ミライの源氏物語
山崎ナオコーラの『ミライの源氏物語』。淡交社から刊行された単独書籍として確認でき、ISBN13 9784473045485 を得た。
作品情報
現代の視点で『源氏物語』を読み直す書籍。
書誌情報と ISBN を確認できたエッセイ・評論系の単行本。
書籍情報
- 出版社
- 淡交社
- 発売日
- 2023-03-01
- ページ数
- 184ページ
- サイズ
- 18.8 x 12.8 x 1.4 cm
- ISBN-13
- 9784473045485
- ISBN-10
- 447304548X
- 価格
- 1300 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/評論・文学研究
第33回(2023年度)Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞! 帯に俵万智選考委員の推薦分付! 〈ルッキズム、ロリコン、不倫。現代を生きる私たちは名作古典「源氏物語」をどう読めるか〉 〈人気作家・山崎ナオコーラによる現代人のための「源氏物語」エッセイ〉 現代人が「源氏物語」を読むときのハードルとなるのは、ひとつは言葉の違い(古文の読解)、そしてもうひとつは倫理観や 社会規範の違いです。本書は、社会の在り方に長く向き合ってきた作家・山崎ナオコーラさんが、深く愛する古典「源氏物語」 について、現代人ならではの読み方を考えます。より現代的な訳を目指した「ナオコーラ訳」も読みどころのひとつ。 【ルッキズム、ロリコン、不倫。拭えない違和感を人気作家・山崎ナオコーラがときほぐす、現代人のための「源氏物語」エッセイ。】
レビュー
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本音が聞こえてきます。
勉強になります。モノの見方が広くて、解釈に説得力があります。 源氏物語読書本はそれぞれ大家の作家も書いておられますが、この視座は愉快です。
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源氏物語を切る
昔、源氏物語(超現代語訳ですが...)を読んだ時、 華やかな王宮貴族の世界に酔いつぶれた。 でも「これって犯罪だよね?」の著者発言を読んで、 そうだなぁと私は呑気にうなずいてしまった。 これが「現代ならではの楽しみ方」なのかぁ。 六条御息所と葵の上の章 葵祭に彼女たちを乗せる牛車争いが起こり、 六条御息所の牛車が負けた。 これが六条御息所が生霊になったきっかけで、 のちに葵の上を取り殺すことになる。 著者は「車争いはマウンティングだ」と書く。 つまり彼女たちの序列確認だったという。 「互いの恋を比べる必要はなかった」と六条御息所は知りつつ、出来なかった。 「平安時代の恋愛とは、別の場所で生きがいや自信を持つことが難しい」 だから生まれた悲劇と称する。 著者は、冷静な判断で源氏物語を切っていく。 源氏物語の現代語訳を書くというが、いまから楽しみだ。
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見方を変える
ジェンダーや性暴力、ルッキズム等のという視点で見たことがなかったか、恋愛しのごの本と言うより、時代変遷を追い、またその視点を忘れてはいけないという示唆本だった。
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現代人には当たり前すぎる感覚。
目次のパンチに惹かれて購入いたしました。 普段から題材とされているモノに触れ、傷つき踏み躙られ、沢山思考してきました。源氏物語を、更に私が悩んできたテーマを元にした価値観で読みといていくなんて見たいに決まっている! と思いましたが普段からそれに触れている私には目新しさもなかったです。 そうだねぇ、うんうんそうだねぇ。え?おわり?と言った感じ。かなりふわっとした感想だなぁと。 尖った視点を期待しすぎてしまったようです。
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ヘー、なる程❗
今までにない、チョット私には、考え及ばないタッチに、脱帽❕
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世の中、良くなり続けてるんだなって思う
源氏物語のさまざまなエピソードを紹介しながら、制作当時もしくは、ちょっと前までの解釈では問題にされていなかった点を、「今の読者が解釈したらこうなるよね」という本です。 源氏物語は学校の授業でさらっと概要知ってるくらいだったのですが、本書を読んで端的に思ったのは、貴族クソやなということです。当時の社会規範云々あると思いますが、今の基準で言えば性犯罪者にしか見えん。 ただ、そう感じられるということは、世の中の意識が少しずつ良くなっていることの証でもあり、自分が源氏物語に何の違和感もない人間でなくてよかったなぁとも思います。 でも、描写されているいろんな差別意識は今も残っていて、それを大っぴらに言えるか言えないか、の違いでしかないようにも思います。 世の中過去から見て改善はしている。ただしまだまだ改善の余地あり、っていう、当たり前と言えば当たり前のことを実感できたというのが本書からの学びです。
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幽玄
平安時代が、好きなのでよかったです。雅楽など、雅なモノが僕を虜にするので、大変興味深く拝見しました。
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大河も始まるし。
源氏物語をいろいろに読むという点ではいいね👍と思う章もありました。