日本の文学賞

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ドン・ウィンズロウ

ドン・ウィンズロウ

Don Winslow

プロフィール

性別
男性
生誕
1953-10-31 (ニューヨーク)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語

経歴

職業
作家, 小説家
活動期間
1991年〜

学歴

ネブラスカ大学
ジャーナリズム
学位: 学士/修士(複数分野)
国: アメリカ合衆国
アフリカ史の学士号、軍事史の修士号を有するとされるが出典により詳細不明。

受賞歴

エドガー賞(処女長編賞)
1991
対象作品: ストリート・キッズ
部門: 処女長編賞
主催: アメリカ探偵作家クラブ
結果: Nominee
ファルコン賞
1994
対象作品: ストリート・キッズ
主催: マルタの鷹協会
結果: Winner
このミステリーがすごい!(国内ランキング)
1995
対象作品: ストリート・キッズ
主催: 宝島社(ランキング)
結果: 2nd place
バリー賞(長編賞)
1998
対象作品: ボビーZの気怠く優雅な人生
部門: 長編賞
主催: バリー賞運営団体
結果: Nominee
シェイマス賞(長編賞)
2000
対象作品: カリフォルニアの炎
部門: 長編賞
主催: アメリカ私立探偵作家クラブ
結果: Winner
ハメット賞(ノミネート)
2005
対象作品: 犬の力
主催: 国際推理作家協会 北米支部
結果: Nominee
バリー賞(長編賞)
2006
対象作品: 犬の力
部門: 長編賞
主催: バリー賞運営団体
結果: Nominee
マカヴィティ賞(長編賞・ノミネート)
2006
対象作品: 犬の力
部門: 長編賞
主催: 国際ミステリ愛好家クラブ
結果: Nominee
日本冒険小説協会大賞
2009
対象作品: 犬の力
主催: 日本冒険小説協会
結果: Winner
週刊文春ミステリーベスト10(国内ランキング)
2009
対象作品: 犬の力
主催: 週刊文春
結果: 2nd place
このミステリーがすごい!(第1位)
2010
対象作品: 犬の力
主催: 宝島社(ランキング)
結果: 1st place
ファルコン賞
2010
対象作品: 犬の力
主催: マルタの鷹協会
結果: Winner
ドイツ・ミステリ大賞(翻訳部門 第1位)
2011
対象作品: 犬の力(翻訳)
主催: ドイツ・ミステリ大賞運営
結果: 1st place (translation)
日本冒険小説協会大賞
2010
対象作品: フランキー・マシーンの冬
主催: 日本冒険小説協会
結果: Winner
ファルコン賞
2011
対象作品: フランキー・マシーンの冬
主催: マルタの鷹協会
結果: Winner
CWA イアン・フレミング・スチール・ダガー賞(ノミネート)
2010
対象作品: 野蛮なやつら
主催: 英国推理作家協会
結果: Nominee
ドイツ・ミステリ大賞(翻訳部門 第2位)
2012
対象作品: 野蛮なやつら(翻訳)
主催: ドイツ・ミステリ大賞運営
結果: 2nd place (translation)
ファルコン賞
2016
対象作品: 失踪
主催: マルタの鷹協会
結果: Winner

受賞・候補エディション

シェイマス賞 1回登壇
  1. 受賞作: カリフォルニアの炎

    『カリフォルニアの炎』は私立探偵小説の系譜にある犯罪小説。カリフォルニアの光と暴力を背景に、事件の裏側にある欲望と喪失を追います。

    『カリフォルニアの炎』は、私立探偵を軸に人物と時代の手触りを描く作品です。

    私立探偵犯罪カリフォルニア
  1. 受賞作: 犬の力

    麻薬戦争の長い連鎖を、捜査官、カルテル、娼婦、聖職者らの視点から描く犯罪小説。国家、暴力、復讐の構造を重層的に追う。

    正義が削られていく戦場で、復讐だけが年月を越えて残る。

    574ページ
    犯罪ノワール翻訳ミステリー
  2. 『フランキー・マシーンの冬』は、ドン・ウィンズロウによる作品。謎の気配と人間関係の緊張を積み重ね、真相へ向かう過程に濃い読み味を持たせたミステリー。

    『フランキー・マシーンの冬』は、言葉の密度と題材の力で読者を作品世界へ導く。

    318ページ
    記憶時間人間関係表現の力
  1. 受賞作: ザ・カルテル

    麻薬王アダン・バレーラとDEA捜査官アート・ケラーの宿命を軸に、メキシコ麻薬戦争の暴力、政治、報復の連鎖を描く大作。日本語版は角川文庫の上下巻で刊行され、娯楽小説の推進力と現実への怒りが結びついている。

    静寂の先で、麻薬戦争はさらに血を求めて動き出す。

    麻薬戦争犯罪小説復讐政治腐敗

作品

代表作

ストリート・キッズ

1991年 ハードボイルド / 犯罪小説

駆け出し探偵ニール・ケアリーを主人公とするシリーズ第1作。作者自身の調査員としての経験を下敷きにしたハードボイルドな私立探偵小説。

探偵・私立探偵犯罪暴力
翻訳
  • ストリート・キッズ

犬の力

2005年 犯罪小説 / 社会派

米国の麻薬戦争や腐敗、法制度の裏側を描く大作。複数の世代と視点を交えて、犯罪組織や政府機関の絡む長大な物語を展開する。

麻薬取引国家と犯罪復讐家族と忠誠
映像化・舞台化
  • [映画(企画)] 犬の力(映画化企画) / Nicolai Arcel (planned)
翻訳
  • 犬の力

野蛮なやつら

2010年 スリラー / クライム

カリフォルニアの若い起業家たちとメキシコの麻薬カルテルが交錯する危険な物語。友情と暴力、愛憎が交錯する。

麻薬カルテル友情暴力権力と腐敗
映像化・舞台化
  • [映画] 野蛮なやつら / SAVAGES / Oliver Stone (2012)
翻訳
  • 野蛮なやつら

夜明けのパトロール

2008年 アクション / クライム

刑事アクション要素の強い犯罪小説。組織犯罪や個人の葛藤を描く。

刑事組織犯罪忠誠
翻訳
  • 夜明けのパトロール

ボビーZの気怠く優雅な人生

1997年 アクション / クライム

犯罪と陰謀に巻き込まれた元ボクサーをめぐるサスペンス。映画化もされた作品。

アイデンティティ陰謀暴力
映像化・舞台化
  • [映画] ボビーZ / John Herzfeld (2007)
翻訳
  • ボビーZの気怠く優雅な人生

ダ・フォース

2017年 警察小説 / クライム

腐敗した警察組織とその内部での権力闘争を描く重厚な警察小説。

警察腐敗権力倫理
翻訳
  • ダ・フォース

全著作

  • ストリート・キッズ
  • 仏陀の鏡への道
  • 高く孤独な道を行け
  • ウォータースライドをのぼれ
  • 砂漠で溺れるわけにはいかない
  • 歓喜の島
  • ボビーZの気怠く優雅な人生
  • カリフォルニアの炎
  • 犬の力
  • 夜明けのパトロール
  • 野蛮なやつら
  • フランキー・マシーンの冬
  • ザ・カルテル
  • ザ・ボーダー
  • 業火の市
  • 陽炎の市
  • 終の市
  • ダ・フォース
  • 壊れた世界の者たちよ
  • 失踪

翻案

  • ボビーZ(2007年、映画)
  • 野蛮なやつら / SAVAGES(2012年、映画)

作品の翻訳

  • 犬の力(日本語訳:東江一紀)
  • 野蛮なやつら(日本語訳:東江一紀)

作風・主題

文体
ハードボイルド社会派犯罪小説スリラー風の叙述
頻出モチーフ
麻薬とカルテル権力の腐敗復讐と忠誠国境・越境

評価・遺産

ドン・ウィンズロウは米墨の麻薬戦争や警察腐敗を描いた社会性の強い犯罪小説で国際的評価を得た作家である。翻訳と映像化によって世界的な知名度を広げた。

大衆文化への影響

  • 映画化・ドラマ化の企画が多数進行し、大衆文化への露出が増加。

引用

  • (出典により)自分は執筆中毒だ、という旨の発言が確認されている。
    出典: SignOnSanDiego.com(インタビュー・アーカイブ) (2008年)

豆知識

  • 幼少期は海軍下士官の父の勤務に伴い各地を転々とした。
  • 同姓同名の人物との混同でポルノ作家疑惑が生じたが本人は否定している。
  • 代表作『犬の力』は日本でも高い評価を受け、複数の賞を受賞・ノミネートされた。