の朗読が日課 5.精神科に通院中 おいらは三色パンダ。 今日からここに住むことにしたから。 おでこに茶色い毛を生やした三色パンダが突然、 ぐうたら男の羽村氏のアパートにやってきた。 勝手に居候を始めた三食パンダは、いつもイライラしていて、 羽村氏にあれこれ命令する。 「おい羽村!ドレッシングよこせ」 「おい羽村!クーラー入れろ」 そんなある日、三色パンダが「精神科に通いたい」と言いだした。 ないやら人知れない、心の闇を抱えている様子で・・・・!?
葉村亮介 1970年生まれ。 2007年『三色パンダは今日も不機嫌』で 第1回「ランダムハウス講談社新人賞」優秀賞を受賞。 数年引きこもり期間を経て、35歳の秋、小説家になろうと決意する。 好きな動物・・・もちろん、しろくま 嫌いな動物・・・ナマケモノ 特技・・・怠けること、ボーッとすること、なにもしないこと
関連する文学賞
- ランダムハウス講談社新人賞 第1回(2007年) ・優秀賞