日本の文学賞

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三好達治賞

みよしたつじしょう

詩集に与えられる文学賞。

文学賞
創設年
2006
主催
大阪市
カテゴリー
詩・現代詩
選考方式
公募
受賞対象
プロ
開催頻度
年1回
締切時期
11月頃
発表時期
2月頃
賞のステータス
終了

説明

大阪市が主催し福井県が協賛。詩人三好達治の業績を記念し2006年に創設。対象は12月1日から11月末までに発行され、自薦他薦された詩集。受賞は選考委員の合議で決定され、受賞者には賞状と賞金100万円、福井県特産品が贈られる。発表は毎年2月、授賞式は3月頃。第15回(2020年)をもって終了。

賞品

主賞品
賞状と賞金100万円および福井県特産品
賞金
1,000,000円
  • 福井県特産品

選考情報

選考プロセス

最終選考
審査員 選考委員による合議
通過率 不明
発表 毎年2月に発表

公式情報

https://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000009268.html

過去の受賞者

佐藤モニカ さとう もにか 受賞

ブラジルや沖縄の記憶、家族の気配、移動の感覚を背景に、朝という時間の輪郭から世界を描き出す詩集。軽やかな語り口の中に、移民としての経験と日常の手触りが静かに重なっていく。

朝の光のなかで、遠い記憶といまの暮らしが静かにつながっていく。

90ページ
詩集家族沖縄ブラジル移民の記憶
与那覇幹夫 よなは みきお 受賞
時空の中洲で

『時空の中洲で』は、宮古島に生まれた詩人・与那覇幹夫が、島の記憶や生の厳しさ、死者へのまなざしを、深い時間の層と重ねながら書き上げた最後の詩集。南の自然の明るさと、その奥にひそむ痛みを同時に見つめる、静かで切実な強度をもつ。

島の光の奥にある痛みまで見つめる、与那覇幹夫の最後の詩集。

94ページ
宮古島沖縄の記憶深い時間死者へのまなざし祈り南の自然
上手宰 かみて さい 受賞
しおり紐のしまい方

上手宰の第6詩集で、種々の「あなた」との対話を通して、憧れ、自己、家族、自然、神、時代へ向かう愛のかたちを探る作品。柔らかな心とユーモアを保ちながら、生活と詩作の奥にある対話の場所を見つめる。

しおり紐のように、詩は「あなた」との対話の場所を静かに待ち続ける。

104ページ
対話生活現代詩
服部誕 はっとり たん 受賞

服部誕による詩集で、日常の風景がふと見慣れない場所へ変わる瞬間をすくい取る作品。街角、電車、記憶、震災の気配などを、静かな非日常の空隙としてとらえる。

日常の隙間に現れる小さな非日常を、三日月を削るような繊細さでとらえる。

123ページ
現代詩日常の変容記憶都市風景
黒岩隆 くろいわ たかし 受賞

夢や記憶の中を流れる風景を、光と色の印象として結晶させる詩集。青い蚊帳、石仏、柿の実、波などの像が、時間の明滅を静かに描く。

季節の光の中で、記憶と夢が静かに明滅する。

85ページ
現代詩記憶季節光と色
大橋政人 おおはし まさと 受賞

大橋政人の詩集。まど・みちおへの問いかけを軸に、詩人への敬意と自分自身の言葉を探す姿勢が重なる。柔らかな口調のなかに、詩を書くこと、読むことへの根源的な問いが置かれている。

詩人への問いは、自分の言葉を探すための静かな対話になる。

111ページ
対話まど・みちお言葉への問い
谷川俊太郎 たにかわ しゅんたろう 受賞
詩に就いて

「詩に就いて」は、谷川俊太郎による受賞作である。受賞歴から確認できる中心作品として、人物、時代、社会、記憶の交差を読ませる作品として整理した。

谷川俊太郎の受賞作「詩に就いて」。

受賞作文学賞人間描写
1931-12-15 / 詩人 / 東京都

現代日本を代表する詩人。多くの詩集や翻訳作品を手がける。

高橋順子 たかはし じゅんこ 受賞

『海へ』は高橋順子が海をめぐる記憶、喪失、祈りを言葉にした詩集。日々の嘆きや憂いを海へ返すように、個人の感情と大きな自然の時間を響き合わせる。

ことばの窓を開き、悲しみを海へ返していく。

122ページ
喪失記憶祈り
藤田晴央 ふじた はるお 受賞

最愛の人の病と最期の日々を、季節の移ろいと草花の気配に重ねて見つめる詩集。喪失の痛みを静かに受け止めながら、日々の光景に残る面影を繊細にすくい上げる。

藤田晴央『夕顔』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。

93ページ
喪失自然記憶
高階杞一 たかしな きいち 受賞

『いつか別れの日のために』は、高階杞一による作品で、2013年の受賞・選出作として記録されている。澪標の書誌情報で刊行が確認でき、作品単体の書籍として扱える。

いつか別れの日のためには、高階杞一の受賞・選出作として書誌確認を行った作品。

87ページ
受賞作書誌確認文学賞
細見和之 ほそみ かずゆき 受賞
家族の午後

『家族の午後』は、2012-1 の miyoshi tatsuji award で記録されている受賞作です。本調査では Amazon JP、国立国会図書館、出版社公式ページの順に単行本・文庫・短編集としての書誌識別子確認を優先したが、このバッチ処理時点で受賞作そのものに対応する紙書籍の ASIN/ISBN を確定できなかったため、掲載誌や関連媒体の識別子は流用していません。

受賞記録上の作品名は『家族の午後』。書誌識別子は、作品本体と確認できる資料に限定して扱う。

受賞作書誌確認文学賞記録
粕谷栄市 かすや えいいち 受賞

遠く流れる川の像を軸に、時間、記憶、存在の距離を測る詩集。簡潔な言葉の中に、長く沈む思索がある。

遠い川は、粕谷栄市の受賞作として刊行形態でも確認できる作品です。

89ページ
記憶
長田弘 ながた ひろし 受賞

長田弘の詩集。日々の風景や読書、音楽、失われた人びとの記憶を静かに見つめながら、目に見える世界の奥にある時間の層をたどっていく。表題作を含む詩篇は、老いと寛ぎ、生活のなかの倫理をやわらかな言葉で照らす。

うつくしいものをうつくしいと言うための、静かな時間の詩集。

104ページ
現代詩記憶日常の風景老い読書と音楽
池井昌樹 いけい まさき 受賞

『眠れる旅人』は、池井昌樹による作品で、2009年の受賞作として記録されている。作品名と著者名で国立国会図書館サーチを確認し、単独書籍として一致する資料がある場合のみ紙書籍の識別子を採用した。

池井昌樹の『眠れる旅人』は、受賞歴と刊行形態を手がかりに読まれる作品である。

117ページ
受賞作現代文学刊行形態
田中清光 たなか きよみつ 受賞
風景は絶頂をむかえ

『風景は絶頂をむかえ』は田中清光による作品で、miyoshi-tatsuji-award 2008-1 の受賞作です。作品名と著者名を基準に単行本・文庫・収録書籍の公開情報を確認し、作品ページに載せられる範囲の基本情報をまとめています。

田中清光『風景は絶頂をむかえ』。

受賞作現代文学作者の代表的活動
伊藤桂一 いとう けいいち 受賞
ある年の年頭の所感

『ある年の年頭の所感』は伊藤桂一による詩歌作品。言葉の間合いと余白を生かし、日常の感覚、記憶、風景の変化を凝縮した表現で立ち上げる。

伊藤桂一『ある年の年頭の所感』。作品の核にある感情と時代の手触りをたどる一作。

詩歌記憶風景言葉
清水哲男 しみず てつお 受賞

清水哲男の詩集。老いの自覚、時間の堆積、生活の細部を、抒情と観察の間でたどる一冊です。

黄燐と投げ縄は、受賞作として読まれるにふさわしい特色を持つ作品です。

87ページ
老い時間抒情