作品情報
『うちやまつり』は、受賞時の評価対象となった主題を読者に印象づける作品です。
『うちやまつり』は、深津篤史の現代演劇の戯曲賞で評価された作品です。題名が示すモチーフを軸に、人物の行動や時代の空気を通して主題を立ち上げる作品として読めます。 国立国会図書館の検索で単行本または収録書籍を確認したため、書籍として確認できる範囲をもとに入手状況を整理しました。
書籍情報
- 出版社
- 白水社
- 発売日
- 1998-07-01
- ページ数
- 125ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784560035221
- ISBN-10
- 4560035229
- 価格
- 1230 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/戯曲・シナリオ
関西のとある高層団地。この団地で昨年の夏、連続殺人事件が発生した。犯人は団地に住む住人とウワサされている。お正月の穏やかに晴れ渡った午後。その風景とは裏腹に隠された真実が次第に暴かれていく……。現代人の乾き切った人間関係を赤裸々に描いた問題作。
レビュー
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後日談、前日談 作品は?いや、作品集を出して欲しい。
中庭にエログロい日常会話が 行き来する。 およそエンターテイメントの対極にある、娯楽性のほとんどない作品。 なんで、岸田戯曲賞なのか? 見て楽しむ作品ではなく、製作サイド、演じる人にとってのカルトなのでは。 私は深津篤史氏と同い年ですし、関西人なので、あの頃の 演劇部の匂いを感じます。 どうして バブル世代は こういう 心の闇に惹かれるのだろうか? だんだん 深津篤史の作品も年をとると分かりやすくなってくるけど、 読む方にも、精神的体力、想像力を要求される。しんどい。 この難解さは、何を目指しているのか?みんな、どこを楽しんでいるのだろう。 多分、バージニア ウルフの最高傑作を彷彿とさせる、とか自分に言い訳する位の ウンチクや教養の引き出しを持っている人向け。素直に、心のままに 「つまんない、駄作。」とか言えない、複雑な人が 理解しようと 負けず嫌いで見る。私だけ?答は出ない。 答がわかる人、教えてください!(あるいは、この本にはないが、 「深海魚」はわけわからんが面白い。それでいいのか?)ああ、モヤモヤする。 今年 他界され、「あの頃」が終わってしまったようなショックを受けました。 ご冥福をお祈りいたします。 あの世では 暗い方ではなく、明るい方へ行ってください。
関連する文学賞
- 岸田國士戯曲賞 第42回(1998年) ・受賞