日本の文学賞

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藤田 貴大

ふじた たかひろ

Fujita Takahiro

プロフィール

性別
男性
生誕
1985-04-27 (北海道伊達市)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
劇作家, 演出家, 作家, 舞台演出家
活動期間
2007年〜
影響を受けた人物
平田オリザ, 蜷川幸雄
ノミネート
鶴屋南北戯曲賞 候補(『cocoon』)

学歴

桜美林大学
文学部総合文化学科 / 総合文化学科(演劇関連)
期間: 2003-2007
卒業年: 2007
国: 日本
在学中に平田オリザの影響を受け、演劇活動に関与

受賞歴

岸田國士戯曲賞(第56回)
2011
対象作品: かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。
主催: 岸田國士戯曲賞選考委員会
結果: winner
横浜文化賞(文化・芸術奨励賞)
2014
部門: 文化・奨励芸術賞
主催: 横浜市
結果: recipient
読売演劇大賞(優秀演出家賞・第23回)
2016
対象作品: cocoon(再演)
部門: 優秀演出家賞
主催: 読売演劇大賞運営委員会
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 帰宅の合図、食卓を待つ時間、潮の匂いがする世界をめぐって、家族や共同体の記憶を重ねる戯曲。親密な言葉と身体の反復を通じて、帰る場所を求める感覚と失われた時間を舞台化する。

    帰る合図と食卓の記憶が、失われた場所への思いを呼び起こす。

    200ページ
    現代戯曲家族帰る場所記憶共同体

作品

代表作

かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。

2012年 戯曲

複数の短い断章をリフレインでつなぎ、個々の登場人物の断片的な日常と感情を浮かび上がらせる群像劇的な構成の戯曲。

リフレイン日常の断片記憶と時間

cocoon

2013年 戯曲/舞台作品

漫画家・今日マチ子のモチーフをもとに製作された舞台作品。視覚を観客の想像に委ねる素舞台的表現とリフレイン的構成が特徴。再演が高く評価され、演出賞を受賞した。

視覚の余白モノローグと対話繰り返し構造

季節を告げる毳毳は夜が知った毛毛毛毛

2020年 小説

詩的な語りを取り入れた短編連作的な小説集。断片化された情景と人物の内面が重なり合う作品群。

断片化記憶季節感

T/S

2024年 小説(連載・単行本)

文芸誌連載を経て刊行された長編・中編の作品。作家性の強い言語表現と物語の断片的接合が特徴。

語りの断片言語実験

全著作

  • かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。(2012年、白水社)
  • cocoon(戯曲・2013年)
  • Kと真夜中のほとりで(詩集・2017年、青土社)
  • 季節を告げる毳毳は夜が知った毛毛毛毛(小説・2020年、河出書房新社)
  • T/S(小説・2024年、筑摩書房)

作風・主題

文体
リフレインを多用する構成モノローグと対話のシームレスな混在視覚の多くを観客の想像に委ねる素舞台志向
頻出モチーフ
繰り返し(リフレイン)日常の断片時間と記憶の揺らぎ

評価・遺産

若手演劇界を代表する劇作家・演出家の一人として評価され、マームとジプシーを主宰して現代演劇の表現を広げた。戯曲・小説ともに言語と断片的構成を用いた独自の作風が注目されている。

大衆文化への影響

  • NHK BSプレミアム「ネクストブレイカー」出演(2017年)
  • NHK『SWITCHインタビュー 達人達』出演(2018年)

引用

  • 24歳で初アゴラというのは、自分としてはすごく遅かったと思っています。
    出典: インタビュー(Performing Arts Network Japan、2011年) (2011年)

豆知識

  • 10歳で地元の市民劇団に入団し子役から活動を始めた。
  • 大学在学中に「荒縄ジャガー」を主宰し、その後2007年に「マームとジプシー」を旗揚げした。
  • 幅広いジャンルの作家とコラボレーションする「マームと誰かさん」シリーズを継続している。