作品情報
『石の記憶』は、言葉の密度と題材の力で読者を作品世界へ導く。
『石の記憶』は、田原の関心が凝縮された作品として読める。詩の言葉が、記憶や土地、身体感覚を通して内面の震えをすくい上げる一冊。
レビュー要約
-
題材への向き合い方と文章の手触りを評価する声があり、作品の余韻や構成に注目されている。
書籍情報
- 出版社
- 思潮社
- 発売日
- 2009-11-01
- ページ数
- 112ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784783731610
- ISBN-10
- 4783731616
- 価格
- 1430 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
Amazon.co.jp: 石の記憶 : 田 原: 本
レビュー
-
稀に見る『素晴らしい詩人』です 呆然としました
2014年に新聞の書評欄で紹介され、ピンと来るものが有り、即図書館で借り、圧倒された! なんと5年も前、2009年に出版されていたのに、その上その間にH氏賞迄「初めての外国人の受賞!」と解った時の驚き。26歳で日本に留学生として来た時には日本語が不自由だったそうなのに...この今の日本人でさえ操れない様な密度・集中力・正確さ・精神性・万能感・ヴァリエーションの多さ、未だ未だ形容したい言葉だらけだが、今家に本が多過ぎて(読書好きで数千冊有る!)此処数年、書籍の購入を控え整理もして来たが、やはりこれだけは『欲しい!』と、遂に踏み切った。読み捨てる本も多いが、これだけは最期迄手元に置きたい本のひとつ。
-
越境文学
日本現代詩人会主催第60回H氏賞を受賞。現代詩にも越境文学がついに出てきた。 外国、特に近くて遠かった中国へは簡単に行き来できる。田原氏も翻訳をやっているので、中国は仕事のエリア圏内だ。 田原氏は越境というより、第二日本人のような日本的で古風な日本人をさえ思い起こさせる。
関連する文学賞
- H氏賞 第60回(2010年) ・受賞