短歌は記憶する (塔21世紀叢書 第 174篇)
松村正直による短歌評論集。時代、戦争の記憶、歌人論を軸に、短歌が社会や個人の記憶をどのように保持するかを読み解く。
短歌評論記憶戦争歌人論
作品情報
短歌を一首の鑑賞に閉じず、時代の記憶を読む方法として開いていく評論集。
『短歌は記憶する』は六花書林刊、塔21世紀叢書の一冊。サブカルチャー、家屋、軍馬、ヒロシマ、靖国、樺太など多様な対象を扱い、短歌を時代の証言として読み直す。
書籍情報
- 出版社
- 六花書林
- 発売日
- 2010-11-13
- ページ数
- 218ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784903480497
- ISBN-10
- 4903480496
- 価格
- 2420 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/詩歌/詩論
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レビュー
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短歌ってすごい!
『短歌は記憶する』という不思議なタイトルにまず惹かれた。 短歌が記憶しているのは、その歌が作られた当時の〈時代〉であり、 〈歴史〉であり、〈社会〉でもある。 短歌という文芸が、こんなにも生々しく時代の息遣いを伝えている ことは、驚きと言っていいだろう。数多くの資料や文献を駆使して 小さな事実を丹念に掘り起こしていく著者の姿勢にも好感を持った。 これまで短歌にはほとんど興味がなかったが、これを機会に実際に 歌集なども読んでいきたいと思う。そう感じさせるくらいに魅力的な 一冊だった。
関連する文学賞
- 日本歌人クラブ評論賞 第9回(2011年) ・受賞