書籍情報
- 出版社
- 光文社
- 発売日
- 2018-02-15
- ページ数
- 347ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784334912062
- ISBN-10
- 4334912060
- 価格
- 1650 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
歌舞伎町の風俗店<天使と薔薇>でセキュリティをするコウと、淫乱で狡猾な美少女ユコは、わけあって闇の世界から逃亡し海辺の団地に潜伏する。危ない女とやっかいな女の奇妙な共同生活。生まれ変わった女二人に安息の日々はくるのか。熱量とスピード感に圧倒される受賞作。
レビュー
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感動、胸いっぱい、好き!
のっけからショッキングな出来事がスピーディーに展開され、のめり込んで読んだ。ほかのことをしている時間にも、早く続きが読みたかった。物語がどんどん動くし、主人公にいちいち共感できるので、厚さのわりにあっと言う間に読了。 うわ~っ読んで良かったあ!!! そんで、 こ、こ、この人、何者? 新人とは思えない文章だし、教養っていうか、知識の幅もすごい。たしか「主婦」のはずなんだけど、どこでこれほどの力(描写、知識、構成、魅力等)を身につけたんだろう? 女のハードボイルド、私は好きだなあ。 もっともっと、この人の作品を読みたい。読むのが間に合わないぐらい、書いて欲しい。
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デビュー作としては上々の出来ではないかと思います
日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作らしく正統派といえるハードボイルド小説。冒頭から展開がスピーディーで、主人公がどんどん追い込まれていく様は、掴みは十分といったところ。 中盤にかけての人間関係の構築や交流、追想は、終盤に向けての準備と読み取れますし、ラストもしっかりと意外性が用意されていて楽しめます。
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おまけの4ツ星
歌舞伎町で物騒な暮らしをしているコウが、ある仕事の依頼を受け医者の家を訪ねると殺し屋に襲われる羽目に。 現場にいたユコとの逃避行劇が始まる。長閑な日は暫く続いたが、やがて・・・という話。 最初はスピーディーな展開だが、安穏な時期が長くやや中だるみしてしまう。 最後もややご都合主義な傾向があるが、まあギリギリ及第点という感じか。 アクション要素がもっとあれば緩急がついて良かったと思うが。