日本の文学賞

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中原中也賞

なかはらちゅうやしょう

山口市出身の詩人・中原中也の業績を顕彰するために創設された、現代詩の詩集を対象とする文学賞。

現代詩
創設年
1996
主催
山口市
カテゴリー
詩・現代詩
選考方式
公募・推薦
受賞対象
プロ
開催頻度
年1回
締切時期
12月頃
発表時期
2〜4月頃
賞のステータス
活動中

説明

山口市が主催し、青土社と角川文化振興財団が後援する現代詩文学賞。日本の近代詩史に偉大な足跡を残した山口市出身の詩人・中原中也の業績を永く顕彰することを目的として1996年に創設された。毎年12月頃を締切に詩集3部を応募し、翌年2月の選考会を経て受賞作が決定する。受賞者には正賞として高田博厚制作の中原中也の首のブロンズ像(第11回より)および副賞100万円が授与される。選考結果は文芸誌「ユリイカ」(青土社)4月号と山口市・中原中也記念館のウェブサイト等で発表される。

賞品

主賞品
正賞として高田博厚制作の中原中也の首のブロンズ像(第11回より)、第10回までは受賞作の英訳本出版
賞金
1,000,000円
  • 英訳本出版(第10回まで)

選考情報

選考プロセス

候補作選定
審査員 公募および推薦作品から選定
発表 主催者発表

関連の賞

  • 萩原朔太郎賞
  • H氏賞
  • ユリイカ

公式情報

https://web.archive.org/web/20070113042422/http://www.chuyakan.jp/00top/01main.html

過去の受賞者

高村而葉 受賞
生きているものはいつも赤い
佐藤文香 さとう ふみか 受賞
渡す手
青柳菜摘 あおやぎ なつみ 受賞

昆虫や身体感覚のイメージを手がかりに、成長しないことを別の角度から捉え直す第二詩集。37篇を収めた詩集として、静かな言葉の積み重ねが異なる時間感覚を呼び込む。

成長しないことを、別のかたちで見つめ直す。

118ページ
詩集現代詩昆虫身体感覚成長
国松絵梨 くにまつ えり 受賞

日常の身体感覚と内面の揺れを、静かな抒情で掬い上げる詩集。

小さな揺れが、言葉の奥で長く響く。

93ページ
詩集抒情身体感覚
小島日和 こじま ひより 受賞

日常の細部や身体感覚を起点に、家族、記憶、境界の感覚をたどる小島日和の第一詩集。静かな語り口のなかで、ひそかな違和感や喪失感が立ち上がる。

日常の断片から、境界と喪失の感触を掬い上げる。

89ページ
身体記憶家族境界日常
水沢なお みずさわ なお 受賞

全13編を収めた水沢なおの第一詩集。身体の変容、日常の断片、記憶の揺れを通して、言葉が形になる瞬間を追う。

身体の細部と変容を、繊細な視線でたどる第一詩集。

117ページ
身体変容日常記憶現代詩
井戸川射子 いどがわ しゃこ 受賞

日常の細部から感覚と言葉のずれをすくい上げる第一詩集。教室や身体、風景の断片が、柔らかくも不穏な詩の空間へ変わっていく。

ありきたりな日常が、詩のなかで別のかたちに変わる。

43ページ
現代詩日常身体感覚言葉
マーサ・ナカムラ まーさ・なかむら 受賞

たぬきや匣といった民話的なイメージを、現代詩の自由な連想へ接続する詩集。ユーモアと不穏さが同居し、読む楽しさを強く感じさせる。

民話の入口から、奇妙で伸びやかな詩の世界が開く。

102ページ
現代詩民話性ユーモア想像力
野崎有以 のざき ゆい 受賞

東京で暮らす語り手が、故郷や帰る場所の不在を抱えながら移動し、記憶と現在の距離を測る詩集。都市をさまよう感覚と、遠い長崎への希求が、個人的な喪失を静かに照らす。

帰る場所を持たない声が、東京から長崎までの距離を詩の中で歩く。

93ページ
現代詩故郷都市喪失
カニエ・ナハ かにえ・なは 受賞
用意された食卓

「用意された食卓」は、カニエ・ナハによる受賞作である。受賞歴から確認できる中心作品として、人物、時代、社会、記憶の交差を読ませる作品として整理した。

カニエ・ナハの受賞作「用意された食卓」。

受賞作文学賞人間描写
岡本啓 おかもと けい 受賞

都市のざらつき、身体感覚、記憶の断片を鋭い言葉で刻む詩集。

忘れられた声が街の表面に残る。

96ページ
現代詩都市記憶
仙台市

1983年仙台生まれ、東大卒、倫理学専攻。妻は宇宙鉱物の研究者、京都在住。2012年からの在米経験を土台とし、H氏賞と同時受賞。2014年現代詩手帖賞受賞。

大崎清夏 おおさき すずか 受賞
指差すことができない

『指差すことができない』は大崎清夏による受賞作品。賞記録で確認できる作品名と著者名を基礎に、単行本・文庫・短編集として採用できる識別子の有無を切り分けて整理した。

大崎清夏『指差すことができない』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。

受賞作文学作品記録
細田傳造 ほそだ でんぞう 受賞

『谷間の百合』は、細田傳造による作品で、2013年の受賞・選出作として記録されている。書肆山田の書誌情報で刊行が確認でき、作品単体の書籍として扱える。

谷間の百合は、細田傳造の受賞・選出作として書誌確認を行った作品。

112ページ
詩歌言葉受賞作
暁方ミセイ あかつきがた みせい 受賞
ウイルスちゃん

『ウイルスちゃん』は、2012-1 の nakahara chuya award で記録されている受賞作です。本調査では Amazon JP、国立国会図書館、出版社公式ページの順に単行本・文庫・短編集としての書誌識別子確認を優先したが、このバッチ処理時点で受賞作そのものに対応する紙書籍の ASIN/ISBN を確定できなかったため、掲載誌や関連媒体の識別子は流用していません。

受賞記録上の作品名は『ウイルスちゃん』。書誌識別子は、作品本体と確認できる資料に限定して扱う。

受賞作書誌確認文学賞記録
辺見庸 へんみ よう 受賞

詩と散文の境界をまたぎ、身体、暴力、時代への違和をむき出しにする詩文集。強い言葉が読者に倫理的な緊張を迫る。

生首は、辺見庸の受賞作として刊行形態でも確認できる作品です。

176ページ
詩文身体暴力
文月悠光 ふみづき ゆうこう 受賞

文月悠光の第一詩集。十代の身体感覚、学校と自室を往復する日々、世界に対してうまく適合できない痛みを、鮮烈な言葉で差し出す。幼さと鋭さが同居する語りが、現代詩に新しい切実さをもたらした。

世界にうまく収まらない十代の身体が、ことばとして立ち上がる。

96ページ
現代詩十代身体感覚学校自己違和
川上未映子 かわかみ みえこ 受賞

『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』は、川上未映子による作品で、2009年の受賞作として記録されている。作品名と著者名で国立国会図書館サーチを確認し、単独書籍として一致する資料がある場合のみ紙書籍の識別子を採用した。

川上未映子の『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』は、受賞歴と刊行形態を手がかりに読まれる作品である。

155ページ
受賞作現代文学刊行形態
最果タヒ さいか たひ 受賞
グッドモーニング

『グッドモーニング』は最果タヒによる作品で、nakahara-chuya-award 2008-1 の受賞作です。作品名と著者名を基準に単行本・文庫・収録書籍の公開情報を確認し、作品ページに載せられる範囲の基本情報をまとめています。

最果タヒ『グッドモーニング』。

受賞作現代文学作者の代表的活動
須藤洋平 すどう ようへい 受賞
みちのく鉄砲店

『みちのく鉄砲店』は須藤 洋平による詩歌作品。言葉の間合いと余白を生かし、日常の感覚、記憶、風景の変化を凝縮した表現で立ち上げる。

須藤 洋平『みちのく鉄砲店』。作品の核にある感情と時代の手触りをたどる一作。

詩歌記憶風景言葉
水無田気流 みなした きりゅう 受賞
音速平和 sonic peace

『音速平和 sonic peace』は、現代社会の速度感と平和への感覚を、鋭い言語感覚でつかまえる詩集です。都市、身体、メディアの気配を交差させながら、日常の言葉を詩へ変換します。

速度の時代に、平和の感触を言葉で探る詩集。

現代社会速度平和

『オウバアキル』は、三角みづ紀の第一詩集です。過酷さと幸福感が同時に立ち上がる言葉で、身体感覚、傷つきやすさ、日常の違和を鋭くすくい取ります。

現実の痛みと幸福の感覚が、若い言葉の切実さとして立ち上がります。

96ページ
身体感覚
久谷雉 受賞

久谷雉の詩集『昼も夜も』は、日常の時間と身体感覚を、覚醒と夢の境目に置き直す作品集。昼と夜という反復する時間の中で、ことばが世界の手触りを確かめていく。

昼の明るさにも夜の沈黙にも、詩の呼吸がひそんでいる。

284ページ
現代詩時間身体日常
中村恵美 受賞
火よ!

強い呼びかけを題名に掲げる詩集。炎のイメージを通じて、身体、記憶、感情の揺れをまっすぐな言葉で立ち上げ、抑えきれない生の熱を詩の中に置く。

火への呼びかけが、身体の奥に残る記憶と生の熱を詩の言葉へ変える。

現代詩身体記憶
日和聡子 受賞
びるま

『びるま』は、日和聡子による作品。中原中也賞の対象作として扱われている。

日和聡子の『びるま』。

『釣り上げては』は、アーサー・ビナードによる作品。中原中也賞の2001年回で受賞に選ばれ、同時代の文学・出版の中で評価された。

中原中也賞で受賞となった、アーサー・ビナードの『釣り上げては』。

109ページ
ことば生の感覚
蜂飼耳 受賞
いまにもうるおっていく陣地

『2000』は作者による受賞作。作品名が示す主題を軸に、人物や時代の感触を読ませる。

『2000』は、受賞作として読み継がれる作品です。

文学賞受賞作人間関係時代の感触
和合亮一 受賞
AFTER

『AFTER』は、和合亮一による詩集。受賞対象となった作品で、題名が示す人物、場所、記憶、社会的状況を軸に読ませる。

AFTERは、詩集としての輪郭と和合亮一の関心が重なる作品。

受賞作詩集現代文学
宋敏鎬 受賞

『ブルックリン』は、宋敏鎬による現代詩の作品。中原中也賞で評価された作品として、作者の関心や時代性が表れた一作である。

中原中也賞で注目された、宋敏鎬の個性がうかがえる作品。

122ページ
現代詩中原中也賞

『もしくは、リンドバーグの畑』は、長谷部奈美江による作品で、1997年の中原中也賞で受賞対象となった。思潮社から刊行された作品として読まれている。

中原中也賞で受賞対象となった『もしくは、リンドバーグの畑』。

95ページ
豊原清明 受賞
夜の人工の木

『夜の人工の木』は豊原清明による作品。

豊原清明による『夜の人工の木』。