日本の文学賞

← 受賞作品一覧に戻る
そだつのをやめる

中原中也賞

そだつのをやめる

青柳菜摘

昆虫や身体感覚のイメージを手がかりに、成長しないことを別の角度から捉え直す第二詩集。37篇を収めた詩集として、静かな言葉の積み重ねが異なる時間感覚を呼び込む。

詩集現代詩昆虫身体感覚成長

作品情報

成長しないことを、別のかたちで見つめ直す。

第28回中原中也賞受賞作。thoasaから2022年11月に刊行された青柳菜摘の第二詩集で、37篇を収めた一冊として受賞した。

書籍情報

出版社
thoasa
発売日
2022-01-01
ページ数
118ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784990969301
ISBN-10
4990969308
価格
2750 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/詩歌/詩集/現代詩

青柳菜摘による二冊目の詩集。37篇所収。初版300部。コ本やの出版部門であるthoasaより発行。|造本設計、装幀 柳川智之|編集 和田信太郎|発行 thoasa|19.5×21cm|118p|2022年|ドイツ装(無線綴じ)|日本語|青柳菜摘(あおやぎ なつみ)|1990年東京都生まれ。ある虫や身近な人、植物、景観に至るまであらゆるものの成長過程を観察する上で、記録メディアや固有の媒体に捉われずにいかに表現することが可能か。リサーチやフィールドワークを重ねながら、作者である自身の見ているものがそのまま表れているように経験させる手段と、観客がその不可能性に気づくことを主題として取り組んでいる。2016年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。近年の活動に「亡船記」(十和田市現代美術館, 2022)、「家で待つ君のための暦物語」(東京藝術大学大学美術館, 2021)、オンラインプロジェクト「往復朗読」(2020-継続中)、第10回 恵比寿映像祭(東京都写真美術館, 2018)など。また書籍に『孵化日記2011年5月』(thoasa publishing, 2016)、小説『フジミ楼蜂』(ことばと vol.3 所収, 2021)、詩集『家で待つ君のための暦物語』(2021)がある。コ本や honkbooks主宰。「だつお」というアーティスト名でも活動。http://datsuo.com|目録|ユキちゃんユキちゃん、土のなか吐いて潜る、製紙工場の白い紙、 体温のない吐息、 ソテツはぼくの名前、 メロンソーダの巣、 夜の箱、 製紙工場の白い紙、 放射線ドッヂボール、 夕暮れの黒い土手、 風呂モニュメンタル、 メロンソーダの巣、 夜の箱、 鍵あなのドジョウ、 セミ、 はしごの先、 待ちあわせ、 飲んでいるふり、 グラウンド・タイム・スケープ、 夕日を見ない、 手のなかのチョウ、 三本のチョコバナナ、 外側の動物園、 夜の箱、 中学二年生、 死んでない、 ジェットエンジン、 さがしもの、 遠くから見る現在地のピン、 授業予知、 土のなかのチョウ、 小さな虫大きな虫、 空気のかたち、 雨がみえなくなる未来、 ただ光るだけのLED光が照らさない、 鍵、手のひらのチョウ

関連する文学賞