婚活島戦記 (宝島社文庫)
IT社長夫人の座をかけて孤島に集まった女たちが、結託や裏切りを繰り返す婚活サバイバル・ミステリー。
作品情報
この婚活に、敗者復活戦はない。
第11回『このミステリーがすごい!』大賞の隠し玉作。絶海の孤島を舞台に、選抜された女性たちが花嫁の座を争うサバイバル型ミステリー。
レビュー要約
-
孤島サバイバルとしての勢いと、女性同士の駆け引きが面白いと受け止められている。
書籍情報
- 出版社
- 宝島社
- 発売日
- 2013-08-06
- ページ数
- 329ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.8 x 1.4 x 15.2 cm
- ISBN-13
- 9784800211705
- ISBN-10
- 4800211700
- 価格
- 820 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
2013年『このミステリーがすごい! 』大賞の隠し玉として鮮烈デビュー! 孤島に呼び集められたのは、厳格な事前審査を経て選りすぐられた数十名の美女たち。若くして巨万の富を築いたIT業界の寵児、桐生高雄の花嫁を決めるための選抜大会が、この島で開かれるのだ。勝者には、莫大な富と世界的名声を持つ桐生の花嫁の座が保証されていた。四日間の凄絶なサバイバルを勝ち抜くのは、はたして誰か。また、桐生の真の狙いとは? 元アングラ格闘技家のヒロイン・二毛作甘柿をはじめ、個性豊かな女性キャラクターが繰り広げる壮絶なバトル。その火蓋が、いま切られる!
柊 サナカ (ひいらぎ さなか) プロフィール 1974年、香川県生まれ、兵庫県育ち、東京都在住。神戸女子大学文学部卒業、姫路獨協大学大学院言語教育研究科日本語教育専攻修了。日本語教師として7年の海外勤務を経て、『婚活島戦記』(宝島社)にて作家デビュー。
レビュー
-
丁寧な梱包です!
綺麗な商品でとても良かったです
-
よく出来ている作品だけど…
もし これが映画やドラマなら展開 設定 落ち キャラクターなど 本当によくまとまっていて良い作品です。 ただ個人的には作風がちょっと合わない感じです。女性が莫大な財産や地位目当てに嫁の座を巡り名も知らぬ男のために殺し合いをする。(当然 企画者サイドは殺し合いを推奨してる訳ではないが 明らかにそうなるよう誘導している)何のために必要なの?生き残り力や個性の確認なら 他のサバイバルのやり方もあるだろうにと感じてしまう さらにネタバレになるので書けないが 結末への下りなどの展開など なんか後味が悪い。 悪い奴らが騙したり騙されたり 殺しあい壊し合いなら面白いかもですが 結婚相手探しの女性同士がこれをやるのは 日常にいきなりドロドロした非日常が入りこんだような不安感と言うか不快感を感じて 今ひとつ楽しめ無かったです。 作品としては上手いですよ。
-
バトロワ、ゼロサム系のエンタテインメント
楽しめました。 スピード感がありキャラも立っていてラストの驚きもあり、すぐに読み終えました。 タイトルをみるとドロドロ恋愛もの?思ってしまいますが、内容はサバイバルもののエンタテインメント作品です。 もちろん架空の荒唐無稽とも思える島のお話なのですが、アクション、特に格闘シーンの描写などは緻密で、興ざめすることなくそのまま閉じられた島での物語に引き込まれます。 本作の主人公が活躍する「レディ•ガーディアン 予告誘拐の罠」も楽しかったです。
-
主人公の魅力と緻密な描写に引きつけられて、あっという間に読了
極限の環境で露呈する、女の本性。こう書くといかにもドロドロしたストーリーが想像されますが、いや、実際かなりドロドロとしているのですが、それでも読中から読了まで一貫して爽快感を得られるのは、やはり主人公の持つ魅力の成せる技でしょう。最後に明かされる悲しい秘密を読んでも、なお漂う明るさに救われました。 現実離れした設定と思いきや、描写が非常に細かいために情景がリアルに迫ってきて、「婚活島戦記」の世界にどっぷり浸かってしまいました。おかげでどこも出かけられなかったこの夏休みに、一冒険した気分に(笑)。次回作が早く読みたい!