日本の文学賞

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その商人の弟子、剣につき (GA文庫)

GA文庫大賞

その商人の弟子、剣につき (GA文庫)

蒼機純

『その商人の弟子、剣につき』は、若き商人エドモンドと、人の姿を得た魔王の剣ティフィンが旅をするファンタジーです。金貨、取引、願い、勇気を軸に、力でなく交渉で世界の危機へ向かう物語が展開します。

ファンタジー商人魔剣

作品情報

欲には金貨を、願いには勇気を。商人は剣とともに世界を渡る。

GA文庫刊、二〇二〇年十二月発売。第11回GA文庫大賞銀賞受賞作。イラストは美和野らぐ。

レビュー要約

  • 商人を主人公に据え、戦闘一辺倒ではない問題解決を物語の推進力にしている点が特徴とされる。魔剣との関係性や旅の会話も読みどころになっている。

書籍情報

出版社
SBクリエイティブ
発売日
2020-12-10
ページ数
320ページ
言語
日本語
サイズ
10.6 x 1.6 x 15 cm
ISBN-13
9784815605254
ISBN-10
4815605254
価格
726 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

欲には金貨を。願いには勇気を。だが、金貨で刃は防げない――。 若き商人エドモンドは人外の剣に出会い、【彼女】を助けてしまう。 「吾輩は魔王の剣、ティフィンだ」 美しい女性になった魔王の剣は、商人エドとともに北へ向かう。 「吾輩は再び封印されなければならない。そうすれば魔王の復活を防げ、勇者をこの世界に生ませずに済むのだから……」 だがエドたちの前に現れる凄腕の傭兵少女、そして勇者とその剣…… 魔王の剣が、世界の敵となる前に、エドは語り出す。 「俺は商人だ。ここからは楽しい話をしよう。互いが儲かる話を」 そんな、金貨と旅と世界の物語。

著者:蒼機 純 「その商人の弟子、剣につき」にて第12回GA文庫大賞《銀賞》を受賞し、デビュー 竹宮ゆゆこ先生の作品と、フロム・ソフトウェアのゲームが好き。

レビュー

  • 濃厚なファンタジー

    商人×ファンタジーな物語。面白かった。

  • 裏を狙い過ぎて結局は表に

    ※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 自らの存在が魔王を,そして後の勇者の闇落ちを招くとして封印を願う魔王の剣と, 世界を憂うあまり,歪んだ道筋で勇者を目指す青年とこちらもその剣が軸となる物語. その構図からしてアベコベ感があり,そこが楽しみどころの一つだと思うのですが, 魔王の剣側で進んでいくこともあり,勇者がの『悪者扱い』が強調されすぎてしまい, 魔王と勇者の見事な入れ替わりぶりに,本当にただの逆,面白さが消えてしまっており, そうなると,剣の美少女化も含めて,ありがちな…となり,今ひとつ入ってはいけません. また,商人の青年が関わるため,経済を絡めた展開や事態の収束がユニークな一方, 理屈はわかるものの,説明調のやり取りが多くなり,期待,そして達成感には欠けて, タイトルや『あらすじ』にあるような,商人やお金儲けの要素はあまり感じられません. ヒロインも中盤以降は散り気味,よく言えばハーレム状態,もしくは印象が薄れがちで, このほか,挿絵の方も物足りず,背景や動物など,もうちょっと頑張ってほしかったです.

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