作品情報
恋愛時代は、受賞歴を通じて読み継がれる野沢尚の作品である。
恋愛時代は、野沢尚の関心が凝縮された作品として、文学賞の選考で評価された。読者は題名に込められた問題意識を手がかりに、作品世界の背景と登場する人々の関係を追うことができる。
書籍情報
- 出版社
- 幻冬舎
- 発売日
- 2001-02-01
- ページ数
- 388ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784344000568
- ISBN-10
- 4344000560
- 価格
- 1673 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
26年前、北の大地に蒔かれた悲劇の種子。孤独と絶望を抱えた男は、巨大な財力を築き、金だけを武器に壮絶な復讐の階段を昇り始める――。飢えればこそ、愛を信じた者たちの奇跡を紡ぐ驚嘆のミステリー!
レビュー
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泣きました!喜びました!
忘れることのない作品になりました。
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おもしろかった上下巻ともよかった
わくわく読みました 最後死んじゃうのは どーかなーと思ったけど まぁこれで すべて まるくおさまるから よかったかな!
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悲しい。
最後がとても悲しい。上中下とここ数日楽しませてもらえました。
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読み物として、おもしろかったです!!
読みましたよ。じっくり、上中下。 下の三分の二まで、主人公の柏木と言う人に 魅力を感じてました。面白く読ませてもらいました!! でも、私、最期このパターンの話って、がっくりくる のです。 なんだ、やっぱり、勝手な人なんだなって、ちょっと残念。 否定はしませんが最期の最期に、あらら????なにこれ?って・・ 友達が純愛だと言ってましたが、違うと思います。 亜木子って、そんなにいい女か?信念も貫けず、自分で切り開こう とせず、男のおかげで生きて、でもその男を裏切る結果になってる。 特に未央さんのこと、ものすごい裏切りですよ。 この代議士さん、あんまり好きな人間じゃないけど、この人、相当ショックだったと思うよ。 妻としても、母としても、そして最期には人間としても二流 じゃん?亜木子って。。。 ただ見た目がちょっと綺麗だっただけじゃん?って。。。 柏木が死んだら俺も死ぬ、って言ってた彼はどうしたの? 英子って人との関係はどうだったの?奈緒子さんのことは どうしたの? 自分で自分を精算するつもりの葦だったのでしょうが、 最期にそれやっちゃったら、全然精算できてないって。。。 ま、話としては、最期こうするしかなかったのでしょうけどね。 だけど、結末以外は、読み物としてはおもしろかったです。 楽しませてもらいました。
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意外な結末に思わず涙
(中巻のレビューの続き) 証拠固めの段階に入った桑田の捜査も、柏木が成し遂げようとする計画も、時間との戦いになる。そして、一馬と柏木の腹心・児玉の動向が大きな鍵を握り、先の見えない展開となる。桑田の執念は実るのか。そして柏木が成し遂げようとしたことは…。 上巻を読み始めた頃は、ハードボイルドと思っていた作品なのだが、エピローグは完全な純愛小説である。それも愚直なまでの純愛と言っていいと思う。あまりにも意外な展開に、不覚にも涙が…。そして、やり切れなさの残る余韻が何時までも尾を引く。近年まれに見るすばらしく質の高い作品である。
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何度も読み直した小説なんて記憶にないです
昨年秋でしたか、日経新聞の週末版に、この書籍の紹介が出ていました。 「ぜひ訪れたかった」と北海道の舞台の地を訪れた人が少なからずいて、と。バイクで訪問した、等々。そんなに素敵な所なのだろうか、と北海道に魅かれる思いと、一方で小説の紹介としての「復讐」の活字。バイク、北海道、復讐、事業。。。 私を惹きつけるストーリーでした。もちろん読者それぞれの琴線に触れるものがあるないは差異あると思います。でも面白かったです。遅ればせながら、愛馬たる自分のバイクで訪れてみたいです、絵笛を。
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男のロマンが匂いたつ!
父も愛する女性もなくした男が、復讐に燃え、財をなす。しかし、その影で起きる殺人事件。彼の過去に何があって、彼が守ろうとしたものは何なのか? 彼の前に現れる、意外な人間たち。 真実を知りたいゆえに、上・中・下巻を一気に読み終えました。 男性にも女性にも楽しめる内容です。 主人公はともかく、彼を愛する亜木子の結末にどうも納得できないこと、事件を追う刑事のくだりが、既に読者が知りえたことをなぞらえる展開だったあたりが星一つ減点です。
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よい作品だが、結末には少し残念
父親と牧場、そして「天国への階段」を一緒に上ることを約束した最愛の恋人亜木子をも奪われ、失意の元に北海道を後にし、上京した柏木圭一郎。26年の歳月がたち、実業家として財をなした柏木は、彼からすべてを奪った江成への復讐劇を開始する。しかし、心ならずも片棒を担ぐ羽目になった犯罪が原因で、人生の歯車が狂い始めてくる。中巻では家のために自分を捨てた亜木子を26年たっても恨みきれない柏木と、26年間柏木への罪の意識を持ち続けた亜木子が、絵笛で劇的に再会し、下巻に突入する。 下巻では、柏木の復讐の行方と、一方桑田らによる捜査が交互に描かれる。そして、柏木の息子と娘の存在を本人が知ることとなり・・・。 文庫化に伴い、数年ぶりに再読したが、やはりページをめくる手を止めることができず、特に下巻は一気に読み終えてしまった。 しかしながら、本作の結末については賛否両論あるように思う。私自身は、もう少し別の終わり方を期待していた一人である。「傷ついた葦」は「天国の階段」を誰と登ることができるのか。最後の10数ページは、ちょっと力業がすぎないか?もう少しページを割いてもよいし、別の終わり方でもよいのではないか?という意見を私以外にも抱く人はいるのではないだろうか。しかし、このような感想を持つこと自体、本作に引き込まれた証拠かもしれない。いずれにせよ読んで損のない作品である。
関連する文学賞
- 島清恋愛文学賞 第4回(1997年) ・受賞