うたの動物記
詩歌に詠まれた動物を、歌人の目と博物誌的な知識で読み解くエッセイ集。馬、秋刀魚、キリン、こおろぎなどを手がかりに、短歌・俳句・詩の中で動物が担ってきた感情と美意識を軽妙に描く。
作品情報
動物は、詩歌の中で人間の心を映す友となる。
『うたの動物記』は日本経済新聞出版社から刊行された小池光のエッセイ集。版元ドットコムで ISBN 9784532167981、217ページと巻末4ページ、2011年7月刊行と確認できる。朝日文庫版も後年刊行された。
レビュー要約
-
動物の生態や文化史を踏まえながら詩歌を読むため、鑑賞が知識の披露にとどまらず、ユーモアのある発見へつながる。専門性と親しみやすさのバランスが魅力である。
書籍情報
- 出版社
- 日本経済新聞出版
- 発売日
- 2011-07-21
- ページ数
- 221ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13.6 x 2.3 x 20 cm
- ISBN-13
- 9784532167981
- ISBN-10
- 4532167981
- 価格
- 2147 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
動物は日本の詩歌と美意識に大切な役割を果たしてきた。ことに近代の歌人・俳人・詩人が心の風景を託して固有の詩的世界をつくってきた。現代を代表する歌人が詩歌の森を散歩しスケッチした機知に富み滋味深いコラム105篇!
レビュー
-
面白い!
最高に面白い。
-
説明文通りでした
説明文通りのお品物が届きました。
-
面白かっらです
この本は親友から送られたものです。 すごく面白いので、知人3人にお礼をする時に、まとめて買いました。 すごく喜ばれました。 短歌だけでなく、俳句を詠む方にもお勧めです。
-
トンボとり今日はどこまで行ったやら などのよく知られたものの実はその作られた背景を知ることの大切さかなー
大層面白かったです。 私の今まで知らなかった世界、日本の古来からある歌の世界は垣間見ることが 出来ました。 著者の博識にも感嘆しました。
-
ゴキブリだって「うた」になる
日経新聞に連載されていた時、毎週心待ちにしていました。この連載で、すっかり小池光さんのファンに。 特に気に入った回の記事は切り抜いておきましたが、まとめて再読したかったので、購入してよかったと思います。何度読んでも楽しいので、目に付く場所に置いて気分転換などにページをめくっています。
-
うたに詠みこまれた動物の息吹き
実在の動物から空想上の動物まで、短歌にうたわれた動物たちの表情が生き生きとよみがえる。それはとりもなおさず、文学的な好奇心にあふれた著者のなせる技である。
-
うたはニッポンジンをにっぽんじんにする
読み終わるのがなんとも惜しい一冊。名前と実物を見て知ってるつもりになっていた動物たちが、詩人、歌人、俳人、小説家など、言葉の職人たちの手にかかると、こんなにも違う姿で立ち現われてくる。なんともオドロキである。日常の景物を仇やおろそかに見ぬ眼を養うためにも、いずれかの文芸をもろびとこぞりて「たしなむ」ときに、ニッポンがにっぽんに、やまとになっていく気がする。
-
コロナ禍の日々に愉快なプレゼント
小池光の『うたの動物記』が文庫になって登場!これならバッグに入れて動物園に持って行ける。河馬の前で河馬のページを開けて読む。声を出して読む。河馬はどんな顔をするだろう。 歌壇の博識王、小池光が語るさまざまな動物のエピソード。これには耳を傾ける価値がある。歌人の鋭い目を通すと知っているつもりの生きものが新たな切り口で立ち上がる。短歌、詩歌の知識も増えて、楽しいことこの上ない。 コロナ禍でうつうつとする日々への愉快なプレゼントだ。