作品情報
中華世界の片隅で、少女と老侠客の推理が始まる
東京創元社の単行本版に掲載された作品。水滸伝の時代を思わせる世界で、弱者を救う知恵と機転が光る中華ミステリ
書籍情報
- 出版社
- 東京創元社
- 発売日
- 2007-08-01
- ページ数
- 285ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784488017439
- ISBN-10
- 4488017436
- 価格
- 2815 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
Amazon.co.jp: もろこし銀侠伝 (ミステリ・フロンティア 36) : 秋梨 惟喬: 本
レビュー
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もっと書いて〜
ミステリファンとして、「おすすめ」からこの本にたどりつきました。 なので、中国の歴史などについては、あまり知らないのですが、ひとつひとつのお話が読み応えがあって、短編にもかかわらず、人間ドラマとしても、ミステリとしても楽しかった。 解説を読んで、あらためて時系列に並べなおして、さらに楽しみました(笑)
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今後への期待もこめて
もろこしシリーズ1作目。 後発作品を先に読んでいると、意外な重量感にちょっと戸惑わされるのであります。 作者もまだまだ方向を模索している感じがありまして、収録作はストーリーも謎解きも地味で、こじんまりとまとめた印象なのが残念。
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じいさまがステキ
中国任侠物のゆるい感じの話かと思って購入したのですが、 どちらかというと推理小説の要素が強いお話でした。 「殺三狼」「北斗南斗」にでてくる老人がいい味だしてるなぁと思いきや、 連作集でした。おんなじおじいさんだったのね・・・。 中国物に特有の専門用語についてですが、 この本に関していえば分かりやすいです。 というか、分かりやすいように、 噛み砕いた表現に気をつかって書かれてますね。 中国物は敬遠している方でも、読めるんじゃないかと思います。 もちろん水滸伝とか中国物がお好きな方にもお勧めです。 12月に続きがでるようですので、楽しみにしています。 というか、あとがきにも書かれてましたけど、 ホントにどうやって水滸伝に繋がるの? そういう意味でも楽しみです。
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中国の武勇伝
2007年に出た単行本の文庫化。 第三回ミステリーズ!新人賞を獲った「殺三狼」をはじめとする3本の短編、1本の中編を収めている。 もともと那伽井聖というペンネームで活動していた人物。『競作五十円玉二十枚の謎』などに短編が出ている。 本書は、中国の南宋時代を舞台としたミステリである。冒険活劇の色合いも強く、暗殺術や少林寺拳法といったものも出てくる。中国ものが好きな読者には嬉しい一冊だ。語り口はかなりそれっぽくできていて、あちこちに中国通をくすぐるようなパロディ的な場面も挿入されている。 ミステリとしても、なかなか優れたものだ。特に「悪銭滅身」の真相には驚かされた。 続編に『もろこし紅遊伝』(2010年)も出ている。
関連する文学賞
- 創元ミステリ短編賞 第13回(2006年) ・受賞