日本の文学賞

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麻生 三郎

あそう さぶろう

Aso Saburo

別名: A. Saburo
ペンネーム: 蒼野 颯人短編やエッセイで使用

プロフィール

性別
男性
生誕
1968-04-15 (福岡県福岡市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
福岡県福岡市(出生地) → 東京都新宿区(在住)

経歴

職業
小説家, 評論家
活動期間
1994年〜
所属
九州文学会
所属団体
日本ペンクラブ
影響を受けた人物
川上弘美, 太宰治
影響を与えた人物
田中一郎, 中村美和

学歴

九州大学
文学部 / 日本文学科
学位: 文学士
期間: 1987–1991
卒業年: 1991
国: 日本
近現代文学を専攻

受賞歴

九州新人文学賞
2000
対象作品: 海峡の午後
主催: 九州文学振興会
結果: Winner
全国短編文学賞
2010
対象作品: 夜明け前の街
主催: 全国文学連盟
結果: Winner
東京市民文学賞
2018
対象作品: 午後の闇
部門: 長編小説
主催: 東京文化振興財団
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 人と雲

    麻生三郎の「人と雲」は、1963年の芸術選奨文部大臣賞の対象となった絵画作品。戦後日本の具象表現を代表する画家らしく、人体と空間、重く沈む色調、存在の不安を画面に凝縮した作品として位置づけられる。

    人の姿と雲の気配が、重い色調のなかで向き合う。

    絵画具象表現戦後美術人体存在の不安

作品

代表作

海峡の午後

1999年 長編小説 320ページ

港町を舞台に、帰郷と家族の記憶をめぐる群像劇。静謐な描写と抒情的な語り口で評価された長篇。

疎外家族帰郷
映像化・舞台化
  • [映画] 海峡の午後 / 山本太郎 (2003)
翻訳
  • 英訳: 'Afternoon at the Strait'(訳:John Doe)

岸辺の記憶

2004年 中編小説 180ページ

老人と少年の交流を通して戦後の記憶や喪失を問う中篇。簡潔な筆致が特徴。

記憶世代間の断絶戦後
映像化・舞台化
  • [舞台] 岸辺の記憶(舞台) / 佐藤望 (2006)
翻訳
  • 英訳: 'Memories of the Shore'(訳:Anna Lee)

夜明け前の街

2009年 短編集 240ページ

都会の日常に潜む孤独と再生を描いた短編を集めた作品集。短い余白を生かす作風が特徴。

都市孤独再生
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] 夜明け前の街 / 井上真一 (2011)
翻訳
  • 英訳: 'Town Before Dawn'(訳:Jane Smith)

午後の闇

2017年 長編小説 360ページ

都市化が進む現代社会で失われるアイデンティティを追う長篇。深い心理描写と社会への冷静な視線が特徴。

アイデンティティ孤立都市化
映像化・舞台化
  • [朗読公演] 午後の闇(朗読) / 山田健 (2019)
翻訳
  • 英訳: 'Afternoon Darkness'(訳:Emily Clark)

全著作

  • 海峡の午後(1999)
  • 岸辺の記憶(2004)
  • 夜明け前の街(2009)
  • 午後の闇(2017)
  • 短夜の匂い(1996、短篇集・初期作品集)

翻案

  • 海峡の午後(映画化、2003)
  • 岸辺の記憶(舞台、2006)
  • 夜明け前の街(テレビドラマ、2011)

作家による翻訳

  • ジョン・チーヴァー短篇選(翻訳・部分)

作品の翻訳

  • 海峡の午後 — 英訳 'Afternoon at the Strait'(2005)
  • 夜明け前の街 — 韓訳 '새벽 전의 도시'(2013)

作風・主題

文体
静謐な描写内省的な語り抒情的な文体
頻出モチーフ
海と岸辺境界・境遇の揺れ記憶と喪失

評価・遺産

地方と都市のはざまで記憶と孤独を描き続けた作家として評価される。地域文学の活性化に寄与し、中堅作家として安定した支持を持つ。

記念館・博物館

  • 麻生三郎文学記念館 福岡県北九州市小倉区1-1-1 2022年開館

関連学会

  • 九州文学会
  • 日本近代文学会

資料所蔵先

  • 九州大学附属図書館文学資料室

大衆文化への影響

  • 映画化された作品が地方映画祭で話題となった

引用

  • 言葉は海のように深く、岸を忘れさせる。
    出典: 海峡の午後(1999年) (1999年)
  • 小さな街の匂いが、物語を育てる。
    出典: 夜明け前の街(2009年) (2009年)

豆知識

  • 執筆前に毎朝同じ喫茶店でコーヒーを飲む。
  • 散歩をしながらアイデアをまとめる習慣がある。
  • 好きな作家は太宰治と川上弘美であると公言している。