日本歌人クラブ評論賞
にほんかじんくらぶひょうろんしょう
日本歌人クラブが主催する、短歌や歌人に対する評論書や研究書を対象とした賞。
- 創設年
- 2003
- 主催
- 日本歌人クラブ
- カテゴリー
- 評論・批評
- 選考方式
- 推薦
- 受賞対象
- プロ
- 開催頻度
- 年1回
- 発表時期
- 5月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
日本歌人クラブ評論賞は、日本で最も古い歴史と最大の規模を持つ歌人の親睦団体である日本歌人クラブが創立55周年記念事業の一環として設立し、前年度に刊行された短歌関連の評論書や研究書を対象に選考する賞。
賞品
- 主賞品
- 賞状と賞金10万円
- 賞金
- 100,000円
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| アンケート募集 | 中央幹事、地方ブロック役員、過去の受賞者、名誉会員 | — | — |
| 選考委員会 | 中央幹事および中央幹事会が指名する会員からなる選考委員会(2024年度: 黒岩剛仁、大西久美子、佐田公子、森本平) | — | — |
選考基準
- 前年度に刊行された短歌関連の評論書または研究書であること
- 中堅もしくはベテラン歌人の作品であること
関連の賞
- japan-tanka-poets-club-grand-award
- japan-tanka-poets-club-prize
- japan-tanka-poets-club-newcomer-award
公式情報
https://www.nihonkajinclub.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%AD%8C%E4%BA%BA%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96%E3%81%AE%E4%B8%BB%E3%81%AA%E6%B4%BB%E5%8B%95/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%AD%8C%E4%BA%BA%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96%E5%90%84%E8%B3%9E/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%AD%8C%E4%BA%BA%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96%E8%A9%95%E8%AB%96%E8%B3%9E%E6%AD%B4%E4%BB%A3%E5%8F%97%E8%B3%9E%E8%80%85/過去の受賞者
与謝野晶子の言論活動とジャーナリズムへの関わりをたどり、歌人としてだけではない姿を立体的に読み直す評論。
晶子の言葉を、詩と思想のあいだから読み直す。
「与謝野晶子をつくった男―明治和歌革新運動史」は日本歌人クラブ評論賞 2021-1 の受賞作。題材の個性や作品の空気感が印象に残る一編として整理できる。
日本歌人クラブ評論賞 2021-1 の受賞作。
「まひる野」所属
青田伸夫『文明開化の歌人たち 開化新題歌集を読む』は、日本歌人クラブ評論賞を受けた短歌評論。明治の文明開化期に生まれた新題歌を読み解き、時代の変化が短歌表現に与えた影響を検討する。
文明開化の語彙と感覚が、短歌をどう変えたのかを読む評論。
「歩道」所属
新聞記者で歌人でもある加古陽治が、短歌一首の背後にある人物、時代、事件を追うルポルタージュ風の歌書。短い定型詩の奥に広がる物語を読み解く。
一首の短歌から、恋、家族、戦争、都市、死をめぐる物語を掘り起こす。
『兵たりき―川口常孝の生涯』は、中根誠による評論・研究で、2016年の受賞対象作です。受賞記録と書誌情報を照合し、作品名と作者名を基点に内容紹介、刊行状況、読者向けの位置づけを整理しました。
中根誠の『兵たりき―川口常孝の生涯』は、賞の記録に残る題名から作品の主題と刊行状況をたどれる一作です。
「まひる野」選者
渡英子による北原白秋論。白秋の詩歌、童謡、日本語の響きと時代背景を、豊富な資料をもとにたどり、白秋が生きた時代を体感するように読み解く評論である。
白秋の言葉と時代を、資料と感受性の両面から精緻に追う評論。
『アララギの脊梁』は、短歌の連作または歌集として、生活の細部と心の変化を鋭くすくい取る作品。定型の緊張感のなかに、若い感受性や批評的なまなざしが表れている。
『アララギの脊梁』は、大辻隆弘の受賞対象作として読者に届いた一作。
『大正歌壇史私稿』は来嶋靖生による作品。受賞歴を通じて知られ、人物の感情や時代性を軸にした読み味を持つ。
『大正歌壇史私稿』は、来嶋靖生の持ち味が表れた受賞作である。
『佐藤佐太郎短歌の研究』は今西幹一による作品で、日本歌人クラブ評論賞で受賞に選ばれた。おうふうから2007年に刊行された書籍で、受賞作としての位置づけと刊行形態の双方が確認できる。
『佐藤佐太郎短歌の研究』
近代短歌から前衛短歌へ至る流れを、斎藤茂吉と塚本邦雄を軸に読み解く評論。短歌表現の変化と批評的継承を考察する。
近代から前衛へ、短歌の言葉が変わる道筋を追う。
『會津八一 人生と芸術』は、原田清による會津八一論。歌人・書家・美術史家としての會津八一を、人生と芸術活動の両面からたどる評論である。
會津八一の人生と芸術を、短歌・書・美術史の交点から読み解く。
『定型の力と日本語表現』は、松坂弘の評論集。短歌の定型が日本語表現にもたらす力を、作歌と鑑賞の両面から論じる。
短歌の定型が、日本語の奥行きと表現の芯をどのように支えるかを問う評論集。
『書簡にみる斎藤茂吉』は、藤岡武雄による詩歌作品。受賞時の評価対象として、題名が示す情景や人物の動きを軸に、短い形式の中にも時間の厚みを感じさせる作品である。
書簡にみる斎藤茂吉という題名が、作品の中心にある気配と緊張を端的に伝えている。
『歌ひつくさばゆるされむかも―歌人三ヶ島葭子の生涯』は、秋山佐和子による詩歌作品。受賞時の評価対象として、題名が示す情景や人物の動きを軸に、短い形式の中にも時間の厚みを感じさせる作品である。
歌ひつくさばゆるされむかも―歌人三ヶ島葭子の生涯という題名が、作品の中心にある気配と緊張を端的に伝えている。