日本の文学賞

← ホームに戻る

有馬 頼義

ありま よりちか

Arima Yorichika

ペンネーム: 有馬 頼義本名兼ペンネーム

プロフィール

性別
男性
生誕
1918-02-14 (日本・東京府東京市赤坂区青山(現・東京都港区青山))
死没
1980-04-15 (日本・東京都杉並区駒崎病院) 62歳
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家
活動期間
1937年〜1980年
影響を受けた人物
江戸川乱歩, 小酒井不木, 夢野久作, 浜尾四郎, コナン・ドイル, エドガー・アラン・ポー, 大佛次郎, 志賀直哉, 丹羽文雄, 片岡鉄兵, ギュスターヴ・フローベール, アンドレ・ジイド

学歴

早稲田第一高等学院
国: 日本

受賞歴

国民演劇脚本情報局賞
1944
対象作品: 晴雪賦
主催: 国民演劇脚本情報局
結果: 受賞
直木賞
1954
対象作品: 終身未決囚
主催: 直木賞運営委員会
結果: 受賞
日本探偵作家クラブ賞
1959
対象作品: 四万人の目撃者
主催: 日本探偵作家クラブ
結果: 受賞
菊池寛賞
1974
対象作品: 東京大空襲・戦災誌
主催: 東京空襲を記録する会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

直木三十五賞 1回登壇
  1. 受賞作: 終身未決囚

    有馬頼義の小説。1954年に作品社から単行本として刊行され、同年上半期の直木三十五賞を受賞した作品で、戦後社会の不安と人間の追い込まれた心理を描く。

    社会の枠のなかで身動きの取れない人物を中心に、罪、待機、孤立が人間の内面に及ぼす圧力を描いた小説。

    266ページ
    戦後文学罪と拘束孤立直木賞
  1. 受賞作: 四万人の目撃者

    『四万人の目撃者』は、有馬頼義による推理小説である。受賞時期の文学・文化状況の中で評価された作品として、作者の関心や時代の空気を伝える。

    『四万人の目撃者』は、有馬頼義の仕事の中で受賞歴と結びついて記憶される一作である。

    犯罪謎解きサスペンス

作品

代表作

ガラスの中の少女

1958年 短編小説

短編推理小説で、2度映画化された。

推理小説人間性社会問題
映像化・舞台化
  • [映画] ガラスの中の少女 (1960)
  • [映画] ガラスの中の少女 (1988)

兵隊やくざ

1964年 戦争小説

型破りな初年兵を主人公にした戦争小説で、大映で映画化されシリーズ化した。

戦争悪漢小説
映像化・舞台化
  • [映画] 兵隊やくざ (1965)

四万人の目撃者

1958年 社会派推理小説

高山検事を主人公にした三部作の一つ。

推理小説社会問題
映像化・舞台化
  • [映画] 四万人の目撃者 (1960)

全著作

  • 崩壊
  • ある父と子の話
  • 経堂日記
  • 蕩児
  • 終身未決囚
  • 皇女と乳牛
  • 姦淫の子
  • 少女娼婦
  • やどかりの詩
  • 空白の青春
  • 毒薬と宰相
  • 三十六人の乗客
  • 幽霊の唄が聞えてくる
  • 失脚
  • この手が人を殺した
  • 四万人の目撃者
  • 美貌の歴史
  • 象牙座殺人事件
  • 夜の配役
  • バラ園の共犯者
  • 現行犯
  • 黒いペナント
  • リスとアメリカ人
  • 裁かれる人々
  • 葉山一色海岸
  • 遺書配達人
  • 殺意の構成
  • 火と風の論告
  • 風熄まず
  • 化石の森
  • くちびるに紅を
  • 謀殺のカルテ
  • 行列の中の彼
  • 悪夢の構図
  • 虚栄の椅子 長兵衛と権八
  • 女波
  • 背後の人
  • 月光
  • 殺すな
  • 山河ありき
  • 悪魔の証明
  • 結婚の夜
  • 少年の孤独
  • 狼葬
  • 隣りの椅子
  • ある恋のために
  • 風のない夜
  • 三人の求婚者
  • 聖夜の欲情
  • 風塵に消えた館
  • 貴三郎一代
  • 生存者の沈黙
  • 夕映えの中にいた
  • 赤い天使
  • 母 その悲しみの生涯
  • 廃墟にて
  • 小隊長、前へ
  • 巡査の子
  • 密室の眠り
  • 悠久の大義
  • 少女の語り
  • 二・二六暗殺の目撃者
  • 宰相近衛文麿の生涯
  • 小説昭和事件史
  • 郵便兵の反乱
  • 原点
  • 有馬頼義の本
  • 東京空襲19人の証言
  • 続・隣りの椅子
  • 小説靖国神社
  • 大陸
  • 山の手暮色
  • 乃武子の災難

翻案

  • ガラスの中の少女(1960年、1988年)
  • 兵隊やくざ(1965年)
  • リスとアメリカ人(1959年)
  • 四万人の目撃者(1960年)
  • 赤い天使(1966年)
  • 遺書配達人(1972年)

作風・主題

文体
中間小説社会派推理小説私小説的発想自然主義文学傾倒
頻出モチーフ
戦争批判人間の疎外社会問題薬物依存症

健康

  • 薬物依存症
    晩年
    執筆活動を遠ざけた
  • 脳溢血
    1980年
    死因

評価・遺産

有馬頼義は戦後の社会派推理小説の第一人者であり、戦争体験を基にした作品群で高く評価されている。

関連学会

  • 日本推理作家協会

大衆文化への影響

  • 弟子や知己の作家に影響を与えた

引用

  • 私の推理小説は私小説的発想によって書かれている。
    出典: 『推理小説入門 一度は書いてみたい人のために』 (1960年)

豆知識

  • 東急フライヤーズのテストを受けたことがある
  • 成蹊大学硬式野球部の監督を務めた