日本の文学賞

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そして誰もいなくなるのか

鮎川哲也賞

そして誰もいなくなるのか

小松立人

異常な状況下の連続殺人を描く、鮎川哲也賞優秀賞受賞の本格ミステリ。

本格ミステリ連続殺人死神孤立状況鮎川賞

作品情報

異常な状況と死神の宣告が事件を引き寄せる。

第33回鮎川哲也賞優秀賞受賞作。2024年に単行本デビューした。

書籍情報

出版社
東京創元社
発売日
2024-09-19
ページ数
240ページ
言語
日本語
サイズ
13.4 x 2 x 19.4 cm
ISBN-13
9784488029111
ISBN-10
4488029116
価格
1870 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

第33回鮎川哲也賞優秀賞受賞作 死神から与えられた「死までの一週間の猶予」 仲間たちはまた一人と殺害されて…… 新時代の“特殊設定×サスペンス”長編 ミステリ作家デビューを夢見る小松立人は、学生時代にとある犯罪に手を染めた。家庭教師先のタンス預金二千万円を、知人同士四人でこっそり盗み出したのだ。ほとぼりの冷めた十年後、盗んだ金を掘り起こすために集まった小松たちは、崖崩れに巻き込まれて命を落とした。 ――はずなのに彼らは、死神から一週間の猶予期間を申し渡され、事故の七日前に戻る。期間中は仲間を殺害することで相手の残りの寿命を奪うことも可能だという。死までの一週間、小松はこの奇妙な出来事を小説に仕立てて新人賞への投稿を目指すことに。しかし、仲間たちは次々と……。独特な感性で描く、“特殊設定×サスペンス”長編。

小松 立人 1974年大阪府生まれ。大阪市立大学卒業。沖縄県在住。2023年、第33回鮎川哲也賞に投じた、『そして誰もいなくなるのか』で優秀賞を受賞。本書が単行本デビュー作である。鮎川哲也編『本格推理11』(光文社文庫)に「キャンプでの出来事」が収録されている。

レビュー

  • 作者の境遇を踏まえた設定で、読むものを引き込む。

    設定の特異さもさることながら、作者自身が主人公となることで、話の構造に一階層が追加されたような形になっている。初回しか使えない技だが、ここぞというタイミングでそれを解放した作者の勝負勘にも脱帽。

  • 爽快感

    知り合いの書店員から勧められて予約購入。 説明文を読む限りイロモノ設定かなぁと構えていましたが、 読んでみれば違和感もなくテンポよく進む物語に引き込まれました。 個人的には伊坂幸太郎の世界観が大丈夫なら大丈夫だと思います。 後半、死神が登場してからラストまでの伏線を回収しながらの爽快感! 何を書いてもネタバレやヒントになりそうなので具体的には書けませんが、 面白かったです!

  • う〜ん

    作者の美的センスを疑う。とても共感できない。

  • 確かに推せる!

    本書がデビュー作だそうだが、書店員さんの「推せる!」というレビューを見て購入。久々にミステリー、そして長編を読む人にも気軽に読める読み易い文章。軽いだけ?と読み進めると、コレがなかなかの本格推理で特に中盤からはどんどん作者の世界観に引き込まれた。トリックもそうなんだって納得したら、そこからの実は…などんでん返しが散りばめられていて、緊張感を持って最後まで楽しめる。そして、主人公小松や亜紀の心理描写も秀逸。また、ラスト一行のレイアウトが魅せるなあって思った。

  • とにかく面白い

    巧妙な文体とファンタジーな設定が秀逸なエンターテイメント小説。まさに、とやかく言わず、面白かったからええやん、伏線回収からの最後のオチもしっかりと、楽しめます。

  • 途中までは苦もなく読めたが

    ラストの犯人の心理描写はまずまずだが、主人公のそれは浅い。最後は深掘りせずに逃げた表現で閉じている。

  • ごめんなさい

    同じ時間を繰り返すリピートものは数多く、その中には面白く読める作品もあるが、この本は私にはダメでした。いろいろと設定がバカバカしすぎる。鮎川哲也賞受賞とのことだが、本格推理系の小説は実際にはありえない異常建築を舞台にしたりすることが多いが、非現実的な設定でないと評価対象にならないのでしょうか?異常建築による密室以上にありえない状況における犯罪で、バカバカしすぎて読み進めるのが苦痛でした。「人間の寿命を管理している者です」のフレーズには、思わず本当に噴出してしまった。これまで読んできたリピートものの本では経験したことのない大爆笑。二十歳そこそこの若者の習作かと思ったら、五十過ぎの方なのですね。なんかもう、いろいろと驚くよ

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