日本の文学賞

← 受賞作品一覧に戻る
切抜帳

高見順賞

切抜帳

江代充

詩集『切抜帳』は、記憶の断片や日常の言葉を切り抜くように配置し、時間の層を浮かび上がらせる。

記憶断片時間言葉

作品情報

切抜帳は、受賞歴にふさわしい密度で人と世界の関係を見つめる。

江代充の『切抜帳』は、受賞対象として確認できる作品である。公開書誌や出版社情報で単行本化を確認できる場合は識別子を記録し、単独書籍として確認できない場合は雑誌・掲載媒体の識別子を流用していない。

レビュー要約

  • 断片を連ねながらも全体に呼吸が生まれる構成が評価される。静かな言葉の持続を読む詩集として受け止められている。

書籍情報

出版社
思潮社
発売日
2019-10-15
ページ数
117ページ
言語
日本語
サイズ
13.6 x 1.4 x 19.8 cm
ISBN-13
9784783736844
ISBN-10
4783736847
カテゴリ
本/文学・評論/詩歌/詩集/現代詩

垣の葉むらのすき間が所所でふくらみを呼び起こし 左右から全体に纏まった川のように光りながら動いていて (「語調のために」) あるがままを―― 「ちかくの道のなかに/一つ一つ茎のかたちで生い立つものも/他から吹かれたその通りのことばを/くり返すように揺れ始めている」―言葉を通じて、この場所へかならず戻ってくる。 遥かなる道をたずねる14年ぶりの新詩集。装幀=清岡秀哉

1952年12月、静岡県生まれ。広島大学教育学部聾課程卒。大学時代、羽衣町松林方を経て広島の詩人さかもとひさし宅の2階に下宿。 比治山、段原町を歩くことを日課とする。卒業後上京、教員生活を送りながら詩作を続ける。78年第1詩集『公孫樹』(青土社)、83年『昇天 貝殻敷』、89年『みおのお舟』、95年『白V字 セルの小径』で第7回歴程新鋭賞受賞。 97年日附を付けた文集『黒球』(りぶるどるしおる26)、2000年『梢にて』(以上5冊、書肆山田)で第8回萩原朔太郎賞受賞。01年11月に渡仏、オルレアン国立劇場などで自作を朗読する。03年静岡県文化奨励賞受賞。05年『隅角 ものかくひと』(思潮社)。 09年4月フランシスカン・チャペルセンター(六本木外国人共同体)で受洗。

関連する文学賞