作品情報
悪魔が潜むという村には、国を支えた英雄たちの穏やかな日常があった。
GA文庫刊、二〇二一年一月発売。第11回GA文庫大賞銀賞受賞作を改題して刊行。イラストはTAa。
レビュー要約
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圧倒的な強者たちを穏やかな村の日常に置く設定が読みやすく、王道の覚醒譚として楽しめる。温かさと強さが同居する雰囲気が支持されている。
書籍情報
- 出版社
- SBクリエイティブ
- 発売日
- 2021-01-14
- ページ数
- 296ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.6 x 1.5 x 15 cm
- ISBN-13
- 9784815609115
- ISBN-10
- 481560911X
- 価格
- 704 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
貴方のための究極の剣を作りましょう! 優しい悪魔が導く、カンスト騎士の覚醒ファンタジー! 「この国の端に、大悪魔が潜む村がある。悪魔祓いは騎士の誉れだ! 」 強大な悪魔を倒すため、王都最強の騎士アルブレアが向かったモント村。 だがそこは、国を守り支えた英雄たちが優しい大悪魔を慕い集まった、通称“カンスト村"だった! かの大悪魔は鍛冶屋を営み、少女の姿でシチューを頬張る魔剣や守銭奴の魔女、拳聖の異名を持つ酒好きの神父たちが村でともに笑い合う。 「建国の英雄がなぜここに!?」 伝説の真実を知ったアルブレアは国を守る本当の強さに目覚め始める。 「西の騎士よ、ヌシの剣を選ぶのだ」 大悪魔と出会い迷える騎士が覚醒する! 極めし者の英雄譚、開幕!
西山暁之亮(にしやま あきのすけ) GA文庫『「パワー・アントワネット』でデビュー。 本作にて、第12回GA文庫大賞〈銀賞〉を受賞。 TAa(たー) 漫画家、イラストレーター。 代表作『衛宮さんちの今日のごはん』はヤングエースUPにて連載中。
レビュー
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面白かった!
全2巻とは。もっと読みたかった。
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優しさに満ちた麗しいファンタジー。読後には胸に温かさがきっと残るはず。
舞台は王都から離れた辺境の村モント。 そこには、人の世で大を成し遂げた後、その世から離れることを選んだ英雄・人傑たちが移り住んでおりました。 そんな村で尊敬と親愛を一身に受けるご隠居こと「公爵」。グレーターデーモンであるこの御仁は人を愛し、慈しみ、彼らの為すことを柔らかく見守っています。 不思議なほど、悪魔であるはずの公爵が好々爺に見えてきます。 ある日、そんな村に不穏な来客がありました。そんな来客すらも温かく受け入れ、包み込む寛容。 読み終えた後、全編に通ずる温かさが胸に宿ったようでした。 バトルや戦記、立身出世モノのファンタジーに少し食傷気味という諸氏。お勧めです。 是非ご一読ください。貴方の心に効くサプリかもしれませんよ。
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オーソドックスな作品
公爵級悪魔さんをお話にはめ込む為に作った設定がチョイチョイ鼻に付きますが第六皇女の姫様を成長させる過程を上手く取り入れて何とか成立させた作品かなぁ、悪くは無いです。
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いい意味で予想外だった
語ればネタバレになってしまうので曖昧な言い方になってしまうのですが、タイトルから最初に感じた印象よりもずっと丁寧に創られた物語でした。 悪い意味で「何が起こるか予想できない物語」ではなく、展開にしっかりとした広がりを感じます。 また、純粋な文章力も高く、要所要所の台詞回しにセンスを感じました。 久しぶりにレビューを書いて応援したくなる作品でした。 期待を煽る終わり方なので、できれば続いて欲しいですね。
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キャラ際立ち、読後淡麗な続刊への期待。
先週、Kindle版の発売日に購入し、先ほど読み終わりました。 GA文庫の公募で選ばれた青少年向けの小説。主要キャラクターはすべて何かのスキルや能力値が上限計測停止”カウンターストップ(=カンスト)”状態という、一癖も二癖もある大人たち(中身まではさにあらず)。凄腕たちしか居ない村に、はたしてどんな事件が舞い込み、どんな反応をもたらすのかを楽しむ一冊。 此度の事件は”姫騎士”がカンスト村の悪魔さまを倒しに来ますが、さてそそのかした黒幕や事の顛末がドタバタの末にどうなるか。ぜひ一読し楽しんでいただければと思います。
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スローライフ物かと思ったら姫騎士の成長物だった。
最初に登場してタイトルにもなっているキャラクタがメインの話と思うじゃ無いですか。しかしこの話は騙されて乱入してきた部外者姫の成長物語です。プロローグ読み終えた時点でじじぃのスローライフ物で1冊保つの?と思ったら、上手く作者に騙されたと言えましょう。
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タイトルとのズレや表現に違和感
※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 『カンスト』というだけあり,主人公はもちろん,村人も強いとされていますが, それが見えるのは中心人物に限られており,多くは過去の紹介のみと物足りません. また,その言葉に今風の軽さが覗く一方で,中身は温かさ,そして強さが描かれ, 『大鍛冶師』にしても,鍛冶仕事の様子はあるものの,表面だけでやはり弱く映り, いろいろな部分で,タイトルから受けるものとの違いやズレが気になってしまいます. このほか,作文のような章題や,擬態語など,内容以外で引っ掛かることが多く, さらには,受賞(応募)時から,シリーズ化を想定していたのかはわかりませんが, 伏線など気を引く要素のばら撒き方が,少し乱雑で,読みづらく感じてしまいました.
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