二丁目の犬小屋盗難事件: 夏休みだけ探偵団 (シリーズ本のチカラ)
『夏休みだけ探偵団・二丁目の犬小屋盗難事件』は、新庄節美による児童文学です。受賞時に注目された主題や語りの調子を手がかりに、人物、場所、出来事が重なり合う作品として読むことができます。
作品情報
『夏休みだけ探偵団・二丁目の犬小屋盗難事件』は、題名が呼び込む情景と作者の関心を結びつけながら、受賞作としての輪郭を残す作品です。
『夏休みだけ探偵団・二丁目の犬小屋盗難事件』は新庄節美の児童文学として、日本標準から刊行された作品です。題名に示された対象や場面を入口に、時代の空気、生活感、人物の内面を読み取れる構成になっています。
書籍情報
- 出版社
- 日本標準
- 発売日
- 2009-04-01
- ページ数
- 293ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784820803980
- ISBN-10
- 4820803980
- 価格
- 1188 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
Amazon.co.jp: 二丁目の犬小屋盗難事件: 夏休みだけ探偵団 (シリーズ本のチカラ) : 新庄 節美, 大庭 賢哉: 本
レビュー
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改変すべきではなかった
この作品は1988年に刊行されたものを2009年に改めて発行したものだ。 そのため、携帯電話に言及する箇所が少しだけ出てくるが、これは2009年のために書き直したものである。 しかし、作品の最も重要な場面に、犯人が逃亡している途中で電話ボックスに入り電話するというものがある。 これはもちろん、携帯電話が普及した時代にはありえない。80年代だから電話ボックスを使ったのだ。 2009年に発行するとき、少しだけ携帯電話に言及して21世紀の話にしたつもりだろうが、最も重要な場面は書き直すことはできなかった。そうすると作品全体を一から書き直す必要があるからだ。 そのため時代設定がメチャクチャになってしまった。1980年代なのか2000年代なのか、どちらにしろおかしいことになったのだ。 つまり、改変などせずに80年代の話として発行すればよかったのである。 また、大人である私が読むと序盤で犯人がわかってしまったので、やはり小学生向けだと思った。それに警察が電話先を調べればすぐに犯人がわかるはずで、そこもやはり子ども向けであった。あと、少しでも遠くに逃げたいはずの犯人がわざわざ電話ボックスに入って電話しているのはおかしいでしょ!
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色褪せない名作
幼い頃読んだ本を大人になってから読み返すと失望することが多いのですが、この本はそんなことありません。文章、トリック、全てが今読んでも楽しめる出来でした。 お子さんをお持ちの方だけでなく、子供の頃の懐かしい本をお求めの人も安心して読める出来です。