おもちゃ屋へいったトムテ (世界傑作童話シリーズ)
『ねぎぼうずのあさたろう その1』はねぎぼうずの旅人を主人公にした時代劇風の絵本。浪曲や講談を思わせる語り口で、痛快な冒険を描きます。
作品情報
『ねぎぼうずのあさたろう その1』は、絵本を軸に人物と時代の手触りを描く作品です。
ねぎぼうずの旅人を主人公にした時代劇風の絵本。浪曲や講談を思わせる語り口で、痛快な冒険を描きます。 受賞対象として評価された中心には、題材の明確さと、人物や社会を読み解く視点があります。
書籍情報
- 出版社
- 福音館書店
- 発売日
- 1998-10-20
- ページ数
- 48ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784834015690
- ISBN-10
- 4834015696
- 価格
- 1320 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/評論・文学研究/外国文学研究/その他の外国文学
北欧では、納屋や古い家の床下など人目につかない場所に、小人(トムテ)が住んでいて、家畜や人を守っていてくれる、と信じられています。 人形作りの二人の娘さんたちの家の床下にもトムテ一家が住んでいました。そこのいたずら息子がヌッセです。 さて、クリスマスのすこし前、ヌッセは、夜中に娘さんたちが作ったトムテ人形の赤い服を着て遊んでいました。ところが、娘さんのひとりに見つかりそうになり、あわてて人形のふりをしたところ……、ヌッセは、町のおもちゃ屋に売られてしまいます。 おもちゃ屋のショ−ウインドウにかざられたヌッセは、うっかりあくびをしたのをひとりの男の子に見られてしまい……。 作者のエルサ・ベスコフは、『ペレのあたらしいふく』などで知られるスウェーデンを代表する絵本作家。そのベスコフが残した短い童話が、ささめやゆきさんの楽しい絵がたっぷり入って素敵な本になりました。クリスマスの贈り物にもぴったりです。 読んであげるなら:4才から 自分で読むなら:小学低学年から
エルサ・ベスコフは、『ペレのあたらしいふく』などでおなじみのスウェーデンを代表する絵本作家(1874-1953)。菱木晃子さんは、『月へミルクをとりにいったねこ』やウルフ・スタルクの作品など数多くのスウェーデンの児童書の翻訳・紹介に活躍。ささめやゆきさんは、1995年「ガドルフの百合」で小学館絵画賞受賞。版画、油絵の他、絵本、挿絵、装丁等活躍。
レビュー
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忘れた何かを思い出さす一編
"おもちゃ"をキーワードに,動く人形のふりをする小人に供断ちを手に入れる外に出られない少年というどこがで聞いた素材が心温まる物語を成しており、大人になってからも人間関係が冷めた時などに読み返したい一冊です。
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話が面白い。
絵はおりこうなアニカなどのエルサべㇲコフの絵本と比べると荒い気がするけれど楽しいお話でした。少し大きい子向けかもしれません。
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文はベスコフ
おもちゃ屋のショーウインドウに並べられてしまった 本物のトムテ(小人)・ヌッセは人形の振りをして 「おとなの 見ているときは あいかわらず じっとしていましたが、 子どもだけになると、顔をしかめたり、うなずいたり、ウインクしたり」。 ぜんまい仕掛けの人形だと思われ、 たちまちその前に子どもたちが集まってきます。 クリスマス、ヌッセは自分で望んで、 病気のスバンセの家へ買われていき、 喜んだスバンセは日に日に元気になります。 お別れがやってきますと、 ヌッセは独りぼっちになってしまうスバンセを心配して 友達を作るよう企てます。 ヌッセは情に厚いやさしいトムテです。 ベスコフの文にささめやゆきさんのイラストをつけた作品です。 絵と文がピタリとあっていて画家と編集者には頭が下がります。 中学年の子が一日で読みきれる楽しいお話で、 人を選ばない手渡しやすい一冊です。