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太陽の壷: 川野里子歌集 (かりん叢書 159篇)

河野愛子賞

太陽の壷: 川野里子歌集 (かりん叢書 159篇)

川野里子

川野里子の第三歌集。身体、自然、都市、記憶の奥にある暗部を、鮮烈な比喩と硬質な語感で掘り起こす。日常の像が神話的な広がりを帯び、短歌の定型の中で強い幻視性を放つ。

短歌身体神話性自然記憶

作品情報

日常の事物が、身体の内部と世界の暗部へひらかれていく歌集。

砂子屋書房刊、かりん叢書の歌集。ISBN 9784790406860。川野里子の代表的歌集の一つとして、後年の著者紹介でも河野愛子賞受賞作として挙げられる。

レビュー要約

  • 読者からは、身体感覚と自然物を結びつける濃いイメージ、歴史や絵画へ広がる想像力が印象に残る歌集として受け止められている。

書籍情報

出版社
砂子屋書房
発売日
2002-12-01
ページ数
189ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784790406860
ISBN-10
4790406865
価格
2200 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

Amazon.co.jp: 太陽の壷: 川野里子歌集 (かりん叢書 159篇) : 川野里子: 本

レビュー

  • 群馬県立土田文明文学記念館で、現代女性歌人展があったので予習として拝読。自分の好きな水関係の短歌を引用させてください。

    幹半ばより切られし銀杏が幹半ば鬱然として雨期の芽を吹く ざらざらとざらざらと雨は降りてをりからだの内部に外部にやがて暗部に 金欲しき生ぞ尊し一葉の日記にはげしくふる雨と雪 大鯨海をあふれて暴るるを描きし國芳泣きしか笑ひしか コンビニのソーダー水のなかに棲む龍がときをり身じろぎをする まことしづかな浜昼顔とし吾は咲き海を見てをり百年がほど

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