日本の文学賞

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高望の大刀

日経小説大賞

高望の大刀

中上竜志

平高望を主人公に、平安前期の裏面史と武の世界を描く歴史活劇。

平安時代平高望歴史活劇武家冒険

作品情報

弓と大刀の勝負が、平安の権力と血筋の物語を動かす。

日経BP日本経済新聞出版刊。第13回日経小説大賞受賞作で、平高望の生涯を大胆な歴史活劇として描く。

レビュー要約

  • 平高望を、友情や恋も交えた大胆な歴史活劇の主人公として描き、平安前期を生きる人物像を鮮やかに更新していると読まれている。

書籍情報

出版社
日本経済新聞出版
発売日
2022-02-25
ページ数
304ページ
言語
日本語
サイズ
13.6 x 2.4 x 19.4 cm
ISBN-13
9784532171643
ISBN-10
4532171644
価格
940 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/歴史・時代小説

【内容紹介】 第13回日経小説大賞受賞作は、平安裏面史を大胆に描いた歴史活劇! 桓武天皇の曾孫にして、将門の祖父、謎多きもののふ、平高望が縦横無尽に疾駆する。 朝廷支配にしばられず土地を治める。日本につくす官職としてでなく、民につくす武門の領袖――それこそが日本にまだおらぬ者だ。武士(もののふ)と呼んでもよい。兵(つわもの)と呼んでもよかろう。悲しむ民を減らせるのであれば、鬼でいる値打ちはあるやも知れぬ―― この男は、いったい何者なのか――新感覚の物語が、いま誕生した。

夜弦 雅也 (やげん・まさや) 福岡県出身。愛媛大学理学部卒業後、企業で法規関連などの業務に携わる。東京都在住。21年『高望の大刀』で第13回日経小説大賞受賞。

レビュー

  • 面白かったです。

    あまり、スポットライトが当たらない時代が舞台になっていますが、 言葉遣いなどこだわりがあり、時代感が上手に表現出来ていると思います。

  • 最高におもしろい!

    KADOKAWA文芸WEBマガジンの書評でベタ褒めだったので気になって読んでみました。最高でした! 書評では完璧な冒険小説だと絶賛されていたけど、恋愛や人間模様もしっかり描かれていて、よい小説だと思いました。

  • ラノベっぽいけど

    サブタイトル 平安サムライ奇譚 ラノベできな文体に少年ジャンプ的なストーリー! 謎多き古代のサムライを大胆な脚色で見事にエンタメ化してると私は思う。 古代から中世という時代は想像力が介入する余地が多い。そこをテーマにしたことは非常に面白いと思う。 確かに時代考証的な部分で、少し疑問があるが、そこは歴史的事実よりも物語性を重視したのだなと理解できるから問題なし。

  • 楽しめたこと。

    娯楽作品としてとても楽しめました。 平家物語の冒頭をもう一度読み直しました。高望、国香父子が出てきますが、これだけでこんなに楽しい作品をイメージされる作家さんが凄いと思います。征夷大将軍と蝦夷の話も、もう一度あちこちから引っ張り出して読み直すきっかけになりました。次作を期待しています。

  • 期待外れ

    出版を期待して待ちに待ったが、もったいぶった出版日にもかかわらず何ら新しい発見は得られない。

  • 人物が薄っぺらい

    今まで、あまり取り上げられたことがない、桓武平氏の祖である高望王の物語ということで、興味があり読みました。 まずは、読みやすいです、人物ははっきりしています。分かりやすいです。300ページ弱の長さですので、すぐに読了できます。 裏を返せば、人物に厚みがなく、すぐ、味方になったり、舎弟になったり、好きになったり、します。なぜ、東国で大軍勢の首領になったのか、説得力が弱いです。 また、東国に流されるまでが、無駄に長い、もっと、東国での活躍と、東国で人心を掴むまでを丁寧に描いた方が良かったです。その辺は、小説としての想像力を働かせて欲しかったです。

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