作品情報
自由研究が、隠された真相への扉になる。
ホリー・ジャクソンのデビュー作を服部京子が訳した創元推理文庫。高校生のピップが、自由研究を口実にかつての失踪事件を追い直し、周囲の見え方が少しずつ変わっていく過程を描く。
書籍情報
- 出版社
- 東京創元社
- 発売日
- 2021-08-24
- ページ数
- 581ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.6 x 2.3 x 14.9 cm
- ISBN-13
- 9784488135058
- ISBN-10
- 4488135056
- 価格
- 1540 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
*第2位 2022年本屋大賞 翻訳小説部門 *第1位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 海外篇 *第2位『このミステリーがすごい! 2022年版』海外編 *第2位〈週刊文春〉2021ミステリーベスト10 海外部門 *第2位『2022本格ミステリ・ベスト10』海外篇 ブリティシュ・ブックアワード受賞 Amazon.comで7000レビュー! 彼は殺人犯ではないと証明する。 それが、わたしの自由研究。 英米で大ベストセラーの謎解きミステリ! イギリスの小さな町に住むピップは、大学受験の勉強と並行して“自由研究で得られる資格(EPQ)"に取り組んでいた。題材は5年前の少女失踪事件。交際相手の少年が遺体で発見され、警察は彼が少女を殺害して自殺したと発表した。少年と親交があったピップは彼の無実を証明するため、自由研究を隠れ蓑に真相を探る。調査と推理で次々に判明する新事実、二転三転する展開、そして驚きの結末。ひたむきな主人公の姿が胸を打つ、イギリスで大ベストセラーとなった謎解き青春ミステリ!
イギリス、バッキンガムシャー出身の作家。子どものころから物語を書きはじめ、15歳で最初の小説を完成させた。ノッティンガム大学で言語学と文芸創作を学び、英語の文学修士号を取得。2019年に刊行したデビュー作の『自由研究には向かない殺人』は英米でベストセラーとなり、2020年のブリティッシュ・ブックアワードのチルドレンズ・ブック・オブ・ザ・イヤーを受賞したほか、カーネギー賞の候補作となった。続編にGood Girl, Bad Blood(2020)、As Good As Dead(2021)がある。現在はロンドンに住む。
レビュー
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ついつい読んでしまいます。
大変面白かったです。ただ、登場人物が多いので、私はノートに相関図などを書きながら読みました!17歳の女の子が目的を遂行するため、危険を顧みず信念に従い進んでいく過程はハラハラドキドキしながら次のページをめくりました。
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楽しめたけどちょっと物足りない(※ネタバレなし)
本書はミステリ仕立ての成長小説や児童文学といった趣きの一冊です。長めの本 ではありますが、本当にスラスラ読めます。主人公のピップは躊躇なくムチャを する女の子で、推理というよりは当たって砕けろ精神で調査を進める探偵です。 この辺りの、日本のマンガアニメにありそうな雰囲気は好みが分かれるところか もしれませんが、個人的にはピップの考え方は嫌いではなく、登場人物たちとの やり取りも楽しめました。本書の評価はそこが大きな分かれ目になると思います。 尚、本書の宣伝文句に「謎解きミステリ」という文言がありましたが、これにつ いては期待しない方が良いと思います。犯人や真相には特に意外性もありません し、どう見ても謎解きや犯人当てを楽しむタイプのミステリではないでしょう。 気軽に読めて、登場人物(特に主役のピップ)と意気投合出来れば楽しい読書の 時間を過ごせる一冊なのは間違いありません。ただピップ同様に本書自体も優等 生然としていて、「ミステリ」を期待するとちょっと物足りないかもしれません。 そういうわけで私はちょっと物足りなく感じてしまったので星はマイナス1です。
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爽快な読後感
小さな田舎町の殺人事件という陰鬱な主題を、快活な女の子が爽やかに真実を探していく。読後感は爽快できもちがよい
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青春ミステリーの秀作
著者が有名でなく日本だけで売れているような感じ、という偏見を持って読んでみたら面白いのなんの。もちろん次の2作も読みました。だけどこの第1作目が一番かな。いわゆる青春ミステリーの好きな方におすすめ。
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現代社会の鏡
現代の高校生が残した手記を覗き見しているような感覚。 娯楽小説にしては生々しい描写も多く、世間的なタブーから自由になった今どきのインターネットネイティブ世代らしさが垣間見える。 十代〜二十代前半特有の身勝手さ、忖度のない正義感や危ない行動力が物語を動かしている。
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現代ティーン向け護身教養小説
主人公ピップが現代イギリスの田舎町で、正義のために、嘘をついたり犯罪をしたりされたり危なっかしいことを山盛りやらかして、機智と幸運と友人のおかげで運よく切り抜けて嫌な真実にたどり着いてケンブリッジの合格を勝ち取る物語……知ってたら弁護士のピップの親御さん失神するで……ですが、さておき、 ティーン女子の護身のヒントが多数散りばめられています。 ぶっちゃけそれが本作の本題なのでは? ーー教訓ーー ・外貌を競ったり過度にこだわるのは不健全 ・鍵を玄関に隠すのは辞めよう ・パスワードは定期的に変えよう ・友人や家族にもパスワードは秘密に ・一度友人に喋ると秘密はどんどん伝播拡散する ・親が日記を盗み見ることがある ・SNSに写真うpするときは写り込み注意 ・データはクラウドに保管されるのでハメ撮りで脅されたらクラウドも削除させよう(無理) ・進学就職用の表垢と裏垢を作ろう ・裏垢は友人経由で特定できる ・プリンタ履歴やブラウザ履歴に注意 ・危ない人に電話するときは非通知で ・携帯やGPS機器の追跡機能にご注意 ・みんな自分の利益のため嘘をつく ・自分の飲み物から目を離すな。レイプドラッグ注意 ・敵地で飲み食いするな(←アカギかよ!) ーーーー 個人的に、インタビュー対象者、特に親友と親友の姉に嘘をつき倒して真実解明してみんなに褒められてケンブリッジ進学!は、日本人的にはイマイチ乗れませんでした。 まあトータルでは立派な善いことをしたとは思うんですけど……
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主人公ピップがいい
とにかく主人公ピップが最高。推せる。 頭がよくて、ちょっと不器用で、空気もあんまり読めなくて、目標に向かって猪突猛進しちゃうけど、憎めない。 とても魅力的な主人公です。 ドラマ版のエマ・マイヤーズは、イメージがピッタリですね。 本作と続編は大好きですが、3冊目は辛すぎてめっちゃ飛ばして読みました。
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良い設定
一気読みしました
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