作品情報
夕焼けの光を手渡すように、言葉が静かに残る。
思潮社刊の詩集。感情を過度にあおらず、柔らかい光景の奥にある不安や希望をとらえる作品として紹介されている。
書籍情報
- 出版社
- 思潮社
- 発売日
- 2018-10-15
- ページ数
- 117ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 15 x 1.3 x 21.5 cm
- ISBN-13
- 9784783736332
- ISBN-10
- 4783736332
- 価格
- 2860 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/詩歌/詩集
こんなにも背後の夕焼けは美しいのに ここにも、そこにも/たおやかな夕日が地に照り映えているのに。 呪われた火で/今も、ふるさとは燃えている。 (「火について」) 「彼は不思議な虚心をもって人や物や出来事をあるがままに迎え入れる。その凝視の底からある沈黙のしみとおったことばが身を起こすのである」(粟津則雄)。 震災後の福島の悲惨を、詩人はしずかに見つめてきた。人としての自然を奪われた理不尽な現実に抗う、魂の声24篇。 装画=宮崎進
1954年、福島県生まれ。 詩集に『魚の孵る日』(1978年、国文社)、『奇妙な容器』(1987年、詩学社)、『蜜月前後』(1999年)、『モルダウから山振まで』(2005年)、『竜宮岬』(2010年)、『汝は、塵なれば』(2013年、以上思潮社)
関連する文学賞
- 現代詩人賞 第37回(2019年) ・受賞