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日本推理作家協会賞受賞作全集 56 (双葉文庫 い 30-1)

日本推理作家協会賞

日本推理作家協会賞受賞作全集 56 (双葉文庫 い 30-1)

伊藤秀雄

『明治の探偵小説』は、伊藤秀雄によるミステリです。受賞時に注目された主題や語りの調子を手がかりに、人物、場所、出来事が重なり合う作品として読むことができます。

事件推理人物描写

作品情報

『明治の探偵小説』は、題名が呼び込む情景と作者の関心を結びつけながら、受賞作としての輪郭を残す作品です。

『明治の探偵小説』は伊藤秀雄のミステリとして、双葉社から刊行された作品です。題名に示された対象や場面を入口に、時代の空気、生活感、人物の内面を読み取れる構成になっています。

書籍情報

出版社
双葉社
発売日
2002-02-01
ページ数
606ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784575658552
ISBN-10
4575658553
価格
1315 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/評論・文学研究/ミステリー論

明治の探偵小説

レビュー

  • 探偵小説の源泉をたどる

    著者が編集した「明治探偵冒険小説集」(ちくま文庫2005)を手にした方には必読かもしれません。「探偵小説なんて古い言い回し。今は推理小説かミステリーだろう」とのお考えなら改めた方がいいでしょう。「探偵小説」が探偵の犯人捜し小説に尽きず、絢爛たるロマンを包含していたことは江戸川乱歩前後の作家を見ればわかります。では、その源流は?という興味にミステリーファンならまずこだわるはず。その答えが本書にあります。いわばミステリー版「日本文壇史」あるいは「日本SFこてん古典」(横田順彌)。本書を読めば少なくとも黒岩涙香を読みたくなるでしょう。今日では「黒岩涙香探偵小説傑作選」(論創社)などもあるので好都合。本書だけでも黒岩涙香から横溝正史までの流れがつかめます。乱歩も正史もあそこまで涙香に心酔していたとは。本書で大きな流れを理解し、さらにその詳細を知りたい読者には、同著者の「大正の探偵小説」「昭和の探偵小説」「近代の探偵小説」がおすすめです。

  • あらすじが多い

    推理作家協会賞受賞の労作だが、読者としては、いちいちあまり面白くない探偵小説のあらすじをしこたま読まされるのはなかなかつらい。

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