日本の文学賞

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まどさんへの質問

三好達治賞

まどさんへの質問

大橋政人

大橋政人の詩集。まど・みちおへの問いかけを軸に、詩人への敬意と自分自身の言葉を探す姿勢が重なる。柔らかな口調のなかに、詩を書くこと、読むことへの根源的な問いが置かれている。

対話まど・みちお言葉への問い

作品情報

詩人への問いは、自分の言葉を探すための静かな対話になる。

『まどさんへの質問』は思潮社から刊行された詩集。NDL SearchでISBN-13とページ数を確認し、ISBN-10と紙書籍ASINを補完した。

レビュー要約

  • 敬愛する詩人に語りかける構成が、作品全体に穏やかな緊張を与えている。平易な言葉の奥に、詩と生の関係を考えさせる深さがある。

書籍情報

出版社
思潮社
発売日
2016-10-25
ページ数
111ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784783735410
ISBN-10
4783735417
価格
2640 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/詩歌/詩集

問いの力 「(花とは/(何が咲いているのか//その夏から私は/大きな問いに/飲み込まれたままだ)」(「とんがり帽子」)。 「まど・みちおと現代詩の接点に立つ大橋さんは、常民の言葉で詩を書く難しさを知っている」(谷川俊太郎)。 見つめるほどに、全ては〈超現実〉へと変容していく。その変容のありのままを、ありのままに記録した24の詩篇。

レビュー

  • 心の中にある実感のこもった信頼できる言葉だけで楽しむ

    (花とは (何が咲いているのか その夏から私は 大きな問いに 飲み込まれたままだ p.10「とんがり帽子」より 大橋さんのように人生経験も知性も豊富な大人が、どうやったら子供のように、神秘を神秘のまま心に留めていられるのでしょう? 詩集全体に一貫したトーンがあるので、無垢を装っているいるようには思えません。 何か、心得のようなものがあるのでしょうか? 私の多くの「神秘」は、あるものは専門書で、あるものは哲学書で、あるものは著名な人の言説で、あるものはgoogleで……、あらかた解き明かされて、もう発見当初の新鮮さは無くなってしまったように思います。 分かったふうな気になって。 「神秘」を解き明かしたいという欲求をぐっとこらえて、「神秘」を「神秘」のまま心の中で転がして、心の中にある実感のこもった信頼できる言葉だけで楽しむことができたら、さぞ素晴らしいことだと思います。

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