日本の文学賞

← 受賞作品一覧に戻る
星の声、星の子へ (ジュニアポエムシリーズ 305)

三越左千夫少年詩賞

星の声、星の子へ (ジュニアポエムシリーズ 305)

星野良一

虫や身体感覚のイメージを手がかりに、成長しないことを別の角度から捉え直す第二詩集。37篇を収めた詩集として、静かな言葉の積み重ねが異なる時間感覚を呼び込む。

詩集現代詩昆虫身体感覚成長

作品情報

成長しないことを、別のかたちで見つめ直す。

第27回三越左千夫少年詩賞受賞作。銀の鈴社から2022年に刊行された青柳菜摘の第二詩集で、37篇を収めた一冊として受賞した。

書籍情報

出版社
銀の鈴社
発売日
2022-12-25
ページ数
112ページ
言語
日本語
サイズ
14.8 x 21 x 2.5 cm
ISBN-13
9784866181448
ISBN-10
4866181443
価格
1760 JPY
カテゴリ
本/絵本・児童書/読み物/詩

やさしいことばで、やさしいまなざしで、ながれぼしとかいわします。 子どもといっしょに、ことばのせかいをさんぽします。 ◆もくじ◆ Ⅰ ほしのこえ 5 なまえ 6 パンパンパンダ 8 カワウソのうそ 10 おかし 12 おやつ 14 ナメクジ 16 ポリス 18 トランプ 20 さかだち 22 くつした 24 はじめてのかいわ 26 ぞうさん 28 えほん 30 にほんご 32 こねこ 34 たのしみ 36 はる 38 おひるね 40 まくら 42 ゆめ 44 かぼちゃ 46 トマトまと 48 たしざん 50 ほしのうた 52 Ⅱ 星の声 55 ほくろ 56 壁 58 握手 60 がまん 62 ルパン賛成 64 自転車 66 かくれんぼ 68 流れ星 70 神様 72 入学式 74 ノート 76 おふろ 78 携帯電話に言いました 80 散歩 82 ドア 84 宝物 86 クッキー 88 変? 90 Aくん 92 願い 94 9月1日 96 木 98 りんご 100 宮沢賢治ノ詩ノヨウニ 102 不眠症 104 暮らす命と 106 あとがきにかえて 漫才 108 詩・星野 良一(ほしの りょういち)(本名:増永 昌光 ますなが まさみつ) 1979年 長崎県生まれ。 日本児童文学者協会会員 日本児童文芸家協会会員 『ものがたりの小径《ゆめ》』(銀の鈴社)、同〈発見〉、『家族っていいな 1・2年生』(PHP研究所)、『ショートショートの広場 20』(講談社)に創作短編所収ほか。 YouTube『星の声、星の子へ』にて詩を発表中。 絵・ながしま よいち(本名:長嶋 洋一 ながしま よういち) 北海道余市生まれ。 武蔵野美術大学卒業後、グラフィックデザイナーのかたわら童画を描いている。 北鎌倉に住まいを移してからモチーフに身近な自然も加わり、ファンタジーの世界が多くなる。 一人で絵を描く他に、手作り絵本の教室(大人対象)や子どもと一緒に描く楽しい時間も過ごしている。 絵本に『つかれた時にひらく絵の本』(銀の鈴社)がある。 <新刊モニターの感想より> 全体を通して、作者の人生を感じられました。 まるで覚えたての言葉を駆使して、言葉遊びを楽しむ幼い子どもから、達観した仙人みたいな老年期の大人へ成長するような、逆に大人(神様)が子供(人間)に退行するような、不思議な時間軸が見られる詩集だと思います。 作者は子どもにも大人にもなれる、世代を自由に行き来できる心の持ち主だろうと思いました。 ◆まくら 睡眠中は誰しも孤独です。 悲しいことに目覚めると、夢の記憶は薄れてしまうものです。 「まくら」という相棒が孤独な心を受け止めてくれて、見たはずの夢を覚えていてくれるようで、静かな温もりを感じられる詩です。 ◆神様 信心深い人間が都合の良いように作り上げていた崇高な神様像は、神様視点で捉えればひどくつまらない存在かもしれず、人間に憧れてしまう神様のやるせなさが滑稽。 ◆暮らす命と 幸か不幸か、何らかの生き物として選べない命を与えられた「僕ら」は、完全に同じものは作ることのできない不器用な「神様」のおかげで、似ているようでみんな違う命と心をもらって生きているという、すべての命を肯定してくれるような詩。 (小林 宙子・40代)

詩・星野 良一(ほしの りょういち)(本名:増永 昌光 ますなが まさみつ) 1979年 長崎県生まれ。 日本児童文学者協会会員 日本児童文芸家協会会員 『ものがたりの小径《ゆめ》』(銀の鈴社)、同〈発見〉、『家族っていいな 1・2年生』(PHP研究所)、『ショートショートの広場 20』(講談社)に創作短編所収ほか。 YouTube『星の声、星の子へ』にて詩を発表中。 絵・ながしま よいち(本名:長嶋 洋一 ながしま よういち) 北海道余市生まれ。 武蔵野美術大学卒業後、グラフィックデザイナーのかたわら童画を描いている。 北鎌倉に住まいを移してからモチーフに身近な自然も加わり、ファンタジーの世界が多くなる。 一人で絵を描く他に、手作り絵本の教室(大人対象)や子どもと一緒に描く楽しい時間も過ごしている。 絵本に『つかれた時にひらく絵の本』(銀の鈴社)がある。

関連する文学賞