日本の文学賞

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円城寺 次郎

えんじょうじ じろう

Enjoji Jiro

ペンネーム: 円城寺 朔初期短編で使用

プロフィール

性別
男性
生誕
1978-07-13 (鹿児島市(鹿児島県))
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
鹿児島市(出生) → 横浜市(在住) → 東京都・港区(居住)

経歴

職業
小説家, 短編作家, エッセイスト
活動期間
2002年〜
所属
文芸同人『海風』, 早稲田大学非常勤講師
所属団体
日本ペンクラブ
影響を受けた人物
川端康成, 村上春樹, 安部公房
影響を与えた人物
田中遥, 山崎透

学歴

早稲田大学
文学部 / 日本文学科
学位: Bachelor of Arts
期間: 1996-2000
卒業年: 2000
国: 日本
在学中に文芸誌でデビュー

受賞歴

海影文学賞
2019
対象作品: 波の標本
部門: 小説部門
主催: 海影財団
結果: 受賞
新風賞
2006
対象作品: 灯台の午後
部門: 短編部門
主催: 新風文学会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 日本名陶百選展

    『日本名陶百選展』は、日本陶磁の名品を選び抜いて紹介した展覧会である。時代や産地を横断して陶芸の造形、釉調、用途の美を見せる構成により、鑑賞者が日本陶磁の広がりを体系的にたどれる場を作った。

    日本陶磁の名品を横断的に見せ、鑑賞と研究を結びつけた展覧会。

    日本陶磁展覧会工芸史名品選

作品

代表作

波の標本

2019年 長編小説 312ページ

海辺の町を舞台に、記憶と喪失を巡る家族の物語。過去の断片が潮のように現れては消える構成で、詩的な描写が特徴。

記憶喪失家族
映像化・舞台化
  • [映画] 波の標本 / 高橋直人 (2022)
翻訳
  • 英訳版: Specimens of the Waves(翻訳: サイトウ・アンナ)

灯台の午後

2006年 短編小説 36ページ

孤立した灯台守とそこを訪れる若者をめぐる短編。時間の流れと他者との邂逅が静かに描かれる。

孤独時間偶然

夜の断片

2014年 短編集 224ページ

夜と海をモチーフにした短編集。各話が断片的な視点で綴られ、静かな余白を残す作風。

記憶断片化
翻訳
  • 英訳抜粋集:Fragments of Night(選訳あり)

全著作

  • 灯台の午後(2006)短編
  • 短夜録(2008)短編集
  • 夜の断片(2014)短編集
  • 波の標本(2019)長編小説
  • 潮の断章(2021)エッセイ集

翻案

  • 波の標本(映画化、2022)

作家による翻訳

  • レイモンド・カーヴァー短篇選(翻訳、2010)

作品の翻訳

  • 波の標本 — 英訳(2020)
  • 夜の断片 — 仏訳(2021)

作風・主題

文体
叙情的で抑制の効いた文体比喩と余白を生かす描写
頻出モチーフ
灯台記憶の断片潮の匂い

健康

  • うつ病
    2014-2016
    創作活動の停滞と作品テーマの変化(内省的・抑制的描写の深化)

評価・遺産

現代日本文学において海と記憶を主題にした静謐な作風で評価される。若い世代の作家に影響を与え、文芸誌や大学での講義を通じて後進の育成にも寄与している。

関連学会

  • 現代文学研究会

資料所蔵先

  • 早稲田大学文学部アーカイブ(原稿所蔵)

大衆文化への影響

  • 波の標本の映画化により若年層の間で話題に

引用

  • 海は記憶を洗い流すのではなく、むしろ拾い集めて身体に重ねるのだ。
    出典: 波の標本(2019) (2019年)

豆知識

  • 幼少期に海辺で過ごした経験が作品世界に繰り返し影響を与えている。
  • コーヒー好きで執筆時は必ずブラックコーヒーを淹れる。