残留思念捜査(サイコメトリー) オレ様先生と女子高生・莉音の事件ファイル (宝島社文庫)
催眠状態で残留思念を読み取る女子高生・莉音と心理学者の渋谷一樹が、連続誘拐事件の謎に挑むサイコメトリー捜査小説。
作品情報
事件現場に“残された声”を聞き、犯人を追え。
第11回『このミステリーがすごい!』大賞の隠し玉として鮮烈デビュー。心理学と超常的な能力を組み合わせ、連続誘拐事件の真相へ迫る。
レビュー要約
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能力設定と事件の組み合わせが受け、隠し玉として堅実な評価を得ている。
書籍情報
- 出版社
- 宝島社
- 発売日
- 2013-08-06
- ページ数
- 313ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.8 x 1.3 x 15.2 cm
- ISBN-13
- 9784800211682
- ISBN-10
- 4800211689
- 価格
- 998 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
2013年『このミステリーがすごい!』大賞の隠し玉として鮮烈デビュー! 著名大学で法学部講師を務める「俺」こと渋谷一樹は、大学での講義のかたわら、付属女子高の非常勤講師を任されることに。が、ある日、文化祭で暴漢に襲われていたところを助けたことがある生徒・二ノ宮莉音と、思わぬ場所で再会する。そこは、誘拐事件の関連現場――。旧知の間柄である警視庁捜査一課の今尻によれば、莉音は、催眠状態で“空間に残された思念"を読み取り、言葉にする能力を持つという。心理学者として催眠導入もできる渋谷は、莉音とコンビを組み、世間を震撼させる連続誘拐事件の謎に迫るが……。
あいま 祐樹 (あいま ゆうき) プロフィール 慶應義塾大学卒業。金融機関を経て出版社勤務。
レビュー
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次が気になる!
理屈抜きでおもしろい。 オレ様の心が少しずつ変化していき、それを認められずに振り回されている姿がホントに焦れったくてかわいい。 ぜひシリーズ化していただきたい一冊です。 続編を楽しみにしています。 早く出して下さいね。
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タイトルに異議あり
オレ様先生とタイトルにありますが、顔が良くて、高収入、頭脳明晰、それでいていい奴な主人公。オレ様ぶるのは親しい連中の間だけの常識人。 文章はこの主人公視点で書かれているので、こいつを好きになれれば面白い小説と感じるでしょう。(ラスト付近に重いエピソードが入りますが) サイコメトリーが出てくる某小野先生の話とは毛色が違いますのでご注意を。 ヒロインについてはまあ読んでみてください。良い娘ですよ。 ☆マイナス1は小説の最初のほうが全体像つかむまで読みづらかったためです。
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事件の謎で引っ張るかと思いきや、最後はベタ甘有川浩風
催眠誘導を得意とする「オレ様先生」渋谷と 残留思念リーディングの能力を持つ莉音のコンビが 捜査協力していく話ですが、2人の特殊能力は 丁寧に描かれており、かつストーリーのメインギミックなので すんなり受け入れられました。設定がいいですね! 「ひきこもり」連続猟奇殺人事件は莉音自身とも 深く関係しておりぐいぐい読ませます。 けなげな莉音を思うと、事件の真相は悲しく切ない。 ただ、連続幼児誘拐殺人事件があれだけ 引っ張ったのにいつのまにか解決しててビックリ。 P258の数行で収束してます。 キャラは前半安定していません。 渋谷先生は全然オレ様でなく、 むしろ女子高生に想いを寄せるピュアボーイ。 P99-P130くらいの莉音も、直前まで絶叫して 苦しんでたのがけろっと戻ってたわいもない会話を してたりと、ちょっとつかみづらかったです。 そして最後は、有川浩先生ばりのベタ甘。 入り口はミステリで出口はラブストーリー。 いろいろ書きましたが、続編が出ればぜひ読んでみたい。 硬派でなく、純粋な2人になんだかんだ愛着がわきました。
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ドラマ観たいなあ‾!
テンポ良いのに、要所要所で専門性の高い内容出てきて、それでもグイグイ惹き寄せられて、あっという間に読み上げてしまいました〜! もし、ドラマ化されたら、誰に一樹やってもらおうかなあ・・・とか、莉音はあの娘かなあ・・・・と想像して読むのも楽しかったです。 またオレ様先生&女子高生莉音ちゃんに会いたいです♪
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ミステリー要素はほとんどなく、どこで見たようなものですね。そして恋愛要素の部分が長々と書かれていてラノベだなと思いました。
ミステリー要素はほとんどなく、どこで見たようなものですね。そして恋愛要素の部分が長々と書かれていてら述べだなと思いました。ミステリー作家としては才能が無いと思います。恋愛部分も、こんな痛々しい27歳男とか、こんな純粋な女子高生いないよと言いたくなります。かなりやり取りと、脳内思考がラノベ風に美化されていて少女漫画に出てくる男のようです。この作家さんは女性ではと疑ってしまいました。ほかの方の評価は高めですが、少し読んでから購入されることをお勧めします。
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ハードボイルド&きゅん
ラノベかと思いきや、結構ハードな筋立て。 サイコメトリーの女子高生もそこらにいそうな実在感がある。 ネタバレになるといけないけど、公判での証言には鳥肌が立った。 先生にもまだ色々な事情がありそうだし、今後どうなるのかたのしみ。 処女作だそうだが、シリーズになるのかな?
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読書が苦手な自分もグイグイ引き込まれる面白さ!
ほとんど読書をしない自分ですが、一気に引き込まれるように読めました。読みやすい文体、興味深い展開、ミステリーとしても読み応えあります。次回作が楽しみな作家さん登場です!
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あいま祐樹「フハハ!ホモオタじゃないです!」
・オリジナリティ サイコメトリーというと真っ先に「サイコメトラー」を思い出すが内容やテイストはまるで違い、 こちらのサイコメトリー能力は「サイコメトラー」よりも上の、上位互換といった感じ。 空間から思念まで読み取れるのは完全にファンタジー。 よってミステリとしての傾向はファンタジー系。 ・ラブコメとして 有川っぽいというレビューがあったが、確かにそれっぽい。 ひらがな多用の文章は松岡っぽくもある。 つまりラノベと文芸の中間のような内容。 ネットスラングを使うのとか、キモイので止めてほしかった。 終盤の真面目なシーンで「誰得」とか、普通の人は意味わからないでしょ。 10歳も年が離れているし一見教師と生徒という禁断の関係っぽいが、 オレ様先生はただの非常勤なので、遠慮するようなシーンはいっさいない。 ヒロインもオレ様を先生と呼びながらも先生であることは気にもとめない。 ・イラスト ぶっちゃけ下手なんだけど…執拗にイケメンイケメンイケメン美少女美少女美少女と描写されるが、 この溢れ出るモブ臭ではみじんもイケメンにも美少女にも見えない。 特に莉音はアトラスのゲームのモブキャラ臭が酷い。曽我部にはもっと可愛く描いてほしかった。 ・ミステリとして キーとなる事件が実はたいして重要ではなく、あっさり解決。 そして事件の裏に隠された本当の事件とその黒幕が…という定番の流れ。 莉音が義理の父にレイプされていたことや真犯人がその兄であることは読めたが、 想定外だったのが、結局主人公があまりにも勝手な自己完結をし、犯人隠避をし、犯人を見逃すところ。 「相棒」の右京さんだったら絶対に逃がさないよなあ。ブチぎれ説教コースやろなあ…。 稀にある展開だが、どんな理由があろうが殺人犯(厳密には実行犯は別。しかも犯罪者を陽動したというかなり愚劣なやり口)なのだし、 それがさも美談で済まされ、最後主人公と殺人犯に友情が芽生えるってな展開が非常に気持ち悪かった。 真犯人が自分は告発されないかと冗談っぽく言うシーンもキモイ。 ただでさえ腐女子の妄想みたいなキモいキャラしか出てこないのにこれは酷い。 ・総評 とはいえなかなか面白い小説だった。明らかに内容ではなく売れそうな話を短絡的に選んでいるだけの「このミス」なのに面白い。これが一番意外だった。 ちなみにこの小説はもともと「オレ様先生」というタイトルだったらしい。 これでは内容が意味不明で、しかもまさか、最重要キーワードであるサイコメトリーと、莉音すらなかったとは思わなかった。 改題が編集のアイディアなら、グッジョブ。