書籍情報
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2015-05-14
- ページ数
- 341ページ
- 言語
- 日本語
- カテゴリ
- Kindleストア/Kindle本/文学・評論/小説・文芸/日本の小説・文芸
方石――人々を魅了してやまない、様々な服飾品に変じることのできる立方体。この技術のメッカである神与島で、アトリエ・白幽堂を営む白堂瑛介は17歳の若き方石職人。方石を学ぶため、東京からやってきた下宿人の少女・黒須宵呼とともに暮らしている。 そんな瑛介は、本業である方石修繕の傍ら、人々を惑わす石――魔石の蒐集をし、その身請け人となっていた。 ある日、知人の方石研究者・涼子の依頼で連続方石窃盗事件を追うこととなった瑛介は相棒・猿渡とともに調査を開始する。しかし、そこには宵呼を巻き込んだ驚くべき真実が隠されていた――。
レビュー
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展開がだるい
前半を読んでいるときは面白いかもと思いました。 キャラはクール毒舌キャラの主人公とドジっこのヒロインという そんなに珍しくもない取り合わせですが、会話が面白くてくすりと笑える感じです。 ですが、真ん中あたりを過ぎても日常シーンばかりで物語がだんだん飽きてきます。 後半から急にばたばたと動き出しますが、 今度はかなりの急展開で、キャラの過去なども絡んできて、 ちょっと読者を置き去りにしているという印象です。 正直、続編が出てもあまり読みたくはないと思いました。
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ラノベはあんまり読めないですが、 '初心者'だそうも言える私にも読み易い。 読み易くでも深度のある話でありながら、きっちりかみ合うストーリー。 甘っぽく青春をよくぞ語っているんだと思います。 短所と言えば ミステリーのくせに緊張感が薄い。 あいだあいだにイラストがまったく無ない。 これくらいですね。 PVに引かれたあなた ! 迷よわずに !!
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微妙
ファンタジーな世界観で描かれる、方石をテーマにした物語です。 白幽堂を営む少年とそこに居候する事になった少女を中心に進んでいくのですが、 全体を通して面白くなかったです。 特に、少年の正体は・・・・・。 読者にサプライズを届けたかったのかもしれないが、 届いたのはがっかり感しかなかった。 それがなければ、後味は悪くなかったかなと思います。
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シリーズ第一作、という感じ。(=全部書ききってない感がある)
※ネタバレ微妙に含みます。 一読、少し硬めの王道。みたいな感じでした。 伏線の張りと開放、に所謂「カタルシス」なるものを味わいたい人にとっては本作は物足りないかもしれません。 そのかわり、次に繋がりそうな要素が結構全編を見渡して見受けられました。 (だから僕はこの作品のちゃんとした評価みたいなものが下されるのは二、三巻でてからなのではないかな?と思っています) 電撃大賞の作品なので、多分文字制限がなかったらもっと骨太の作品になっていたようなそんな感じがします。 でも、そんな中でも物語の根幹(方石の仕組み、とかキャラ立て)についてはしっかり書かれていたように思われます。(まぁ悪役のあの子はちょっと不遇かな汗、とか過去の話とか疑問とか批判したくなるところはありますが、それは上記と通り単純にページ数の問題だと僕は考えているので、スルーします) 話の展開が型通りって言われたらそれまででですが、会話とか結構スムーズで突っかかるところは殆どなかったし、キャラを十分に掴みながら、最後までスッキリ読めるっていうのは、大きいのではないかとおもいます。 文章もちょうど言い硬さ(無駄に硬くなく)僕はその口なのですが、久しぶりに軽いものが読みたいなーという人には二三時間くらいで読めていいんじゃないかなぁ、とおもいます。 それから方石のシステムが色々いじれそうで面白そうでした。(アニメみたいな着飾る衣装でも、戦闘服にできてしまう(科学的な何かで説得力を含ませながら)っていうのと「方石の組成式(科学的なもの)を発動すれば着ることができるという前提がまかり通っている宗教性(科学とは反対なもの)」みたいな逆説性が個人的には好みでした^^) 個人的には二作目はこれの二倍くらいのボリュームの奴を読んでみたいです。その上で か決めたいと。 このまま終わってしまうなら迷うことなく星三にしますが、続編が出ることに、その続編に期待して四つにしておこうとおもいます。
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方石、それは衣服を宿す古来から伝わる石の事…
第21回電撃小説大賞 「大賞」受賞作品 メディアワークス文庫より 衣宿りたる石「方石」を主軸に置緻密な世界観の元に紡がれた物語 あらすじは 様々な装飾品に変化する立方体の石「方石」その技術のメッカとも言われる神与島で方石修繕専門のアトリエを営む白堂瑛介は仕事の傍ら、所持者の運命を狂わせる方石、「魔石」と呼ばれ忌み嫌われる方石を探し、その身請け人となっていた。ひょんな事から、彼は自らのアトリエで東京から来たインターンステイの学生である黒須宵子を預かる事になる。 そんな中、恩人から依頼される方石窃盗事件の調査。その方石は宵子の過去にも深く関わっていた。 といった感じです。 ストーリーで徐々に謎が明らかになって行く過程はテンポが良く、設定はやや細かく難解なものも少しあるものの、それも作品の特徴と言えば納得出来るものでした。 同時期発売の「ちょっと今から仕事やめてくる」と異なり、作品が衣服に比重をおいたものである点や、登場人物が多く各キャラクターを意識しやすくする為にも挿絵が無かった事は非常に残念に思えます。そう考えると電撃文庫の方で出てもらった方が個人的には嬉しかった作品かもしれません。 今巻のテーマとしては「永遠」と「継続」、「オリジナル」と「オリジナルの完全な模造品」、といった対立構造ができていましたが、これは作品によって、場合によっては読者1人1人によっても考え方が異なりそうで、その点はとても興味深かったです。 話は非常に面白く次巻が出た時は是非買いたいですが、電撃小説大賞の「大賞」としては少しインパクトに欠ける点と挿絵の観点から少し低めに見積もって評価は3としたいと思います。
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小説の世界に引き戻してくれた作品
ずーっと小説を読むとゆうことから離れてしまっていましたが、この作品は読みやすく、キャラクターも魅力的で設定も方石とゆう設定にとても惹かれました☆
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主軸キャラには好感だが、設定面や敵側の掘り下げ不足か
変身用アイテムである方石という技術が存在する世界。 方石という小道具を中心に描かれたミステリアスな雰囲気はなかなかのもの。 であるが、その独特な小道具自体に対しての説明、それをとりまく社会についての説明が少なく、 μ(ミュー)だφ(ファイ)だと新しい方石とその特殊性がドンドン出てきて、 「それはどうスゴイのか?どうヤバイのか?」 という点の理解が進まないうちに、最後まで押し流されたのが正直なところだった。 また、方石の能力にアクションシーンを補助するような役目まで与えてしまったことが 一部シーンの安っぽさに直結しているような気がしてならない。 せっかくの物語の雰囲気を、ライト過ぎるSF設定が壊してしまったように思えた。 主役である白堂瑛介と黒須宵呼、そして白堂の仕事上の相棒である猿渡の3名については 非常に好感のもてるキャラに仕上がっており、世界観と設定の荒さが勿体無い限りである。
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もう少し絞り込んでも良かったのでは
『方石』と呼ばれる不思議な石を巡る物語は,そこに込められたさまざまな効果から, それらを駆使するエンタメ寄りの作品かと思いきや,あくまでもきっかけ程度の扱いで, 魅了され,果ては取り憑かれ,狂気へと墜ちていく様子すらも描いた一冊となっています. ただ,語られるギミックはおもしそうに映るものの,出てくる方石の数が多めに思え, 名前やシリーズの把握もそうですが,石に対する強い魅力やイメージが湧いてきません. また,実在する歴史にこの世界の歴史を混ぜ込み,当たり前のように語るかと思えば, 石にまつわる部分では説明的な言い回しが増えるなど,ややちぐはぐな印象を受けます. さらに,終盤にある唐突なバトルとその決着は,それまでとは異なり違和感を覚えました. このほか,少年たちの過去や驚きの秘密も,思いの外にあっさり明かされてしまうなど, 石の多さも含めて,あれこれと詰め込んだ割には浅く広くで終わってしまった感は拭えず, 先への広がりを持たせられる題材だけに,もう少し絞り込んでも良かったのではと思います.
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