作品情報
『オケピ!』は、三谷幸喜の表現が受賞によって広く注目された作品である。
『オケピ!』は、三谷幸喜による戯曲で、岸田國士戯曲賞の受賞作として位置づけられる。受賞時の評価を軸に、個人の感覚や時代の空気を作品の形式に引き寄せて読ませる一作である。 白水社の刊行情報で単行本・文庫・作品集として確認できるため、受賞作そのものを収録する書籍として扱う。
レビュー要約
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刊行形態と受賞歴から、作品のジャンル性と作者の特色を伝える一作として受け止められている。短い形式の作品では凝縮された表現、小説や評論では主題への踏み込みが読みどころになる。
書籍情報
- 出版社
- 白水社
- 発売日
- 2001-04-01
- ページ数
- 333ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784560035344
- ISBN-10
- 4560035342
- カテゴリ
- 本/文学・評論/戯曲・シナリオ
Amazon.co.jp: オケピ : 三谷 幸喜: 本
レビュー
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おそらく三谷さんの唯一つの台本。
コウガミショウジさんは著書の中で三谷さんが戯曲を出版したがらないことについてのエピソードを語っておいででした。 三谷さんのお芝居と言えばキャラの個性が際立つこと、しかも役者さんのパーソナリティに絡んだ際立ち方が魅力だと思っていますが、それは裏を返せば他の役者さんには演じてほしくないということなのだそうです。その味わいが変わってしまうことを許さない、また代わった役者には魅力を引き出す別の芝居があるとお考えになるのでしょう。 オケピ!は賞をいただいてらっしゃるので、出版する決まりだそうです。そういえば白水社は芸術に力を入れていますがコメディの類の本は見た記憶がありません。 自分の作品を知ってもらうためにはどんどん出版して、いろんな上演でその機会を増やすのが効果的でしょう。でもそれを許さない。 だからきっとこれは貴重な本です。 僕には、三谷さんという人が戦略的に考えてこのようなことをしているようには思えません。もちろん妄想なのですが。 自分がはじめて彼の作品を見たのは、おそらくやっぱり猫が好きだったと思います。小学生で意味がよくわかっていなかったのですが、家族の反対を押し切り見せてもらっていました。 三谷脚本のことを批判する次のような意見を読みました。 強烈にキャラが立ちすぎているので、役者のファンタジーが入る余地がないのではないか、作りこまれが過剰で操り人形のようであり、お芝居のライブ感に乏しい。 その味わいが抜けていることは私も感じることがあります。ただ、やはりないものねだりではないのでしょうか。ただ好き嫌いが出るのは仕方がない。お客はいつも一杯ですが、当然のことながらそのような理由、あるいはまた別の理由で敬遠される方もいらっしゃるでしょう。 それでも、出版を断る、あるいは慎重な姿勢を見せるほどにこの方はその道を進んでいる。ワイルダーを尊敬する彼は、選び、それを強く守っている。
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文庫化希望
これだけの名作で中古本もプレミアがついているのならば 文庫化してほしいです。 次の三谷映画が上映する直前に発売すれば売れるのでは ないでしょうか。
関連する文学賞
- 岸田國士戯曲賞 第45回(2001年) ・受賞