書籍情報
- 出版社
- 河出書房新社
- 発売日
- 2002-12-01
- ページ数
- 201ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784309015163
- ISBN-10
- 4309015166
- 価格
- 149 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
第39回(2002年) 文藝賞受賞
レビュー
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うーん、どうだろか?
今更ながら読んでみた。 選考委員の保坂氏曰く、『勢い』はある。 でも、リアリティーがない。 主人公はヤクザの息子だが、本物のヤクザを相手に冷静すぎる。そんなわけないの連続。 あまりにもリアリティーがないので夢オチかと思ったほどだ。 文体は戸梶圭太、主人公のキャラは金城一紀『GO』の模倣に感じた。 先のレビューでも書かれているが、心に残るものがなかった。 何箇所か日本語の使い方を間違えているのも気になった。 そのほか、登場人物であるすみれさんの年齢が26とあり、主人公より6つ上という間違いも気になった。
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目が離せない人ですよ。
読み始めた当初、正直いってあまりテンションが上がらなかった。まず右手がカニのハサミ状になっているビリィの正体がなんなのかわからないまま進んでいく物語にちょっと不満だったし、作者の用意する言葉の奇抜さが鼻についてなかなか入り込めなかった。 しかしそんな不満も44ページで拳銃が登場した瞬間、一気に解消されることになる。はっきりいってここからの展開は凄い。思いもよらない展開にのけぞってしまった。そうなってくると不思議と作者に対して抱いていた不信感が改善されていくから我ながら勝手なものだと思う。本書はまったく新しいわけでもないのだが、すごく新鮮でかなりおもしろい。先を読ませない展開が、これほど気持ちよくこちらの予想を裏切ってくれるのもめずらしい。そういった意味では、ここに描かれる一連の出来事は多分にミステリ的だともいえるだろう。それが証拠に、ラスト近くでは一度ならずアッと思ったくらいだ。 荒削りなクセに妙に計算高く、かといってそれが足枷になるわけでもなく話はとどまることを知らず大きくふくらんでゆく。う〜ん、これはいいですぞ。過激な暴力描写に辟易する人もいるかもしれないが、ぼくはこれを肯定する。 いったいどこへ行き着くんだと思うくらい自由奔放に広がっていく快感がたまらない。 こんな奴いないだろうと思っていても、それがリアルに感じられるから不思議だ。まさしく稀有な才能。ちょっと目が離せない人ですよ、この人は。
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是非読んでくださぃ!!
この本を見つけたときはじめは表紙の奇抜な絵に惹かれました。そして実際読んでみると中身もまた個性的で次のページをめくるのが楽しみなんだけどドキドキしてしまって一日で読みきるのはもったいなくて5日ほどかけて大事に読んでしまいました。内容は読んでからのお楽しみですが、とにかく主人公の男の子がさめていてかっこいい!!若い人から大人まで幅広い世代の人が読んで楽しめる作品だとおもいます。
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いい悪いはまあ、人次第かもだけど
うーん、私は駄目。読みやすいけど終わり方も駄目だし、全体的に 得るものも残るものも無いかんじで駄目。戸梶圭太が好きな人は好きかも。 人がモノみたいにどんどんぐしゃぐしゃになってもいい人は大丈夫 ぱっと目の文体は舞城王太郎を好きな人もいけるのかな? だけど舞城王太郎程心に残る一文は無いかな・・・
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まじでオススメ!!一気に読める!!!
本屋でこの表紙がめだっていたので手にとってみたのですが、「文藝賞受賞作」ということだし、買って読んでみました。 内容はまさに「エンターテインメント」というジャンルですね。次に何が起こるのか、今何が起こったのか、ワクワク(笑)させてくれる作品でした。文藝賞という賞がどのような賞なのかはよく知りませんが、「こりゃ~、賞も取れるよな~。」と思いました。都会から来た主人公が、田舎の不良たちを結構冷めた目で見ている部分なんかには共感してしまいましたね。 戸梶圭太さんの作品に通じるものがあるかと思います。(もろに戸梶作品に似ているとも思いませんが。)戸梶ファンの方には是非読んでみてもらいたいです。
関連する文学賞
- 文藝賞 第39回(2002年) ・受賞