作品情報
『山鳩集』は、小池光の表現を受賞作として伝える歌集です。
『山鳩集』は、小池光による歌集です。受賞対象として記録される作品で、題名が示すイメージと作者の関心を手がかりに、人物や土地、記憶、感情の動きを描きます。
書籍情報
- 出版社
- 砂子屋書房
- 発売日
- 2010-06-01
- ページ数
- 373ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784790412724
- ISBN-10
- 4790412725
- 価格
- 2200 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
Amazon.co.jp: 山鳩集: 小池光歌集 : 小池光: 本
レビュー
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「ことば」に淫し、「ことば」に遊び、唯一無二の「新しさ」を追求した、トコトン工夫の作物
小池光の第八歌集。期待にたがわず、言葉の並び、景物の取り合わせ、配合の妙、何を歌にし、何に注目するか、ことばや場面の選択、切り口が比類なく無二、新鮮。歌になりそうにない物・事・感情・動き・場面・時を、あえて歌にしようという挑戦に満ちている。サラリと詠んで(実は練りに練られているのだが)、すべての歌が類歌を許さぬ一点もの。真似できそうで、できない歌ばかり。「ことば」に淫して、あえて平凡な景色を、非凡に詠う。ただ、ただおもしろくって、600首を、しばしば声上げて笑い、イッキ読みしてしまった。言葉の快楽を存分に味あわせて、第三回小野市詩歌文学賞を受賞。これで受賞7つ目。地味な見かけに騙されてはいけない。短歌の湿り気を払拭した、これこそが本まもんの前衛短歌なのだ。
関連する文学賞
- 小野市詩歌文学賞 第3回(2011年) ・受賞