作品情報
遠い土地の光景が、関係のひずみをいっそう濃く浮かび上がらせる。
河出書房新社から1986年12月に刊行された単行本。モロッコの風光を織り込みながら、関係の揺れや内面の陰影を描く作品として知られる。
書籍情報
- 出版社
- 河出書房新社
- 発売日
- 1986-12-01
- ページ数
- 176ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784309004549
- ISBN-10
- 4309004547
- 価格
- 18 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
Amazon.co.jp: 零れた言葉 : 岡本 澄子: 本
レビュー
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フランス心理小説のまねか
明子という女とアフラートというアルジェリア人との不倫? になりそうな話。明子には裕という夫と克行という息子がいるが裕はシモーヌと浮気していて、パリにいる。明子と克行はアルジェリアのアフラートと、明子の姉らしいその妻理恵のもとを二週間訪ねる。二人には三人の子供がいる。分かりにくい書き方をして文学的効果を狙っているが、空疎である。ひたすら明子とアフラートの会話と心理描写が続く。結局明子と克行はパリに帰っておしまい。まあ「エーゲ海に捧ぐ」もこんな感じだったが。
関連する文学賞
- 文藝賞 第23回(1986年) ・受賞