じらしたお詫びはこのバスジャックで
『じらしたお詫びはこのバスジャックで』は、oohashi-keizoによる受賞作品。受賞記録と公開書誌情報をもとに、作品単位の基本情報として整理した。
作品情報
受賞歴を手がかりに、作品としての輪郭と入手状況をたどる一作。
『じらしたお詫びはこのバスジャックで』について、受賞データと公開検索で確認できる書誌情報を統合した紹介。識別子が確認できた場合は単行本または文庫を対象とし、確認できない場合も掲載誌の ID は代用していない。
レビュー要約
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公開書誌と受賞記録を中心に確認した。読者評価の数値化よりも、受賞対象として記録されている点を重視して扱う。
書籍情報
- 出版社
- 産業編集センター
- 発売日
- 2012-11-30
- ページ数
- 212ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13.8 x 1.8 x 19.2 cm
- ISBN-13
- 9784863110786
- ISBN-10
- 4863110782
- 価格
- 96 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
晴れ渡る湾岸の高速道を快調に走るバス。その閉じられた空間は、 いま「バスジャック犯」に占拠されていた。 「俺は人を殺せる男だ、でも殺さない男だ。わかるか?」 バスには、東京から越してきたばかりの栗山家の三人を含む、 それぞれ事情を抱えた八人が乗り合わせていて……。 次々と予想を裏切り続ける展開に込められた「祈り」。 そして姿を現す「ミラクル」とは?
1976年東京生まれ。三歳より千葉県浦安市で育つ。東海大学政治経済学部を卒業後、 ミュージシャン、家業である消火設備会社の二代目ボンボンを志すも挫折。現在は 映像制作を生業としつつ、配信回数二千回以上を誇るポッドキャスト「こむぞう」 にてパーソナリティを務める。本書『じらしたお詫びはこのバスジャックで』で 第14回ボイルドエッグズ新人賞を受賞し、作家デビュー。
レビュー
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いくつになっても戦い続ける親は美しい
人生の中で何かを諦めることがある。特に大人になればなるほど、現実と理想の違いに迫られて自分の理想を一つ一つ切り落としていく。 そんな自分には自分以上に子どもたちのほうががっかりする。若いころには厳しい言葉や態度で自分の存在を表していたのに、それはいとも簡単に年によって崩れていってしまう。若い時の子どもで、若々しい親を見ている子どもほど、親の老いや挫折を目の当たりにするときのショックは大きい。 大変かもしれないけど、絶頂期ほどは難しいかもしれないけど、若かりし頃の自分を少しでも取り戻そうとする姿を親が見せれば子どもは嬉しくなる。だからこそ、最後まで親には親であることを諦めないことが求められる。若い頃に体力でどうにかなっていた事を年を重ねても出来るだけ目指し続けるのが親の責務なのかもしれない。 若い頃は男らしさを子どもに求め、仕事もバリバリ、自ら稼いだお金で一軒家を建て、一国一城の主だった康平は些細な事で自らの会社を潰してしまう。それをきっかけに妻の千恵や息子との翔太に強くものを言えなくなってしまう。 親の経済的な失敗によって大学に通うことも諦め、家族三人で東京から地方に引っ越してきた翔太は母親に言われっぱなしの父親の姿に諦めの心を抱く。家族三人でディズニーランドになんか行きたくないけど、父親の残念な姿を見ると断るに断れずにバスでディズニーランドに向かう。 本日が運行最終日のバスには翔太の家族を含めて2桁にギリギリ届かない数の人が乗っている。全員が一癖も二癖もありそうなバスの中でバスジャック事件が起こる! ”一風変わった”バスジャック事件の中で描かれる社会からちょっと変わった目で見られそうな乗客たちそれぞれの姿とこれから。 人は年をとり、確実に老いていく。そんな中で人と人が一緒にずっと生きていくことの難しさと価値がなぜかバスジャックを通して描かれる。いくつになっても戦い続ける親は美しい。 【引用】 もう黙っててくれ。翔太は父に対し思った。今の我が家の力関係を他人に見られたくない。 サンドイッチはおいしかったが、翔太はなにか寂しくなった。サンドイッチをうまく作れる父親に。おいしいと言われて笑顔なんか見せている父親に。 「千恵なら大丈夫だ。俺は信じてる」と堂々と責任放棄する父親や、「ごめんね」と泣いて謝ることで罪悪感を消そうとしている母親に腹が立った。 時を取り戻すことは絶対にできない。それならば勝ち負けではなく、それに匹敵する時間をこの先作り出していくしかない。そのための関係性を築くためにいろいろな壁を乗り越えるしかないのだ。壁を超えるのだ。 【手に入れたきっかけ】 Kindleキャンペーン!
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読むのが苦痛だった。
せっかく読み始めたので最後まで読みましたが つまらなく苦痛でした。 ただ 読み終えたことにより忍耐強くなったように感じます。
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舞台コメディ
芝居、舞台コメディ好きの方お奨め。原作として読むことができ、舞台イメージ、俳優の演技が浮かびテンポよい展開で進む。誰にどの役と想像すると違う楽しさも。
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大橋慶三大先生の楽しい作品
Podcast「こむぞう」で紹介されていたため発売前に予約して購入 とあるテーマパークへ向かう高速バスの中で起きる奇想天外な物語。 慶三先生らしい視点からのストーリーで読者を夢中にさせてくれます。 実はバスの中ではバスジャック犯がf……おっと、だれか来たようだ 私はバスの中で読みましたが、きっとどこで読んでも楽しめる作品だと思います!
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カッズ
ディズニーランド行きの高速バスに乗った栗林翔太と家族は、乗客のバスジャックに!?しかし更にバスジャックジャックが!そこへ運転手もバスジャック返しに!? う~ん、ハチャメチャな展開だった( ̄▽ ̄;)
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映画のようなグルーブ感!
序盤と結末を除き、ほぼ全編バスの中で展開するドタバタ劇です。 個性豊かな乗客たちの人生をかいま見せつつ、バスという密室の中でさまざまなドラマが展開されます。 全体としてアメリカ映画の影響がつよく感じられる作品でした。 映像化したらけっこうスリリングで笑えるものになるのではないかと思います。 とくに後半で、ある人物があることをするのですが、それが序盤から中盤とうまく呼応し、 なおかつタイトルの意味も判明して、カタルシスを得られます。 ただ、比喩や修飾語がこなれていないという文章の難と、 三人称の書き方がちょっと分かりづらいのとで、☆をマイナス1としました。
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え~と・・・
評価が高かったので読んでみましたが ぇ面白い・・・? と。 ある家族がバスジャックにまきこまれて、そのバスにはそれなりにいろんな境遇の人がいて 題材的には面白くなりそうな話ですが あまりに荒唐無稽で、人物にも魅力を感じませんでした。
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ごめんなさい
登場人物の視点も定まらず、語彙も乏しく、あまりに文章が拙くて、肝心の中身が頭に入ってきませんでした。 事件が起こったあたりで挫折しました。内容は面白かった可能性もあります。申し訳ないです。