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卒業のための犯罪プラン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

『このミステリーがすごい!』大賞

卒業のための犯罪プラン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

浅瀬明

卒業を控えた大学生が、ポイントで回る学内社会の不正を暴こうとして、巨大な仕掛けに巻き込まれる。

大学不正コンゲーム

作品情報

卒業を控えた大学生が、ポイントで回る学内社会の不正を暴こうとして、巨大な仕掛けに巻き込まれる。

卒業を控えた大学生が、ポイントで回る学内社会の不正を暴こうとして、巨大な仕掛けに巻き込まれる。。

書籍情報

出版社
宝島社
発売日
2024-03-06
ページ数
288ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784299052308
ISBN-10
4299052307
価格
790 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

2024年第22回『このミステリーがすごい!』大賞文庫グランプリ受賞作! 「他人からの評価を可視化するアイデアをコンゲームのネタに使っているところがうまい。エンターテインメントとしてたいへんよくできている」大森 望(翻訳家・書評家) 「ユニークな設定、文章力、テンポもよくて一気読み。さまざまな人物が有機的に連なっていく過程も面白かった」瀧井朝世(ライター) 「軽妙ライトノベルタッチで展開するキャンパス・サスペンスで、キャラも立っているし呈示される設定もユニーク」香山二三郎(コラムニスト) ビジネスセンスを備えた人材の育成を目指す木津庭商科大学では、学食等での支払いのみならず、家賃の支払いや単位の売買にも使用できる「ポイント」を獲得するため、学生たちがしのぎを削っていた。そうした大学において、サークルとは、共通の趣味のために存在するのではなく、事業を行うために存在していた。 家庭の都合により、突如残り半年で卒業しなければならなくなった2年生の降町歩は、不正にポイントを稼ぐ者たちを摘発する「監査ゼミ」に所属する。家庭教師サークルを装いガールズバーを運営していると噂が出ているサークルに調査に行くが、逆に取り込まれ……。 単位は買ってでも取得しろ。大学卒業をかけた、一世一代の大仕掛け!

レビュー

  • クオリティーが高い

    ポップな表紙に違わず読みやすい文章、親しみのあるキャラクター。 でもそれだけでなく、しっかりクオリティーも両立されている。 学内通貨=ポイントを巡る物語。 黒河の圧巻の思慮深さと、ビジネスに面白みを見出す主人公の序盤とのギャップが魅力的。 めちゃくちゃ面白かったです!

  • 大学のあり方が面白い!

    大学が社会の縮図のようになっている中で半年で卒業しないといけない降町が、高校の頃の先輩である黒河を頼るものの自分が考えたアイデアにハマッていく降町と野心を持っていた黒河のやり方の対比が面白かった。ただどちらも女の影がちらつくのが私個人としてはモヤモヤした

  • 卒業のためには、手段を選ばず

    卒業するためには、犯罪もあり。あらゆる罠をすり抜けて、卒業を目指せ!

  • 発想はいいがキャラクターがやや薄っぺらい

    主人公の思惑はわからなくもないが、そこに感情をほとんど感じれない。 彼が三賢人とのインタラクションも単調な感じがする。 小説の最初と最後が面白かったが、黒川こそが裏の主人公という感じがする。

  • ライトな学園ミステリーと思うなかれ!

    いわゆる謎解きをしていくミステリーではない。 大学内だけで使える仮想通貨やポイント制を採用し、「単位」すら売買できるという大学を舞台にした物語。 騙すか騙されるかのコンゲーム小説だけに、テンポが良く、非常に面白かった。 タイトルからは楽しい学園青春モノに思えるが、需要と供給の関係で価値が上がったり下がったりする単位に翻弄される様は、株価に翻弄されるビジネス読み物的な側面ももちあわせている。 それどころか、損か得か?幸福とは何か?SNS全盛の社会でどう生きていくべきか、こうした世の中をどうとらえるべきか、という問いかけも、 サラリと行われ、考えさせらえる。軽いけど重い、面白いけど考えさせもするという不思議な一冊。

  • 犯罪ではない,コンゲームっぽい青春小説

    ※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 受賞時からの改題(『箱庭の小さな賢人』)は,わかりやすかったと思いますが, 犯罪が行われるわけでもないのに,『犯罪プラン』は,少し大げさに感じられます. また,この賞のあるあるになりますが,事件が,犯人がのミステリーではなく, 序盤,ある人物のエピソードが語られた時は,そちらへの期待も膨らみましたが, 結局は切れ者だっただけで,あってもなくても…なフリだったのは否めないところ. このほか,多くの人物が関わりはしますが,個々の掘り下げは浅く,薄味に映り, 大学でのコンゲーム的な展開も,読みやすかったですが,頭脳戦とまでは言い難く, 幸福や損得など,著者の価値観みたいなものが,前に出てくるのが引っ掛かりました.

  • タイトル詐欺。読んで時間の無駄になった。

    ミステリーも犯罪もなんにもないです。 良くも悪くも青臭い大学生達が、達観した風な人生観をだらだらと吐きつつ、特殊な制度を取り入れている大学内でいかに稼ぐか。 を、延々やっている話。 しかも、とてもつまらなかった。 ほぼセリフだけで話を進めていく上、主人公が人に対して恩とか仁義とかを全く意に介さない、胸くそ悪い性格で最悪だった。

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