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君のための物語 (電撃文庫 み 13-1)

電撃小説大賞

君のための物語 (電撃文庫 み 13-1)

水鏡希人

大切な存在を守るために紡がれる物語が、少しずつその意味を明かしていく。やわらかな感情と、終盤の反転が印象に残る。

青春ファンタジー記憶関係性成長

作品情報

これは、君のためにある物語。

第14回電撃小説大賞金賞受賞作。電撃文庫より2008年2月10日発売、文庫判328ページ。大切な存在をめぐるやわらかなファンタジー。

レビュー要約

  • タイトルの意味が終盤で反転する構成が好評で、読後に温かい余韻が残るという声が多い。

書籍情報

出版社
メディアワークス
発売日
2008-02-10
ページ数
313ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784840241663
ISBN-10
484024166X
価格
350 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

Amazon.co.jp: 君のための物語 (電撃文庫 み 13-1) : 水鏡 希人, すみ兵: 本

レビュー

  • とにかく美しい物語

    とにかく良くできています。 物語に引き込まれます。 優しいお話です。 基本的には悲劇的な話であるのですが、 そこをあまく暗くなり過ぎず、うまくまとめている物語のバランスが 見事だと思います。 ただ、最後の方の種明かし的な内容は必要だったのかとふと疑問に思います。 謎の部分は謎として残すのも、この物語の展開上よかったのでは と思わなくもありません。 ただ、トータルとしてかなりレベルの高いのは間違いないです。 小説で感動したい方には強くお勧めします。

  • 良いです

    最近のラノベ(学園ハーレム、俺ツエー、異世界、異能バトル)に食傷気味なら読んでみてください。ちょっと古い作品ですが、良いお話です。

  • うーん

    私は、ここのレビューを読んで惹かれて買ったのですが、正直微妙でした。感動にはたどり着きませんでした。私には難しかったのかもしれませんし、好みの問題もあるのかもしれませんけど。 主人公の言い回し?と言うか、たまに何を言っているのか、何を言いたいのか分からないとこがありました。

  • 静かで素敵な本

    決して相容れない者同士が友達になったような、でも3人だったのが現世では2人になってしまう。 残された二人は同じ哀しみを共有してるんですね。 どちらか一人では駄目みたいな、果たして友人の行っている事が正しいのか、モラルや思いやりの根底を突きつけて、どう?と聞いてくるような本でした。 悩みますよね・・・でも自分には必要な彼、葛藤は二人お互いにあるんでしょうね。 とても純粋な物語、ちょっと可哀想な物語じゃないかなと思いました。 たんたんとした文章の運びが海外の風を運んでいるようで素敵です。 ラノベ?とちょっと違う?と疑問付が浮かびました。

  • 何回も読み返したくなる

    この本を初めて読んだのは中学生くらいの時だったと思います。 まだ電撃文庫がそこまで萌え系でなかった時代の… この小説は凄く好きで、なんだろう、すっごい面白い!とか刺激的!ってわけでもないんですけど だからこそ飽きないというか、文章が安定して面白いというか、日常を書くのが上手い作者さんだなぁと思います。 何回も読み返しているうちにカラーイラストのページが取れてしまいまして、今回読書用のものと保存用のものとで二冊買いました(笑) 同じ本を買うのも、保存用を買ったのも初めてです。新品で状態が少し微妙な方があったんですけど若干なのでいいです。

  • 吟遊詩人が奏でたような物語

    一章一章と静かに語られる神秘的で美しい「彼」と「私」の物語。 クライマックス!!っと言ったところはないですが、 ファンタジー混じりの人間味ある暖かいストーリーに心惹かれました。 洒落たカフェで紅茶でも飲みながら読みたくなる本です。

  • 昨今の流行に頼らない物語

    主人公が珍しい成人男性、そして昨今の萌え要素を一切持たない設定。謎解きでは無い事件解決。そして章毎の独立した話題と、1冊完結の物語。読んでいてこのような手法もあるのかと感心したり、お得に感じたり。それでも目が離せない臨場感と盛り上がりは中だるみの無いテンポと相まって、ほろりとしたり、はらはらしたり。とても充実した時間を過ごせました。

  • 渋い

    あらすじを読んで、「私」というのは十代半ばくらいの女の子かと思っていたのですが、 実際には小説家志望の二十代半ばほどと思われる青年だったので、まずそれが意外でした。 青年である「私」が、お茶にうるさかったり若干常識が欠けていたりする謎の男、 レーイに出会って少し不思議な体験をしていく、という。 なんとも渋いです。電撃では変り種だと思いますが、これがなかなか良い味を出していました。 「私」とレーイのどこか間の抜けたような関係がなんとも。 やや女性向けで、やや大人向けかな?と思いました。 どの章もじわっといい話なのですが、特に気に入っているのが第四章です。 色っぽい隣人のマーリーと主人公のほほえましくも少し切ないやり取りにときめきました。 爆笑、という感じではなく、軽くクスっと笑えるような空気が良かったです。

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