作品情報
のどかな田舎に、どうしようもなくややこしい事件が起きる
東京創元社の単行本版に掲載された作品。田舎町の刑事・黒川鈴木を主人公に、肩の力が抜けたユーモアと謎解きを両立させた連作短編集
書籍情報
- 出版社
- 東京創元社
- 発売日
- 2007-08-01
- ページ数
- 236ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784488017415
- ISBN-10
- 448801741X
- 価格
- 1650 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
Amazon.co.jp: 田舎の刑事の趣味とお仕事 (ミステリ・フロンティア 37) : 滝田 務雄: 本
レビュー
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田舎の静けさと、刑事の心理ゲーム
脱力系刑事物語とはよくぞ言った。 「田舎刑事の趣味とお仕事」は、そのユニークなタイトルからも想像できるように、一風変わった魅力を持つ作品。 本書は、田舎の静かな生活の中で起こる事件を通じて、人間性や日常の価値を探求している。 著者は、登場人物たちの日常と非日常が交錯する様子を巧みに描き出しており、読者は犯罪小説のスリルと地域社会の温かみの両方を味わうことができる。 この物語の中で特に印象的なのは、主人公刑事の人物像。 彼の職業的な一面と、オンラインゲームを通じて見せる以外な一面とのバランスが絶妙に取れており、読者は彼の内面に深く共感することができる。 また、彼の周囲の人々との関係性も丁寧に描かれており、コミュニティの一員としての彼の役割が際立っている。 著者は、緻密な心理描写と細やかな観察によって、登場人物たちの感情の機微を見事に捉えていると思う。 それにより、読者は事件の背後にある人間ドラマに深く引き込まれる。 物語の展開は予測不可能で、ページをめくる手が止まらなくなる。 本書のもう一つの魅力は、田舎の風景や生活が生き生きと描かれている点。 都会の喧騒から離れた、のどかな田舎町の日々は、読者にとって新鮮でありながらもどこか懐かしさを感じさせる。 著者は、地域の風俗や習慣を細部にわたって描き出すことで、その土地の文化や歴史に対する敬意を表している。 本書は、犯罪小説の枠を超えた深い洞察と人間味あふれる物語で、多くの読者を魅了する。
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楽しく読みました。
内容は、バカバカしいがチョット笑える。 主人公の持つ二面性は、現代社会のストレスを解消するために必要な要素として表現している所が面白い🤣
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気軽に読めて面白かったです。
短編で軽く読めます。登場人物の関係性も楽しいです。散歩して立ち寄ったカフェでコーヒーを飲みながら1話ずつ読み進めていました。そんなときにちょうどいい感じでした。
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ヴィジュアル描写を極力カット、ハードボイルドなユーモア?
田舎の巡査部長である黒川鈴木、部下の白石、赤木、そして黒川の妻。 わさび盗難事件、ブラックバスの釣り人たちの競い合い、コンビニたてこもり犯の事件など、事件や解決方法自体は地道にきちんとなされていますが、読後に強く残っているのは、恐妻を通りこして、妻という怪物におののいている主人公の姿です。 しかし、かんたんにギブアップしている脱力系の主人公とはちがい、内心は反論したり、男の気概を見せるようなつぶやきをもらすなど、けっこう硬骨漢のおじさんではあるようです。 ほのぼのユーモアというより、妻のクールなせりふからして、少々ブラックなニュアンスに傾いています。辛口のユーモアです。 ひとつミステリとして気になったことがあります。それは(犯人ふくめ)人物の外見描写がほとんどないことです。主人公の初登場からして役職が書いてあるだけ、年齢もなければ、風貌も体型も出てきません。それは部下たちの場合も同じで、年齢順がわかるだけです。黒川の妻にいたっては、「黒川の妻」あるいは「妻」としかなく、古風で丁寧な言葉遣いのみが叙され、わざと狙っているのでしょうが、かえって怖さをかもしだします。(美人かどうかどころか、年齢やヘアスタイル、服装、雰囲気もいっさい書かれていないのは、かわいそうな気さえします) また笑いどころは、主人公の行動や動作などのヴィジュアルにあるのではなく、セリフに集中しています。 容貌や服装を視覚的に説明するのが当たり前の現代小説の中で、このストイックさには注目です。容姿だけでなく、表情や感情をあらわすしぐさなどもひととおりしか書かれていないので、頭の中でぴっと映像化できませんし、いまひとつ黒川鈴木刑事とお知り合いになれた気がしません。 「おれに近寄るな」的なハードボイルドな牽制なのかな、という気もします。古きよき時代のラジオドラマを目指しているのかもしれません。 そしてこのスタイルのために、どの人物がどうなのかが見えず、謎解きに接近しにくい面もありました。 説明的に描写しすぎると安手になるのはわかりますが、わざと視覚描写を排しているこのハードボイルドなスタイル、何とも気になります。次作も追いかけてみようと思います。
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おちゃらけだけど、ある程度推理的な要素もある
就寝前にリラックスして読める小説を期待して買いました。ほぼ期待通りでした。少し残念だったのが、白石刑事がオンラインゲームで職業や事件の内容をペラペラ喋るところ。小説とは言え今時(2021年)としては引っかかる内容だった。また、黒川刑事の奥さんの喋り方とキャラも何となく気になった。
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ドラマより。
滝田さんのファンになりました 大宮エリーさんも好きで、ドラマのノリも好きだったので 本を購入。 文章のリズム、キャラクター、ストーリー。すべてが好き ユニークでコミカルな作品ですので、本格ミステリやリアルを追求する人にはNGだと思いますが 私にはドはまりでした。
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ほんわか読めた
朝ご飯の時のみ読んだので読み終わるまで時間はかかったけどユーモアある内容で良かった
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場面説明が?
ちょっとくどい感じがした。もっとサラット流してもよいのでは?
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