作品情報
帝国の勇者カイムは、世界より少女を守るため、蘇った英雄に挑む。
ベルカ帝国が誇る異能兵士「帝国の勇者」が反乱軍に殺害された。報復のため派遣された勇者カイムの前に現れたのは、死んだはずの仲間シオン。彼女は古の英雄が振るった聖剣を掲げ、帝国の殲滅を宣言する。カイムは聖剣に支配されたシオンを救うため、勇者殺しと蘇った英雄に立ち向かう。
レビュー要約
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帝国側の勇者を主人公に据え、英雄の理想と少年の誓いを衝突させる構図が読みどころになっている。強大な相手に最後の切り札で挑む王道の熱さがある。
書籍情報
- 出版社
- SBクリエイティブ
- 発売日
- 2019-07-12
- ページ数
- 344ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.8 x 1.7 x 15 cm
- ISBN-13
- 9784815601171
- ISBN-10
- 4815601178
- 価格
- 33 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
第11回GA文庫大賞<奨励賞>受賞作 禁術で造られた超兵士 VS. 聖剣に選ばれし少女 ――どちらが真の英雄か!? “まがいもの”の超兵士が真の勇者を超える 「〈勇者殺し〉はどこだぁぁぁぁ!!」 ベルカ帝国が誇る無敵の異能兵士、【帝国の勇者】が反乱軍に殺害された!? 事態を重視した帝国は、勇者カイムを報復のため派遣するが……。 「……まるで、死んだシオンに……」 カイムの前に現れた標的は<勇者殺し>に殺された仲間のシオンだった!! しかも、古の英雄が振るった伝説の聖剣を掲げ、帝国の殲滅を宣言!? 「俺はすべてを捧げて、お前を救う」 聖剣に支配されたシオンを救うため、カイムは〈勇者殺し〉こと、蘇った英雄に挑むが苦戦。力量差を覆そうと、最後の切り札を使う――。 「――ゆくぞ〈リンドブルム〉!」 第11回GA文庫大賞奨励賞。英雄の理想と少年の誓い、勝ち残るは!?
有澤 有 (ありさわ・ゆう) 第11回GA文庫大賞<奨励賞>授賞作品『帝国の勇者』にてGA文庫よりデビュー。
レビュー
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将来性にも期待できる、王道ヒロイックバトルファンタジー
最初はKindleのサービスで無料で読めたのですが、内容よかったので応援したくなったので購入しました。 元は勇者やモンスターがいた世界だったが、人間の技術の発達で戦車や銃が開発され、人工勇者も産み出されるようになった世界。 そうした人工の帝国の勇者の1人のカイムは仲間である勇者たちが殺されたことに復讐の気持ちを抱く。そして帝国と敗北した王国の停戦協定を邪魔してくるその「勇者殺し」と対決する、という話です。 多数の魅力的なキャラクターと飽きさせない異能バトル、次々と変わる展開の構成のよさと本当に新人なの?と思うようなバランスのとれた良作です。尖っていないので「小説」として要求する要素がある人には物足りないかもしれないでしょうが、キャラ良し、バトル要素あり、陰謀や国同士の争いの話を膨らませる要素や、恋愛要素ありと全て詰め込まれており、ライトノベルとしては優秀です。 またイラストの良さもあり、アニメ化向きの作品でしょう。うまくシリーズとして話のストックを貯めさせ、成長させれば人気でそうな気もします。 まったくのサブキャラだけど、セエレとか侍女のモナのカップリングとかいいと思う。国をこえたちょっといい感じのラブとか好みです。サブキャラだと話の重要性に関係しないから、純粋に恋愛要素あるとニマニマできるのでw 娯楽性高く、続きが楽しみなシリーズになりました。
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王道。
王道すぎるにも程がある! ただしいい意味で。 モノクロ挿絵がヘロヘロなのは気になったが、 イラストレーターも本書がラノベ初デビューの模様。 星3なのは個人的にミリタリーがあまり好みでないからで、 好きな人ならもう少し楽しめるのではと。 これが描きたいんだという熱量の伝わってくる良作でした。
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王道でありながら、適度にリアルさ・ダークさがある
主人公はあらすじにある通り、家族であり、想い人である、かけがえのないヒロイン=シオンと剣を交えなければなりません。 ヒロインを取り戻すという動機は王道ながら、苦悩や葛藤も強いられるのですが、そのへんのバランスが重すぎず軽すぎず、最後まで楽しむことができました。 王道ストーリーながらキャラクターの数は結構おおいのですが、味方も敵もサブキャラクターに魅力的な人物が多いのもよかったです。 あとは設定の適度なリアルさ。 戦争の描写、戦闘時の能力の工夫、たとえばドラゴンのような魔物を避ける方法や兵器の仕組み、勇者=兵科=軍事会社の広告塔だったりと、いずれも適度に描写されているのが気に入りました。 そして一番驚いたのが、同作者の「魔王と聖女が導く冒険者ライフ」との作風の違いでした。 あちらの作品はいい意味でおバカなコメディタッチな文章なのに対し、こちらは日常シーン以外は基本的にシリアスな文体を貫いていて、同じ作者とは思えなかったほど※主人公がぶれないところなど通じるところもあるのですが 本作の内容とは関係ないのですが、作風の転換が見事で、読み比べるのも面白かったです。
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内容は面白かったが
偉そうに設定をひけらかすこと無く、登場人物も主人公の周辺に絞ることで、簡潔な内容になっていた。おかげで戦闘シーンをメインに置いていて面白かった。 ただ、kindleのあらすじ紹介の文が最高に頭が悪く、全く内容が分からなかった。そこらの道を歩いている中学生でも、もっとまともな紹介をするだろう。正直評価の良いレビューがなかったら買わなかった。今からでと良いので、あらすじ紹介をもっとまともな人に書き直してもらうべきだと思った。
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躍動感のある骨太ファンタジーだが最後が残念
現代風の世界観にファンタジー要素をミックスしながらも、自然にその設定を説明しており かなり読み応えがあります。 ほとんどが戦闘シーンですが、文章だけでかなり躍動感を感じます。 現代風ファンタジーとして文章力も設定も素晴らしいと思いますので、そういった設定が好きな方にはオススメ。 ただ、味方の勇者や軍人はとても魅力的な一方、ライバルである勇者殺しは身勝手で正義を語る割には何も信念が見えず 安っぽいキャラにしか見えませんでした。 勇者殺しが出てくる度にイライラさせられたので、この構成なら最後はハッピーエンドにして欲しかったところ。 続刊があるようですがまた同じようなやり取りするのか、と思うと買わないかな・・・。
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