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抗蒙の丘: 三別抄耽羅戦記

歴史文学賞

抗蒙の丘: 三別抄耽羅戦記

金重明

『三別抄耽羅戦記』は、『抗蒙の丘 : 三別抄耽羅戦記』の表題作として刊行された歴史小説である。日本襲来を前にした朝鮮半島での蒙古軍との戦いと、戦火に巻き込まれる人々を描く。

高麗蒙古三別抄戦争歴史小説

作品情報

蒙古軍に抗した三別抄の戦いを、人々の運命から描く歴史小説。

新人物往来社から2006年6月に刊行された短編集『抗蒙の丘 : 三別抄耽羅戦記』に表題作として収録。CiNii で ISBN 4404034083、232ページを確認した。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2006-06-01
ページ数
232ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784404034083
ISBN-10
4404034083
価格
1193 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

Amazon.co.jp: 抗蒙の丘: 三別抄耽羅戦記 : 金 重明: 本

レビュー

  • 広い視野を持った力作です

    表題作はわが国では鎌倉後期、例の「蒙古襲来」直前の激動の時代が背景にある。 高麗(こうらい)王朝時代の朝鮮を侵略した蒙古占領軍とその蒙古に屈服した自国の朝廷に反旗を翻した勢力があった。「三別抄(サンピョルチョ)」だ。彼らが最期の拠点にしたのが耽羅(たんら)、今の済州島(チェジュド)だ。わが国の長崎県の対馬とまるで兄弟のような位置にある島だ。この島には今も独特の丘がある。オルムと呼ばれる。 作者はこう言っている。「オルムの頂で、来るはずのない日本の援軍を待ちながら絶望的な戦いを展開した三別抄の将兵に思いをはせたのがこの小説に結晶しました。」 名も無い元・官妓と、元・奴婢(ぬひ)の男の出会いを軸にして展開される物語は歴史の空白を埋める力作だ。 何より、国家の枠に縛られない歴史認識は、今こそ求められる。

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