日本の文学賞

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ビッグボーナス (宝島社文庫)

『このミステリーがすごい!』大賞

ビッグボーナス (宝島社文庫)

ハセベバクシンオー

パチスロ業界の裏側で、攻略法を売る男が危うい金と人間関係に巻き込まれていく。軽妙さと冷たい闇が同居するパチスロ・ノワール。

パチスロ犯罪ノワール詐欺裏社会

作品情報

攻略法を売る男が、裏ロムと闇金の世界へ落ちていく。

第2回「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞受賞作。パチスロメーカー出身の主人公が、ガセ攻略法を売る日々から危険な事件に巻き込まれていく。

書籍情報

出版社
宝島社
発売日
2005-02-14
ページ数
356ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784796644860
ISBN-10
4796644865
価格
1 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

一獲千金に命を賭けろ! ギャンブル・バカvs裏情報 攻略情報会社の内幕すべて覗けます! パチスロメーカーで企画開発をしていた主人公は、今は攻略情報を売る超やり手の営業マン。ガセネタの攻略法をパチスロ中毒者に売りつけ、大金をふんだくっている。やがて、そんな彼の周囲で不穏な空気が流れ始め――。第2回『このミス』大賞優秀賞受賞作が圧倒的支持を受け、ついに文庫化!

レビュー

  • インチキ野郎たちは素敵だった

    痛快、軽快におもしろい作品だ。あっという間に読みきってしまった。文体も独特な軽快なタッチで、ところどころにちりばめられたギャグに笑える。パチスロのインチキな攻略情報を売りさばくという裏社会で生きる男たちの描写もリアリティがあって一気にその世界に引き込まれてしまった。そして次々と巻き起こる不可解な出来事に自分も一緒に悶絶。後半から一気に展開するヤクザとの攻防はスリル満点だ。

  • 軽いのはいいが、深みが欲しくなる

    ぱちすろ界のことはなんとなく勉強になりました。 でもミステリーとしては軽薄だな。ドキドキはしなかった。

  • プレゼント

    友達にプレゼントしたのでわかりませんが友達は喜んでくれた

  • 「このミステリーがすごい!」優秀作。

    書評欄の評価に興味をもち購入。オビにもあるように「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞受賞作なんですが、勘違いすることなかれ。宝島社の「このミス」は毎年出版されるミステリーをランキングしたものですが、本書が受賞したのは宝島社のアマチュア作家発掘企画の「第2回このミステリーがすごい大賞」優秀賞。よって本書は著者の「ハセベバクシンオー」氏の処女出版作、ということになります。奥付のハセベ氏経歴には「映画会社勤務を経て、負け犬に。現在某外資系CDショップにてアルバイト」ですって。このペンネームといい、何とも人を食ってますが、本書の内容も期待に違わず破天荒。主人公はパチスロ必勝法をTELセールスする会社勤務、怪しげな情報を口八丁で売りまくって稼ぎまくり、メルセデスを駆り腕にはフランク・ミュラー。もう最初からB級エンタテインメント小説の匂いぷんぷんですが、テンポもいいし、内容そのものが新鮮なので(若干筆致は生硬なれど)前半部分はあっという間に引き込まれます。どういう風に展開するの?と後半への期待が高まりますが、まあ後半はちょっと下降気味。読んで損はしないと思いますが、本音は次回作に期待、というところです。

  • 作風は面白い

    前半と後半で話の印象がガラリと変わる。 さすがこのミス優秀賞受賞作。前半のギャンブル話もさることながら、後半の畳み掛けるミステリーはお見事。

  • 面白くない

    パチスロの攻略法や詐欺の詳細な手口など、裏の世界ってどういう世界なんだろう?と期待して購入しました。しかし、肝心な部分が大雑把でありきたりな内容でした。とても残念です。 後半からヤクザが出てきて、ストーリーにアクセントを付けて、盛り上げようとする作者の意図は理解できるが、如何せん、面白味がまったく感じられなかった。 あまり、期待して読まない方がいいかも。

  • 読みやすい

    主人公、東はパチスロ攻略情報会社でガセネタを売りさばいている。まず、このときの営業トークが面白い。 文章が平易でその場その場の状況を少ない言葉で書いているので、どんどん読み進めることができます。 このスピード感は見事。別に浅いってわけではないですし。 終盤に向けて、いろいろひっくり返っていくところが、なんかとってつけたように感じるのが難点ですかね。

  • 予想以上に面白い

    一寸前の「このミス」の優秀賞。いきなり、僕の知らないパチスロの専門用語などがばんばん飛び出してきて、これは ついていけないなあ、と思いきや。スピード間溢れる筋運びと裏社会での金儲けの話が、極めて面白く展開されるため どんどんページをめくっていってしまった。まさに奥田英郎の世界に似ている。こんな世界もちゃんと小説のねたになるんだ と感心してしまう。ただ、後半の暴力描写や、派手なアメリカ映画ばりの撃ち合いが今までの緻密さを消し飛ばすような 感じで残念。最後は、もうちょっと丁寧に、かつちょっとひねって作って欲しかったなあ。

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