日本の文学賞

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歴史文学賞

れきしぶんがくしょう

歴史をテーマにした文学作品を対象とする日本の文学賞。

文学賞歴史
創設年
1976
主催
新人物往来社
カテゴリー
ジャンル小説
選考方式
公募
受賞対象
不問
開催頻度
年1回
賞のステータス
終了

説明

1976年から2007年まで新人物往来社が主催し、歴史を題材とした文学作品を公募・表彰していた文学賞。2008年度をもって終了した。

過去の受賞者

該当なし
賀名生岳 がなお たける 受賞
風歯(ふうし)

『風歯(ふうし)』は賀名生岳による受賞作。作品は賞の対象分野に沿って、人物の選択、時代背景、感情の変化を中心に読ませる。

『風歯(ふうし)』は、賀名生岳の作風と受賞年の評価を伝える一作である。

歴史小説時代人間ドラマ
野田真理子 のだ まりこ 受賞
孤軍の城

戦国・城郭をめぐる状況を背景に、孤立した城とそこに生きる人々の緊張を描く歴史小説。歴史文学賞受賞作として知られる。

孤立した城に、人の意地と時代の圧力が集まる。

歴史小説戦国
金重明 かねしげ あきら 受賞

『三別抄耽羅戦記』は、『抗蒙の丘 : 三別抄耽羅戦記』の表題作として刊行された歴史小説である。日本襲来を前にした朝鮮半島での蒙古軍との戦いと、戦火に巻き込まれる人々を描く。

蒙古軍に抗した三別抄の戦いを、人々の運命から描く歴史小説。

232ページ
高麗蒙古三別抄戦争歴史小説
葉室麟 はむろ りん 受賞

尾形光琳の弟で陶工として生きた尾形乾山を描く歴史小説。芸術に生きる兄弟の葛藤と、才能を信じ続ける者の孤独を、端正な筆致で浮かび上がらせる。

光琳の影を背負いながら、乾山は自分の器を焼き続ける。

302ページ
歴史小説芸術兄弟陶芸
岩井三四二 いわい さんしに 受賞
村を助くは誰ぞ

「村を助くは誰ぞ」は岩井三四二による文学作品。凝縮された言葉の運びや主題への向き合い方を通じて、作者の表現の特色を伝える受賞作である。

「村を助くは誰ぞ」は岩井三四二による文学作品。

受賞作現代文学
植松三十里 うえまつ みそり 受賞
桑港にて

植松 三十里の『桑港にて』は、歴史文学賞の受賞作として知られる作品。題名が示す世界を軸に、人間関係、記憶、時代の空気を描き、受賞対象としての完成度を備えている。

桑港にては、歴史文学賞の受賞対象となった植松 三十里の作品。

447ページ
受賞作現代文学人間関係
松浦節 まつうら せつ 受賞

『伊奈半十郎上水記』は、関東郡代をつとめた伊奈家を描く連作短編集である。治水と上水をめぐる行政の現場から、庶民に寄り添おうとする伊奈半十郎と伊奈忠尊の奮闘、幕府権力との軋轢を描く。

水を治める仕事を通して、民に寄り添う武家の矜持を描く歴史小説。

312ページ
関東郡代治水玉川上水江戸時代民政
乾浩 いぬい ひろし 受賞
北夷の海

『北夷の海』は、乾浩による作品。歴史文学賞で受賞となった。

歴史文学賞で評価された『北夷の海』。

受賞作文学賞作品
城野隆 しろの りゅう 受賞

「妖怪の図」は城野 隆による歴史文学作品です。新人物往来社から2001年に刊行が確認でき、受賞対象として扱われています。

歴史文学作品として受賞歴を持つ「妖怪の図」。

341ページ
歴史文学受賞作
渡辺房男 わたなべ ふさお 受賞
桜田門外十万坪

桜田門外の変をめぐる時代の空気と、政治の渦中に置かれた人々を描く歴史小説です。

桜田門外の変をめぐる時代の空気と、政治の渦中に置かれた人々を描く歴史小説です。

歴史小説桜田門外の変幕末政治
間真里子 あいだ まりこ 受賞
天保の雪

『天保の雪』は、間真里子による作品で、歴史文学賞の対象となった。 題名が示す主題や人物・場面を軸に、同時代の読者へ向けた表現を展開する。

天保の雪という題名から、作品の中心にある情景や問いが立ち上がる。

作品歴史文学賞同時代文学
別所真紀子 べっしょ まきこ 受賞
雪はことしも

歴史のなかに生きる人々の情感を、雪の季節感とともに描く時代小説です。

歴史のなかに生きる人々の情感を、雪の季節感とともに描く時代小説です。

296ページ
作品紹介
風来某 ふうらい ぼう 受賞
孤愁の仮面

『孤愁の仮面』は、受賞対象となった文学作品です。人物の選択、時代や場所の空気、心情の揺れを通して、作者の主題意識を読者に伝えます。

人物と時代の気配を通して、作者の主題が浮かび上がる作品です。

文学人間関係時代心情
東秀紀 ひがし ひでき 受賞
鹿鳴館の肖像

『鹿鳴館の肖像』は東秀紀による作品で、historical-literature-awardの1994年回で評価された。作品名と著者名で単行本・文庫・収録書籍の有無を確認したうえで、確認できた範囲の作品情報を示す。

鹿鳴館の肖像は、東秀紀の創作や批評の特色が受賞時に注目された作品。

受賞作1994年文学
梓澤要 あずさわ かなめ 受賞
喜娘

『喜娘』は、梓澤要による文学作品です。歴史文学賞の受賞対象として扱われ、作者の関心や表現の特徴がまとまって示された作品です。

梓澤要の表現を知る入口となる文学作品です。

322ページ
文学作品歴史文学賞受賞作
風野真知雄 かぜの まちお 受賞

明治初期を背景に、妖怪と恐れられた鳥居耀蔵ら歴史上の人物を題材にした時代小説集。時代の転換点に取り残された者たちの意地と滑稽さを、軽快な語りで描く。

『黒牛と妖怪』は、作者の視線と文体が凝縮された一作である。

287ページ
時代小説明治短編集
鳴海風 なるみ かぜ 受賞

『円周率を計算した男』は鳴海風の和算時代小説集。建部賢弘ら江戸の数学者を主人公に、数を究める情熱と時代の制約を物語化する。

円周率へ挑む和算家たちの知的な熱を、時代小説の情感で描く。

384ページ
和算江戸時代数学歴史小説
狩野あざみ かの あざみ 受賞

秦の始皇帝暗殺未遂で知られる博浪沙の故事を題材にした歴史小説。古代中国の政争と刺客の志を背景に、正史の隙間にある人間の激情と運命を描く。

古代中国の砂塵のなか、暗殺の一瞬に賭けた人々の運命が交錯する。

294ページ
歴史小説古代中国暗殺始皇帝
該当なし
江宮隆之 えみや たかゆき 受賞

『経清記』は江宮隆之による作品で、歴史文学賞の1988年回で選ばれた。受賞作として、作者の関心や表現の特徴を伝える一作である。

歴史文学賞で選ばれた江宮隆之の『経清記』。

211ページ
受賞作現代文学作者の表現
該当なし
浅田耕三 あさだ こうぞう 受賞
首化粧

浅田耕三の歴史小説。首実検や武家社会を連想させる題名のもと、戦乱の時代における名誉、死、権力の残酷さを描く。

戦乱の時代の死と名誉を、鋭い歴史小説として描く。

歴史小説戦国武士権力
内村幹子 うちむら みきこ 受賞

『今様ごよみ』は、内村幹子による物語作品で、人物の選択と土地や時代の空気を重ねながら、人間関係の陰影を描く。受賞対象として確認できる単行本があり、読者は筋の展開だけでなく、背景に置かれた社会や生活の手触りも追うことができる。

今様ごよみは、受賞時の評価対象となった作品性を、時代・表現・読者への届き方の面から伝える。

270ページ
歴史小説江戸の暮らし季節のうつろい
高市俊次 たかいち しゅんじ 受賞
花評者石山

郷土俳人を題材にした歴史小説。地域文化の記憶と人物像を重ね、地方に残る文芸の系譜を物語として掘り起こす。

地方に息づく俳諧の記憶を、人物の生涯として描き出す。

歴史小説俳諧郷土人物伝
篠田達明 しのだ たつあき 受賞
にわか産婆・漱石

夏目漱石をめぐる明治の空気を、医療や生活の視点も交えて描く歴史小説。よく知られた文学者像に、時代の現場感を重ねている。

にわか産婆・漱石は、篠田達明の表現世界を知るうえで重要な歴史小説である。

夏目漱石明治医療と文学
該当なし
川上直志 かわかみ なおし 受賞
氷雪の花

川上直志による受賞作。作品名と受賞文脈から、当時の創作活動を示す一作として扱われる。

氷雪の花は、川上直志の受賞歴を代表する作品の一つ。

泉淳 いずみ じゅん 受賞
火田の女

土佐の歴史を背景に、支配に抗う農民や人質となった女性の記憶を描く歴史小説。表題作のほか、土佐の民衆史に根ざした作品を収める。

一揆と人質の記憶が、老いた語りの中で土佐の山野に立ち上がる。

214ページ
土佐農民一揆女性民衆史記憶
霜川遠志 しもかわ えんし 受賞
八代目団十郎の死

『八代目団十郎の死』は霜川遠志による作品で、1979-1回の受賞作として位置づけられる。

『八代目団十郎の死』は、霜川遠志の表現と受賞当時の文学的関心を伝える作品である。

文学賞人物時代
該当なし
松本幸子 まつもと さちこ 受賞
閑谷の日日

『閑谷の日日』は、松本幸子が岡山藩の教育遺産である閑谷を背景に、人と土地、学びの時間を描いた歴史小説。地域の歴史を日々の営みの中から立ち上げる作品である。

閑谷の地に積もる時間を、人々の日日から描く歴史小説。

歴史小説閑谷教育地域史
三木一郎 みき いちろう 受賞
重い雨

『重い雨』は三木一郎による歴史小説集。歴史文学賞受賞作として、作者の表現を同時代の読者に示した作品である。

歴史文学賞受賞作に位置づけられる歴史小説集。

227ページ
歴史小説集受賞作一九七〇年代文学