作品情報
人喰いの妖との契約は、少年の日常を恋と恐怖の板挟みに変えてしまう。
HMVでISBN-13/ISBN-10と内容紹介を確認。GA文庫公式の新人インタビューでも刊行日と著者情報を確認した。
レビュー要約
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不穏な契約設定とラブコメ的な三角関係が同時に進む点が特徴で、妖の存在感と主人公の追い詰められ方が印象を残す。
書籍情報
- 出版社
- SBクリエイティブ
- 発売日
- 2011-09-14
- ページ数
- 240ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.8 x 1.2 x 15.2 cm
- ISBN-13
- 9784797366983
- ISBN-10
- 4797366982
- 価格
- 649 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
「わしはクロエ……化物じゃ」 少年を絶体絶命のピンチから救ったのは超美少女な人喰いの妖!? そしてその契約の代償とは…… 突如高校生の神咲十夜とその幼馴染である来海立夏のクラスに転校してきてた謎の美少女、大神黒衣。 じつはその正体こそ……… 『月に一度、人を一人喰わせてもらう。それがわしとの契約じゃ』 十夜がとあるきっかけで契約してしまった巨狼の妖---人喰いだった! 「大神さんは、十夜君とはどういう関係なんですか!?」 「あら、婚約者ですけど何か?」 さらには、事情を知らずにヤキモキしている立夏にまでとんでもないことを言いだす始末。 果たしてこの人喰いの目的とは? そして少年は契約に何を望む? これは彼と人喰いの"日常"の物語。 『末長く、よろしく頼むぞ我が主』
レビュー
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絵が良い
自分は表紙重視で買いました。 やはり、表紙だけ・・ 内容は乱れていてあまりおもしろくなかった。 続きを買うきにはならなかったw
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ラノベ初心者のたわごと
時の権力者による粛清を生き残り、現代にあって封印が解けるとただちに国家によってその抹殺を試みられ、政府の役人に「この国の全戦力をあげてもあなたを滅することはできないでしょう」と言わしめる。まるで「妖(あやかし)界の小沢一郎」とでもいうべき実力者と契約した高校生のあれやこれやな話です。 いや、おもしろく読めました。ちょうど、永井豪の伝奇SFの読み切り短編を読んだくらいの満足感はあると思います。 で、なんで星がひとつかというと、主人公の隣家の家庭内事情への介入と解決方法があまりに安易で大雑把に思えるからです。いえね、普通の高校生ならまあいいんでしょうが、この主人公は作中で前述の小沢一郎サンから「それだけの胆力があれば」、「それだけの気骨のある人間は中々おらんぞ」と言わしめているのに何だかなあ、という感じなのです。 自分の好みとしては、悲惨な状況にある当事者の決意と選択といったものが多少なりとも書き込まれていたならば、結末が同じであっても、良くできたホラーを見た後に感じる、何がしかの清涼感のようなものをまとった作品になっていたんじゃないかなー、と何か惜しい気がするので星ひとつにしておきました。 あ、でも自分は2巻買います。期待してるので。
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彼女が望んだ未来と彼が選んだ道
予想していたよりもずっとシリアスな作品です。 「日常」というのも決して平和な意味合いでは使われてなく、変わらないからこその辛さとか、変わってしまった故の苦悩とか、 そういった暗い部分をさらけ出した「日常」のように感じました。 無難に、冒頭から人食いとの出会いのシーンで始まり、そこから主人公の「日常」に変化が起きる訳ですが、 物語の展開の仕方としては特に大きな見せ場はないものの、淡々としている分感情の起伏が感じ取れやすかったように思います。 正直な所、御都合主義な設定が無い訳でもなく、 主人公の人食いに対する反応(コメディ要素)にやや違和感を感じないこともないのですが、 それは許容レベルに収まる程度で、大抵の方は大丈夫かと。 文章力に問題もなく、良作+序章ということもあって☆5にしても良かったのですが、 敢えて☆4にしました。 その理由としては、主人公の選んだ道が自分にとって凄く辛いものだったからです。 物珍しい訳でもなく、好きな展開なのですが、それでも切ないというか。 ややネタバレになるのであまり触れませんが、互いの気持ちを応援してあげたい自分としては切な過ぎる道でした。 なので幸せになって欲しい気持ちが強い自分にとって、少し辛い終わり方(もしくは始まり)だったので☆−1にしました。 絵師さんのイラストも素敵なので、気になった方はぜひ購読されてみてはいかがでしょうか。
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予想を上回るほど良かった!
レビューを読ませていただきましたが とってもシビアで、お二方が小説が書けそうなレビューで驚きました 小説を読んだ時のおもしろさをもう一度発見することができました 今までは自己啓発書ばかり読んでいたので、ファンタジーのおもしろさを忘れていました 主人公がとても善良な高校生で、何故か不良に目を付けられた理由がありませんでした・・・次の作で出るんでしょうか? とてもおもしろかったので2巻が出るのであれば絶対に購入します この小説は物語にとても入り込めました とてもオススメです
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月並みだけれど、力の代償
高校生の神咲十夜が川原で集団リンチをされているとき、謎の幻聴を聞く。その言葉に従って契約をした途端、痛みは消え、気づけば目の前には、美しい少女の姿をした狼の妖・大神黒衣がいた。彼女はその手に、先ほどまで十夜を痛めつけていた少年の生首を持っていた。 十夜が黒衣と交わした契約は、十夜に絶対服従する代わりに、一月に一人、人間を喰わせるということ。別に彼が犠牲者を連れて来る必要はない。ただ指定しさえすれば良い。しかし、もし指定しなければ、彼女が勝手に喰う人間を選んでしまう。 そんな異常な心理状態に叩き込まれた十夜だったが、黒衣が婚約者を名乗って転校生となって来たため、幼なじみの来海立夏がやきもきして近づいて来てしまい、気が気ではない。何せ相手は人喰いなのだ。大切なものほど遠くに置いておきたい。 だが、自分で手を汚すことなく、証拠を残すこともなく人間を消し去る手段を手に入れたということは、あまりにも大きい力だ。その事実は、彼の人生を歪めていくことになる。 ボクは将棋は結構好きだけれど、チェスはあまり好きではない。なにが気に入らないかと言えば、エンドゲームが近づくに連れがら空きになって行くチェスボードだ。自分の邪魔になるものは世界から排除して戻さない。その思想があまり好きにはなれない。 ここで十夜が手に入れた力も、そういうものに近い。たとえ犯罪者や、自分と関係ないものを対象に選んだとしても、その相手が跡形もなく消えたとしても、彼が選んだという事実は消えないのだ。そうして彼は、望まない力を得た代わりに、何よりも望んでいたものを失ってしまう。哀れで仕方がない。
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